表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/52

14話:どうしてこうなった 2

凍結(フリーズ)!」

「きゃあ!」

 

 少女の足元の床が凍り、狙い通り、少女は足を滑らせて尻餅をついた。

 悲鳴は可愛いものだ。

 そうニヤ付きながら、何気なく一歩足を動かした俺は、つるりと足を滑らせた。

 魔法の範囲指定をミスったらしい。


「ぎゃあ!」


 俺はバランスを崩し、前のめりに倒れた。

 ちょうど尻餅をついた少女の上に被さるように。

 下にいる少女と至近距離で目が合う。

 マズい。非常にマズい状況。

 

 女性に触れることすらほとんどなかった俺は、思いっきり動揺する。

 その熱に押し流されるように、俺が柔らかそうな少女の唇を見つめて思わず口を尖らせかけたそのとき──

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ