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LHZ002_『彼女の大災害ー天降る霈』

どうも、JIKUです。

書溜め第2弾、一昨年の仕事中にふと思いついてツィッターで呟いたキャラクターです。

続きを書く予定はありませんが、書いちゃったのがあったんで投稿します。


※かなり難しい話題(身体的障害)を含みます、

気分を害される方は閲覧をお控えになることをお勧めします。

――――――――――――――――――――――

初めに、私がなにに気づいたのか理解できなかった…


「?」


眼の中に何かある。何故あることが判るのか判らないまま、妙な気持悪さにを瞬きを…


「っ!?」


目に鋭い痛みが走った。咄嗟に手で目を覆い、痛みが引くまで体を丸めてじっとする。

幸いすぐに収まって、目を閉じたまま手をどけてみる。

また目の中に何かがある。


 まさか


また手で目を覆ってみる、『なに』かが消えた。

どけてみる、ある。覆う、消えた。


 まさか


その眼の中に『なに』があるものか、判ってしまう。


「ま、さか……」


手も声も震えている。手から力を抜くようにして顔からどけて、目を見開いた。


「いたい…」


痛みと共に『なに』かが目の中一杯に広がった。

それらは違っていた、


何が?


判らない、でも知っている筈のものだ。

判らない、私の中の知らない感情が諸共に芽を吹いた。


「…きれい」


言葉は知っている。母が持ってきてくれたレコードを聴いた時

綺麗な音楽だな…と思った事もあった。


でも、この『きれい』は知らなかった


「いたい…いたいよぉ…いたい…」


涙があふれ出る、『初めて受けるひかり』に頭も心もついていけずに鈍い痛みが私の中に境界線を引く。

ただただこの両目が受ける刺激に苦しみ、歓喜した。

今まで多くの言葉を紡いできた口から、たった2つの言葉しか出てこない。

気がつくと、『ひかり』が歪んでいた。眼をこすると指先に涙が伝う


 泣くとよく見えない…


それは嫌だなと思った。

泣き止まなきゃ…と考えた辺りで、私は少し冷静になれた。

上に、光がみえる。

それは3つの色、

ずっと大きく広がる『ひかり』、その中を動く『ひかり』、動かないけど凄く強い『ひかり』

…きっとこれが空なんだ…


「……綺麗な…空だなぁ」


私の目は、見えなかった。


盲目『だった』少女、霈。

彼女のアイディアには結構嬉しい反応を多数いただいて、

その中の1人にアイディアを使っていただくこととなったところ、

その方が冒険者窓口でキャラクターをつくり、

速攻でシナリオまでつくってプレイしたという思い出があります。


彼女の今後はその方にお任せしていますが、

とりあえすプロローグだけは自分でも書いてみたいなあと、いうわけでの投稿です。

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