戦闘
そうのこして声は途切れた。
声が途切れた瞬間、或はシェルターにあるパソコンに飛びつき情報を確認する。
その中には或を含めた11人の名前が載せられている
『間 幸樹』
『鬼塚 鬼瑠耶』
『神谷 雅霧』
『カルメン シュタイン』
『坂本 竜馬』
『千道 楓』
『渚 或』
『前原 幸太』
『間宮 栄人』
『山霧 圭介』
『結姫 姫華』
と11人の名前と顔が表示されるが、見ることができるのはどうやら自分のものだけらしい、しかし或は他のものには目もくれず『渚 或』のをクリックすると、
画面いっぱいに或の情報が広がる、生年月日から親の旧姓、持病まで以上なほど
の欄があるなか或が探している運動能力の場所を見ると『高校生の平均より少し高い運動能力をもつ』としかかかれていない、或は安堵のため息してから思考を切り替える
とにかくここから出なければ
改めて自分の意思を確認した或は自分のシェルター構造を見渡す。
一般的な宇宙船の中のような、中の構造まで鉄で覆われていて、そのなかに鉄でできたベッドがあり、冷蔵庫があり、シャワーがありとまあ鉄でできていることを除けば一般家庭が
おいているものと変わらない、最後に鏡をみて自分の身なりを確認すると、身長は165センチと小さめで少し痩せ形だが筋肉は結構ある、着やせする感じの体系に
上下黒色のスウェットを着込み、髪の色も目の色も黒の地味な感じの自分が写る。
俺は武器庫に行きアニメで見るような少しかっこいいと思った片手直剣を一振りとり、軽く素振りしてみると重すぎてまともに振ることができないがしっかり持って振れば
なんとか振り下ろしと横に薙ぐことくらいならできるのでそれをもって何も考えずにとにかく外にでた。
同じ用にここから出たがっている人がいれば協力して出られるかもしれない、もう……二度と人殺しはごめんだ………
シェルターからでるとそこはジャングルのような場所だった、ヤシの木がうっそうと生え渡り、なんだかわからないがジャングルに生えていそうな木もたくさん生えている、
簡単にいうとまさに無人島のようだった、というか無人島なのだ。大きさもわからなければ、座標もわからないが、とにかくここは無人島なのだ。
そして無人島、であるから故に獰猛な生き物もたくさんいるらしい、むしろ戦王の思いつきによりたくさんの獰猛な生物があえて放し飼いにされているらしい。
おそらくそれを狩って食料にするのだろう。
或はできるだけ音を立てないように気配を消して慎重に進んでいくと、シェルターから出て20分歩いたくらいのところで右の5メートル離れた草むらからガサッと
なにかの音が聞こえた、或はおそるおそるそちらを向き、
背中から剣を引き抜き構えるとガサガサッと一際大きな音をたてて草むらから影が飛び出した、その影は俺の胸元めがけて飛び込んでくる。
「うわッ!!」
俺は情けない悲鳴を上げながら左に思い切り飛び、危険を回避するとすぐに立ち上がって影の正体を見る。
影の正体は金と黒と茶と白が絶妙な感じで縞々になってめちゃくちゃかっこいいデザインになっている生き物―――トラだ。
やはりあの力に頼らなければいけないのか……いや!!俺はここでは絶対に使わない!!使ってたまるか!!
俺はすくんでしまっている足にムチを打ち頭を例のモードに切り替える―――するとスーッと現実が遠くなっていく気がするが逆に全身は軽いほどに動き、周りの動きは止まって見える
ほど遅く見える―――人間は集中力が最大になったとき気分がいい感じになり頭がスーッとする感覚になり周りがゆっくりに見える、そうつまりこの状態だ、しかし人間の
集中力が最大にっていることなんて長くても数秒だし、集中していることを意識した瞬間集中力は途切れてしまうため、この状態に意識的になることができないが、
或は生まれつき意識的にこの状態になれる力がある。しかし、もちろん、さっき言っていた力とは全く別のものだ―――とすぐにトラが今度は一度右に(俺から見て)ステップ
してから切り替えして左へ移動し、そのまま俺に迫ってくる、俺は体を左後ろに傾けながら体重ごと投げ、トラの攻撃範囲から外れると同時に重い剣を構えるとトラが横を通り過ぎるの
に合わせて力いっぱい剣を振り下ろす―――とトラの体に俺の剣がめり込んでいくところまでが鮮明に見え、トラは胴体ごと真っ二つになって地面にグテッとなって大量の血を流しながら
息絶えた。最近の刀は昔の刀と違い、切れ味が落ちたりしないうえに、もとの切れ味も桁違いにあがっている、しかしそれを使うものによって左右もする。
俺はおもむろに袋を取り出し、トラの死骸を袋につめて持ち上げるとやはりかなり重たいので行きの時間の倍はかかると予想したが、シェルターがロックされてしまう
時間には間に合いそうなのでゆっくり帰ることにした。
家路、ではなくシェルターへの帰り道を歩いていると10分くらい歩いたところで「おい、ガキ」と突然太い声の奴に
声をかけられた、俺はそいつを睨みつけるように見ながら言う
「なにかようか」
そいつはかなりの大男で目算で2メートルはある、頭はモヒカンといわれる髪型で色は真っ黒、そしてトゲのアクセサリーのついたノースリーブのエナメル製の
ベストを裸の上に着て、同じくしたも、エナメル製の長ズボンをはいている、確か名前は神谷 雅霧とかいう名前だった。
「その袋の中身、よこせよ」
「食べれるかもわからない果物だぞ、本当に欲しいのか??」
「そんなバレバレの嘘ついてんじゃねーよ、中身、トラ肉だろ??」
こいつ……見てたのか……
「すまんがこいつはやれねーな」
「そうか、なら力ずくだな」
「笑えないな、見てたんだろ、俺、結構強いよ」
「いいだろう、俺は強いやつと戦いたいんだよ、お前をみているとわくわくする」
雅霧はそういいながら背中から結構な大きさの大剣を抜き放つとこちらにゆらりと向けてくる。
どこの戦闘民族だよ、まるい宇宙船にでものって来たの??と心の中でツッコミながら、俺は袋を置き剣を構える、しかし俺はこいつを殺す気は全くないだからこの剣は
形だけ。
俺が構えたのを見て雅霧はにやっと笑うと、大剣を右手で持ち左で支えるようにして左肩に担ぐと
「行くぞー!!」
と叫び俺のほうに突進してくる、
俺はフッと息を吐くと、重たい剣を右下に切っ先を下に向けるように右手で持って構え左手を添える形で構えをとり、集中モードに入ると雅霧の動きをよく見る。
雅霧は「おらーー!!」と絶叫をあげながらこっちに向かってきているが動きは明らかに遅い。雅霧の間合いに入ると雅霧は俺のほうに重そうな大剣を大振りで左肩に担いだ剣を
そのままの高さで横なぎに振ってきた。剣は俺のちょうどおでこを切りつけるくらいなので大剣の間合いを目算で計算して、頭を上半身ごと軽く後ろに倒して避けるとその瞬間、
背筋に悪寒が走った、俺はなにかを察知して体を思い切り体ごと後ろに投げて体がほとんど地面と平行になるほど傾けて地面に倒れこむと同時に―――俺の後ろにあった岩が
ものすごい音を出してはじけ飛んだ。
俺は見てしまった光景に軽く恐怖しながらもすぐに立ち上がり相手を見据える。
破壊力はすさまじいが、動きは半端じゃなく遅い、よく見れば確実に避けてからしとめられる―――そこまで頭が回ったところで俺は思いとどまる、俺はもう人は殺さない……
そう誓ったんだ。
こいつが人を殺すことを目的としている奴ならば死ぬことに対する恐怖を煽ればなんとかなるはず……!!
俺は自分にもう一度言い聞かせてから集中をさっきより深く行うと今度はさっきよりもしっかり相手が見える、雅霧は俺の方へ一直線に向かってきて、間合いにはいると
今度は大振りに上から下へ切り下げてきた、俺は今度は大きく後ろへ飛んで避けると雅霧の剣の動きをよく見る。
さっきの攻撃は明らかに不自然だった、俺にすら当たらない距離だったのに俺の後ろにある岩が壊れるのはおかしい、そう思い今回は見るのに徹することにした。
雅霧の大剣は上から下にゴー、と物騒な音を立てながら何もいない空を切ると刀の通った延長線上に空気がパックリ割れていくとそのまま俺のほうへ向かってくる。
速度はたいしたことない、俺はそれをよく見て左に最小限の動きでかわすと、今度は俺の後ろにあった木が派手に倒れていく。
原理はカマイタチと同じらしい、でも腕の力と剣の振りだけで真空なんて普通できない……こいつはやっぱり……俺と同じ……。
そこまで思考が回るまで大体0,01秒ほど、俺はすぐに意識を現実に戻し、体制を治した雅霧をみると、今度は何か起こった様子で俺に話しかけてくる
「おい!!テメー俺とやり合う気ねーだろ!!」
「ああ、ないよ」
俺と奴との距離は目算で7、8メートルくらいだ、雅霧のスピードなら即座に反応できると思い集中モードを一時的に解く(この状態でいるとかなり気力と体力を使うため)
「そう、俺はあんたとやり合う気はない、だからここは引いちゃくれないか??」
「お前まだそんな甘いこといってんのか??っていうかわざわざ戦王の課題を選んだんだ、お前だってそれなりに殺してきてるんじゃねーのかよ」
「……ッ!!」
俺は図星をいわれて言い返すことができなかった
「なんだなんだー、お前は何人殺したんだ??それとも殺したくて着たのか??あ!!わかった!!死にたいのかー、なんだーそうならそうと言ってくれよー」
そういい、雅霧はポケットから何か薬のようなものを取り出し、口に放り込むと、雅霧のまとっていた空気が一気にかわり雰囲気がおかしくなる
「あんだーおまーわー……あはははははははは!!」
訳のわからないことを叫びながらもう一度大剣を構え、俺のほうに向かって―――来ない!!やつは距離をとったままこっちにむかって剣を振り降ろした。
おそらく遠距離攻撃を狙っているのだろう、しかしさっき見たスピードでははっきりいって遠距離で通用するような速さではなかった、簡単にあしらって―――と思考をめぐらせたが
そこで一気に血の気が引く、それは、飛んでくるカマイタチの速さがさっきの数倍、いや十数倍になっているからだ。
俺は一瞬だけ右足にあの力を少しだけこめて一気に右足で地面を蹴ると普通では考えられない程の跳躍力と瞬発力で左にはじかれたように飛ぶ。
そのまま転がり、その反動を利用して立ち上がる。
「く……ッ!!」
右足に電気が流れるような感覚が襲うがそれをグッと堪え、雅霧を見据える。
「ぐぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ!!」
と訳のわからない言葉を発してもう一度遠くからカマイタチの一撃を放とうとしている。
「クソ……!!」
俺は吐き捨ててからさっきよりもさらに深い集中モードに入る。
音さえも届かない、そんな世界に俺とやつ、二人しかいないような空間にいるような感覚になる、もちろんボーッとしているわけではない。あいつの視線、気力の運び、
わずかな筋肉の動き、すべてが手に取るようにわかる、奴が大剣を振り下ろす動きがあくびが出てしまいそうなほどゆっくりにみえる。
そうして放たれたカマイタチすらも今度はとまって見えるほどに遅く、空気の動きまでもがしっかりと見て、とらえることができる。
このまま避けてもよかったが、今回の戦いは実力差を見せないことには終わらない。俺はやつのカマイタチのなかで一番脆そうな箇所を見極めて重い自分の刀を力いっぱい持ち上げて
そこに向かって打ち込む―――とたちまちカマイタチは吹き飛び全くの無傷な状態で雅霧をどうだとばかりに見据えるが、どうやら完全に理性を失っているらしい、もう雅霧の頭の
中には戦う本能しかのこってはいないだろう、おそらくさっきの薬の影響だ。しかし、一瞬の停止はあった、それだけあれば今の集中の深さがあれば十分だった。俺は腰の
ベルトから一本の投げナイフをとると、雅霧に向かって投げる―――が雅霧は意図も簡単に避けてしまうが或の本当の狙いはこれではない。
ナイフは雅霧の後ろにある木の木陰へと飛んでいき、キンッと木に刺さった音とは明らかに違う金属音が聞こえる。或はそっちに目線を向けて言う
「おい、あの薬お前がわたしたんだろ」
するとガサガサと木陰が動いて木陰から一人の男が出てくる。身長は170センチほどの男で武器はパッと見ではおそらく楯持ちの片手曲剣だろう。格好は全員同じスウェットの
はずだがそいつは袖の部分をちぎって腕をノースリーブにしている。髪型は金髪で髪をツンツンに尖らせている。
「失礼なこと言わんといてくれや、この阿呆に薬やったのはわいやないでー」
男――確か名前は間宮 栄人とかいったか。栄人は軽い感じでこちらに向けて裏のなさそうな笑みを見せる。そして―――。
「ぐえッ……!!」
栄人は完全に正気を失ってしまっている、雅霧の腹に思い切り蹴りを入れた。
「お、おい……お前……なにやって……」
仲間ではなかったのだろうか―――一瞬そんな疑問が上ったがその疑問はすぐに解消された。
「ぐはッ……!!」
雅霧は最後の断末魔と共に、先ほど飲んだ薬を吐き出し、白目をむいて倒れた。
「悪いけど、こいつはもらっていくでー」
そういって、栄人は自分の倍の体重はありそうな、雅霧を肩に担ごうとしたところで
「おっとっと、忘れとったわ」
といい雅霧を投げ捨て、刀を抜いた―――瞬間、栄人は俺の集中した状態でもギリギリ見切れるほどの速さで迫ってきって、前かがみのまま俺の首に右手で左から右に(栄人からみて)
薙いできたのを、俺は寸でのところで自分の刀で受け止める。俺は逆手に剣を持ち栄人の刀をギリギリで止めているという緊張状態がおこり、
2秒ほどのつばぜり合いをすると、栄人は後ろにバックステップをして俺との距離をとる。
が。すぐに体制を整えてもう一度突進してくる。さっきと全く同じ動きで、同じ攻撃の仕方、右手で剣を持ち、左から右に凪ぐようにする攻め方だ。
俺はタイミングを完全につかんで、重い剣を上から無理やり振り下ろし、栄人の剣に自分の剣を打ちつける―――が、俺の剣は栄人の剣にあたることはなかった。
突然視界から栄人が消えたのだ。俺の振った剣が空振りに終わり、地面に深々と突き刺さり、土煙を盛大にあげる。俺は集中モードをさっきよりも濃いものにして、煙の動きの
一つ一つをすべて捕らえると、左端の煙がミリ単位でかすかに震えた、俺は左に意識を集中させるが全くなにもこない―――が、今度はさっきよりも、さらに少ない変化で右側の土煙
が動いた、俺は一瞬反応が遅れたが意識を右にシフトした、ところで、右からチラリと光が見えて、土煙の中から一本の光が出てきた、俺は大きく右に体をよじって光の横っ腹を
打つようにして防ぐと、キンッ、と音がしてはじかれる。俺がはじいたのは一本の投げナイフだった。
「ふう……」
俺が一瞬気を抜いた瞬間、真後ろに不吉な予感がはしった、俺はすぐに意識を後ろに集中させたが、すでに遅かった、このナイフは確実に俺の背中に突き刺さり、致命傷を与えるだろう
今から振り向いて重い剣を振って防ぐのは物理的に無理だろう。だから―――。
俺は剣を持った右腕にのみ、もう一度一瞬だけあの力を使う。すると剣を持った右腕が弾かれるように、常人には見えないであろう速度で動き、背後に迫ったナイフをあっさりと
弾く、とそのまま力を使ったまま、右上から左下に剣を斬りさげ、物理法則を超えた速度で剣がバウンドしたように左下から右に何もない虚空を凪ぐと、一気に土煙が晴れる。
ちなみにここまでの動きは、土煙が上がってからわずか5秒ほどである。
土煙が晴れると、栄人は俺と7メートル程距離をとった場所に立っていた。英人のスピードがあれば余裕に奇襲できる距離だ。
「あんさんつえーのー、雅霧じゃ荷が重かったわ……でも、素人やな、武器に使われとるよ、剣の重さをコントロールできてへんな、いうならば剣に振られとる感じやな、
まあなんかほかにもあるみたいやえど……」
栄人はめちゃめちゃ軽い様子で片足立ちになり、刀を持っている手で後ろ頭をかきながら関西弁のような訛りのある言葉でいう。
こいつはそういっているが、戦闘中にアドバイスしてくるくらいだ、おそらく純粋な戦闘力ではこいつのほうが圧倒的に強いだろう。こいつも多分そのことに気がついてる。
「本当に殺しあわなきゃいけないのか!?!?」
俺は恐怖で声が出なかったが、今のショックで出るようになった声で、栄人に問う。
すると栄人は、一瞬俺を真顔で見つめたあと、すぐに噴き出すように笑い出し、挑発するような声で怒鳴り散らしてくる。
「あははははは、あんさんやっぱおもろいわ。いいか??わいらにはもう人権なんてないんやで!!それにあんさんもここに着てるゆうことは相当の人数
殺ったんと違いまっか??」
「……ッ!!」
完全に的を射ている。
この戦王の課題は事実上の死刑に値する。つまり好き好んでこの課題に望むやつは一般的には2種類しかいない。
大量の殺人を犯して強制的に戦王の課題を命じられた者。
人を殺すことを好む、いわゆる殺人快楽者。
俺は言い返すことができなかった。それでも、
「俺はもう殺しなんてしたくないんだ……」
すると栄人は一度顔をしかめたがすぐに不気味な笑顔に戻る。
「おもしろいやっちゃな!!わかった!!今回は引いてやるさかい」
そういうと、ただでさえ不気味な笑顔を凶悪な笑顔にして、
「次会うときまでにもうチョイ強くなっとってな」
「……ッ」
俺は背筋にゾクリッ、いう感覚を覚えて表情をこわばらせたが、栄人は先ほど投げ捨てた雅霧を担いで一度こっちを見てフンッ、と鼻を鳴らして茂みの中に歩き去っていった。
「ふう……」
俺は脱力したように膝をつき、深呼吸する。
栄人は明らかに手加減していた、あの土煙のなかで投げてきたのは投げナイフたった2本のみ、もっと数を投げてもよかったし、なんなら栄人本人が切り込んできても俺は死んでいた
だろう。それに、力も使ってしまった。おそらく、栄人は俺の能力に感ずいている、詳細は知らないだろうが、俺になにか特殊な力があるのには知られてしまっただろう。
「まずったな……」
俺は一人つぶやきながら立ち上がり、さきほど投げ飛ばしておいた、肉の入った袋を拾い、自分のシェルターへ急ぐ。