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異能バトルロワイアル  作者: 妖精犬
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プロローグ

初めての作品なので、感想をくれると嬉しいです!!

まだまだ未熟ですがよろしくお願いします!!

  俺、(なぎさ) (ある)は罪を犯した……

 

 人を殺した……

 

 人としてのルールを違反した人間に人権はない……

 

 この世界でその権利を取り戻す手段は本当にごくわずかだ……

 

 戦王と知王

 

  10年前、この国が某アジアの国から攻撃により憲法の崩壊によって戦火に巻き込まれたときに突如、天皇の招待で呼ばれた二人の人間がいた。それが戦王と知王だった。


 その二人は、ほとんど負けの決まった戦争で指揮をとり、見事にこの国、日本に勝利をもたらした、英雄の名だ、第3次世界大戦を経てこの国の治安や政治をまとめるようになっている、

 

  日本は犯罪者の逮捕率が非常に高いだけではなく重大な罪を犯しても死刑はほとんどない、つまり罪を犯した人々は監獄の中で安全にのうのうと生きている、


 そんな制度をうまく使った作戦だった……

 

  犯罪者に人権を与えず、戦争をさせる作戦だった、もちろん、大勢の人間が反対したが、戦火に巻き込まれてしまった状態ではその提案


 に乗らざるをえなかった……


 その制度と実際の戦争の指揮をとったのが現在の知王、


 そして戦王は以上ともいえるほどの訓練や現場での指揮、判断、実力を持ち、時に超能力のようなものを使っていたともいい、


 知王が考えた作戦のうち90%を完遂した、まさに戦いの王だった。

 

  戦争は日本の勝ちだった。はじめは戦王の強さや、知王に指揮を任せていいものかと、不満の声もあがったが、のちの戦争を見れば一目両全だった。

 

  知王は、実行不可能にみえる、絵空事のような奇抜な作戦を提示して、戦王はそれを、ほとんど完璧に遂行する。

 

  これはあくまで噂だが、戦王は、一人で国の精鋭部隊一個大隊を殲滅することができる戦闘力と洞察力をもち、あらゆるすべての武器を操り、攻撃を受けた者には、何をされたのか


 理解できないまま死に至るという。

 

  戦争が終わった後の日本はさすがに少し荒れたが、知王が戦争が終わっても制度を変えることは考えていないと、宣言した途端に犯罪が以前の1割にまで減少した。


  人権がなくなる……これは簡単なことに聞こえてとてつもなく恐ろしいことだった、女性は強姦、男性もいつ誰に殺されても罪にはならない。

                    ―――――――人権がないのだから―――――――


 人権を取り戻す方法は2つしかない、一つ目は知王の出す課題をクリアしなければならない、それは名の通り知力を試される課題でこちらは今までで5人ほどのクリア


 達成者がいる、たいして戦王の出す課題は今まででクリアした人間は一人もいない……


 犯罪を犯したものはこの二つを選択することができる。しかし、例外も存在する。


 その例外とは、知王の判断によって決められる、基本的には、罪の重さによって。犯した罪の重いものは強制的に戦王の課題を受けさせられる、しかし、逆はない。


 知王の課題は間違えても時間がたてばまた挑戦できるが、戦王の課題は失敗は死を意味するからだ、そして今まで成功者がいないということは、考えなくてもわかるだろう、


 戦王の課題を受けることそのものが死刑という意味になるからだ……


 当然、誰もが前者選ぶ中、後者を選んだのは11人だった……

 

  今回の課題は殺し合いのサバイバルらしい、最後に課題に進めるのは2人だけだという、これはテレビ中継されて犯罪の抑止力よ言う名目で全国に放送されるらしい


 恐ろしいことにファンまで着いているらしい


 ルールは簡単だった、常夏の無人島にバラバラに落とされて、一人に一つ小さなシェルターを支給される、シェルターは時間が来ると完全に閉まって中にいれば安全だが時間までに


 入れなければ、野宿することになる、武器はシェルターにあり今回の課題は剣らしい、日本刀や西洋のソードと呼ばれているものや、投げナイフなんてものもあると説明を受けた、


 食料は自分で手に入れなければいけない、そして相手の情報まで入っている、運動能力、知力、経歴などがびっしり書いてあると聞いて俺は背筋にゾクリと来るものを感じた。

『おめでとう、君たちはこれからの犯罪のない未来を作るための生け贄になれる人たちだ』

 

  一人一つ支給されたシェルター内に勇ましく響く男らしい声が轟く

『これから君たちには殺し合ってもらう、生き残った二人のみが最後の課題を受ける権限を与えられる、健闘を祈る』


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