表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ティーには秘密があります。  作者: 伊藤 深雪
ティーと学園の友達に先生 の章
13/66

第13話 恋する女の子。

自己紹介の後は新入生たちで交流です。2時間目までチャイムが鳴らないらしいですよ。

先生は傍観です。問題があるとき以外は見守るだけなんです。狙いがよく分かりませんねえ。けど仲よくなるチャンスです!


「「「じゃーんけーん...ポンっ!」」」


なんかやり始めた子たちがいますね。ニーナちゃんと乱入しましょう。


「ねえねえ、レントくんたち、なにやってるのー?」


レントくんは隣にいるマリカちゃんの自己紹介でレントがすきー! と大胆な告白をされていた男の子です。はいはい、なんて流しちゃいけないと思うんですけどねえ。


「あっ、こくはくされたひとだ!」


そう言えばティーもすき宣言されたんでしたね。

でも告白とは違うような...。


「ティシェール・コーチャスだよ。こっちはニーナちゃん!」


ニーナちゃんは人見知りするみたいでお辞儀だけしました。


「あ、こくはくしたひと! なかまだねー。わたしマリカ! よろしくー!」


「うん...。」


仲よくなれそうですね。マリカちゃんはその調子でどんどん押してください!


「なんでじゃんけんしてたの?」


「ままごとすんの。マリカがやりたいんだって。」


「かったらやくをきめられるんだよ。」


なるほど、レントくんとマリカちゃんと...えーと、クリスくんは元からの知り合い組ですか。

精霊さん、ありがとう。


「ティーたちもはいっていーい?」


「いーよー!」


「じゃあもういっかいじゃんけんね。」


「やるいみねー、どうせマリカがかつんだし。」


「いーのいーの! もっかいやるの!」


◇◆◇◆◇◆


確かに、やる意味ないですね。マリカちゃんの勝ちです。


「あとだし...ズルい。」


ですよねー。


「あとだしなんてしてないもん! マリカがやくきめるからね!」


「「はいはい。」」


あー、いつもの事なんですね。


「りょーかいです。」


「ティシーちゃん、いーの...?」


「うん!」


「じゃ、いーや。」


「おままごとひさしぶりだなー。」


何十年ぶりでしょうか。人数いないとできない遊びですからね。

マリカちゃんの決めた配役は

お母さん:マリカちゃん

お父さん:レントくん

お兄ちゃん:クリスくん

お姉ちゃん:ティー

妹:ニーナちゃん

つまりマリカちゃんはレントくんと夫婦がやりたかったんですね。納得です。

レントくんがまたあ!? あきたー、って言ってるんでこれもいつもの事なんですね。そして、レントくんは鈍いんですね。

レントくんとマリカちゃんが言い合いしてて、始まるまで時間かかりそうです。


「どんかんだ。」


「そーそー、レントはどんかんなの。

マリカがいっつもアピールしてるのにさ。」


「クリスくんはくろうしてるんだね。」


「そーそー、ティシェールちゃん? はよくみてるねー。」


「ティシーでいーよ。ティーもきょうりょくするから、がんばって、クリスくん。」


「うん、おままごとではとにかくレントにマリカとデートさせるの。

で、それいがいはふたりがなかいーね、っていって、いいこでおるすばん。

じゃないとマリカがこわいおかーさんになるから。ままははみたいなんだよ。」


継母ってシンデレラとか白雪姫みたいな? それはこわいですね。


「マリカちゃんたちにラブラブさせればいいんだね。はやくレントくんにきづかせなきゃ。

マリカちゃんのれんあいをおうえんしよう!」


「れんあいかー、そっかー、あーゆーのをれんあいっていうのかー。」


リリーとアルトは上手くいってるみたいですし、マリカちゃんとレントくんも上手くいってほしいです。


「こらー、いつまでそとであそんでるのー! ごはんだからかえってきなさーい!」


いつの間にか始まってます。あの辺がきっとお家なんでしょうね。


「「はーい!」」


「ニーナちゃん、いくよ。」


「うん、ティシーおねーちゃん...。」


ティーに妹ができましたよ。なんて可愛い妹!

久しぶりのおままごとは結構面白そうです。

パパは何でママと結婚したの? とか聞いてみましょうかねえ。


マリカちゃん、ティーは全力で応援しますからね!

バイトに加えて学校が始まるので深雪の更新ペースが落ちます!(既に落ちてるけども...宿題を後回しにしたから...)

課題に追われる日々再び! って感じです。

そう言えば、部活もあるんですねー......、続けられるでしょうか...?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ