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なにをしよう

やっぱり不定期更新になりそうです


 わがままは見事に通り、とりあえずは1ヶ月以内に手配してくれるそう。

 俺は主に筋トレばかり、(でなければ魔物の弱点を知るための本を読み込んだり)していてうるさくはなかったので本気で俺が暴れだしたらすぐにOKしてくれた。

 ということで1ヶ月間は暇なのだが、、、、どうしよう?

 半年を過ぎた辺りから筋トレが終わっても大分時間が余るようになったから本を読んで過ごしていたのだがその本も読みすぎて今では復唱できるくらいだ。まぁ次は魔法につてでも調べるか、、、、


 「うーん、」

 とりあえずは魔法に関する本を開いてみた。

 魔法と言えば前勇者様の魔法が~とか子供の頃に聞いた気がするが、この家ではあまり魔法を見ていないから実感がわかない。

 ちなみに魔法は色々な種類があり、基本人間が使えるのは火、水、木、土、風、回復属性だけで、勇者が雷、聖女が光属性を唯一使えるらしい。

 まぁ他にも魔族(魔王側の人間と魔物のハーフみたいな奴ら)のなかには闇魔法やら毒魔法やらも使える奴がいるらしい。

 「お坊っちゃん、魔法やら剣やらを習うらしいですね」

 本を読んでいる部屋にいた使用人さんが話しかけてくる。

 この人は中年のおばさんで、たしか名前は、、、、カ、、、カキュ、、、、、、カキューラさん。俺が物心ついた頃から家に使えている古参勢だ。

 「そうなんです。妹の代わりに魔王を倒すために魔法は必須かと、、、、」

 俺はカキューラさんに今後の俺の人生について話す。そう、、、、妹の安全のために自信を犠牲にした人生を、、、、

 「まず、、、、で、、、、を、、、、して、、、、その後は、、、、、を、、、、」

 最初は笑って聞いていたが徐々に顔が青色になっていくカキューラさん。

 どうやら少しづつ俺の人生の(予定)ハードさに気づいた模様。

 「その、、、でしたら今のうちに魔法を練習したらどうでしょうか?」

 「魔法を練習?」

 「そうです。魔法はなれですので、、、」

 なるほど、確かに実践は必要だし、講師が来る前に少しは覚えていてもいいかもしれない。

 「でも魔法ってどうやってするんですか?」

 小さい頃におとぎ話の呪文を唱えてみたがそのときは風一つ吹かなかったし、いまいち原理が分からないのだ。

 「そうですね、、、私も少しなら魔法が使えますし、、、お教えいたしましょうか?」

 「使えるんですか?」

 「ええ」

 話を聞くとカキューラさんにも魔法少女に憧れたお年頃があったらしい。

 「じゃぁお願いします!」

 「任せて下さい!」

 俺はカキューラさんと一緒に中庭へとくりだした。

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