まずは基礎訓練から
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俺が魔王討伐の目標を掲げてから1ヶ月。
屋敷にある(貴族の家なので本がたくさんある)書斎で強くなる方法を調べた。
強くなる方法は2つだ。
1 身体能力を鍛える
2 魔法能力を鍛える
そして俺は1年間身体能力を鍛えることを中心に特訓をすることを決めた。
理由は身体能力を鍛えることをは無駄がないからだ。
本によると魔法能力を鍛えて魔法使いになったとしても、反動に耐えた方がなにかと良かったり、逃げるときに重い杖を持ち運びするため、足腰は特に重要だそう。
ということでとりあえず腹筋50回、スクワッド50回、腕立て伏せ25回、ランニングを毎日することに決めた。
俺はスクワッド一回一回を的確に丁寧に部屋で行い始めた。
半年後
最初のうちは、使用人さん達の間で「妹の聖女の適正を羨んでいるのかしら、、、」とか言われていたが続けていくうちになにも言わなくなった。
妹は聖女確定だけど今のところ旅に出るとかそう言うのは言われてなく、俺が毎日溺愛している。
特訓の成果か、この辺だと同い年のなかでは一番力持ちだし、足も速い。
とにかくできるだけ早く魔物と戦えるような技術を身に付けなければならない。
焦りは禁物。後半年は続けるつもりだ。
更に半年後
更に半年が来た。俺は7歳、妹は1歳を迎えた。
俺はこの半年で身長がグッと延び更に力が強くなった。使用人曰く、ヘレジア家には獣人の血が流れていたらしく、その影響だとのこと。
まぁでかくなれば力も増すし速く旅に出ることができるからいいこと尽くめだ!
そうそう、つい1ヶ月前、妹は言葉を発した。
気になる一言は、、、「眠い」!
そう、この家で一番寝てるのに「眠い」と喋ったのだ。全く不思議。
まぁ何にせよ健やかに育っている。
そして俺にはこの一年間で目標を達成できた。
次はいよいよ本格的になにかを学ぶべきだ。
本で調べてみたのだが定番は、剣術、、、弓術、、、魔術、、、おそらくどの講師も俺がうるさくなくなると思えばすぐに両親が手配してくれるだろう。嫌な親だけどこういう時に貴族って助かる。
とりあえずは便利な魔法と基礎的な剣術を学んでみようと思う。期間は、、、、上達するまでだな。
魔術は魔力、剣術は体力を使うから、午前と午後に分けたりすれば何とかなると思う。多分、、、、
ということで仕事中の親の下へとわがままを言いに行くのであった。
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また来週
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