表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/11

本当にいいんすか?


 「勝ったら、、、というか模擬戦ってことですか?」

 「おぉ。そう言っている。そうか、木刀がないか、、、準備しろ。」

 そう王様は兵士に命ずる。

 いや王様、そういう意味じゃない、、、

 しばらくするとさっきの兵士が沢山の種類の木刀を持ってくる。

 普通の木刀から短い片手剣のような物もあるしバスターソードのような両手剣もある。

 「どうした?もしやここにそなたのお気に召すものがないか?」

 「いや、王様。あるのですが、、、」

 俺は急いでいつも使っている木刀と似たものを握る。

 「僕のような、、、聖女の兄とはいえ一般人が王子との模擬戦など、、、」

 俺はできるだけ失礼のないように王様に聞いてみる。

 すると王様は笑いながら答える。

 「そんなことを気にしていたのか!気にしなさるな。これからは優秀な者がのしあがる時代だ。怪我は気にするなこちらには優秀な回復師(ヒーラー)もいる。良いなジェンド!」

 「はい!」

 王子様は元気に返事をする

 「ということだ。そなたは気にすることはない。」

 「はぁ、、、わかりました。」

 俺は剣をしっかりと持ち直す。

 「では行けジェンド。」

 王子様は上座の方から降りてきて杖を兵士から受けとる。

 王子様は魔法使いか、、、

 「準備はいいな?」

 「「はい!」」

 王子様は俺に杖を定める。

 「始め!」

 王子の声が城の部屋に大きく響いた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ