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凱旋

船が武州側の岸に到着すると、岸辺には費観が馬車と共に待機していた。


「じゃあ、若!儂はこれで引き上げますんで、後はよしなに♪」


傅士仁はそう告げた。


「うん♪御苦労様!期待通りの活躍だったよ♪」


北斗ちゃんは傅士仁を労った。


「いやぁ、お安い御用です♪お役に立って何よりで!」


傅士仁は遠慮深げにそう答えた。何せ事は若君の思惑通りに運んだだけの事だから、そんなに誇れたものでも無かったのである。


けれども考えようによっては、傅士仁の功績はこの日のために大型船を用意し、それを手足のように使いこなせる水兵たちを鍛練して来た事にこそ在るのだ。


彼はそれを実戦に於いて見事に証明してみせた。ある意味、若君の感謝の念もそこいらにあるという事なのだろう。


その想いが次の言葉に如実に顕れていた。


「誇りに想うよ♪何より君たちのお陰で血を一摘も流さず交渉に漕ぎ着けたんだからね!有り難う♪ゆっくり休んでくれ!」


若君はそう締め括った。


傅士仁は照れたように頭を掻くが、水兵たちからは歓声が起きた。


自分たちの力が証明出来たと同時に、自信にも繋がったのだから言うに及ばずであり、若君の労いの言葉は彼らの心にも響いたのである。


「感謝します!奴等の励みにもなりますからな♪では!」


傅士仁は水兵たちを伴い、大型船と共に引き上げていった。北斗ちゃんは次に費観に声を掛ける。


「待たせたね♪お陰様で順調だ!危機は去った♪」


「えぇ♪我らも喜んでいます!準備は万端♪どうぞ!」


彼は皆を馬車に誘う。分乗が完了すると、一行は一路江陵を目指した。


途中、公安砦を経由するまでは比較的なだらかな一本道が続く。両側に生い茂る木々が景色と共に後方へと流れて行った。


そして森を抜け出すと高い切り立った崖が見えて来て、そこからは峠道を馬車は駆け上がる。その崖の上に公安砦はあり、やがて門が近づいて来ると、先導していた費観はお役御免と声を掛けて去った。




門をくぐり抜けしばらくすると、そこには田園地帯が広がっている。広大な田畑には水路が敷かれており潤いがあった。


孫登は元より諸葛恪もその目が輝く。未だ荒野が放置された自国とは雲泥の差があったのだ。


「これは凄い♪辺リー面、行けども行けども田園風景が尽きないとは…仰るだけはありますな!」


孫登はまるで夢を見ているように目を白黒させながら驚いている。諸葛恪もその豊かな現実を受け入れ切れずにポカンと呆けていた。


それは後続の馬車に乗っていた呂蒙も御多分に漏れない。


『僕らは時間を無駄にしなかった!(いくさ)抜きでも平和な世を築く(すべ)がある事を証明しよう♪』


劉禅君の放ったその言葉が呂蒙の心を揺り動かす。彼は今まさにその一端を垣間見ている気がしたのだ。


彼らは確かに三国最弱の国力から脱却する(くさび)を打ち込む事に成功している。呂蒙はそう想えてならなかった。


『負けた…』


彼は素直にそう想って吐息をつく。


ところが然に在らず。彼らが驚くのはこれからだった。




「何だ…アレは!!」


武州の中心部が近づくに従い、巨大な都市が眼前に現われたのである。碁盤の目の様に整理整頓された街並は中に入っても驚きに溢れていた。


街道には活気があり、始終馬車が行き交い、人の波でごったがえしている。通りには色んな店が立ち並び、店先では売り子の声が響き渡る。


人気のある店には行列が出来て、人々の表情には明るさがあった。皆、笑顔で顔を(ほころ)ばせている。


三人は三様の驚きを示し、開いた口が塞がらなかった。すると目の前にはやがて大断幕が掲げられているのが見えてくる。


『戦勝記念セール♪茶漬けどれでも一杯無料!』


何と商魂逞しい事で在ろうか。これには若君も苦笑う。


「全く!どっから漏れたんだろうね?でもこれは好い♪商売繁盛大いに結講!僕も便乗したかったのに残念だ♪」


そう言って物欲しそうに舌なめずりした。


「これは驚きました!まるで全盛期の洛陽か長安のようですね…」


そう言う孫登だって、実際に洛陽にも長安にも行った事など無い。けれどもそう喩えるしか無いほど、この三国鼎立の戦国期に於いて此類無き(みやこ)の姿に見えたのである。


すると若君はおもむろに述べた。


「そりゃあ、そうです♪ここは新城の中心部です。何れはココを中心に世の中が回って行くのですから、そうでなければね?今はまだ僕らの気概に過ぎませんが、やがて皆が認めざる逐えなくなる日がやって来ます。僕はそれがそう遠くない日だと信じていますよ♪見て下さい!この先に見える白塗りの城壁が、近い将来の荊州の(あるじ)が住む廟堂です。(まつりごと)の中心地ですね!」


劉禅君の説明に、耳を傾けていた孫登は度肝を抜かれた。最早、コレを見るだけでも自国とは比較に成らない。


そしてその時になってふとした疑問に気づき、彼は問い掛ける。


「ところで…ココが都の中心地だとしたなら、新城とはどこにあるのですか?」


孫登はここに来るまでに新たな城門は通って来なかったから素朴な疑問を投げ掛けた。ところがそれを聞いた若君は慌てる素振りすら見せずにこう答えた。


「否…貴方たちは既に新城に入っています。公安砦をくぐったでしょう?それ以来、ず~っと僕らは新城の中を通って来たのですよ!そう…僕らはこの荊州一円を城壁で括ったのです。従来の城とは新城の各砦に過ぎません!城の中には田園地帯が広がり、各々の場所には中心部ほどでは無いにしても、大きな街並が広がっています。店も大いに賑わい、商売に精を出す人たちも増えて来ている。河川整備が進んだ事で、城内には網の目のように水路が広がり、水には事欠かない。自給自足が出来るので、兵糧が尽きる事も在りません。天然の要害と高い城壁、深く広い濠に囲まれた難攻不落の要塞…それが新城・荊州城です♪」


若君は喜色満面となって言い切った。


「何ですってぇ~!」


これには孫登はおろか諸葛恪もぶったまげる。何と壮大な計画(プラン)であろうか。


おそらくそれには多くの人材と費用が掛かったに違いない。そしてこの若君の構想を実現するために必要な、優秀な人材も揃っていなければ無理だろう。


いったいどんな魔法を使ったのかと、孫登は(いぶか)しむ。けれどもそれは途中の工程を省略して見ているから無理も無かった。


どんなに苦労の連続だったかなんて、ひと目見たくらいでは判る筈も無い。人とは今現在眺めているものしか、目に入らないものだ。


彼らだって、当事者として共に苦労したなら理解出来もしたろうが、中抜けで物を見ただけで、その全容を理解出来る筈も無かったのである。


そしてこの街並みの喧騒を彩る人々の多さですら、尋常では無いのだ。なぜなら、戦乱の世で民はどんどん亡くなり、減少しているのが現状だからである。


こんだけの人々がいったいどこから湧いて出たのかさえ、彼らには理解出来なかったのだ。


そして今さらながらに、これだけの国力が伴ってさえ居れば、あの大型船の存在ですら当たり前に納得がいくのである。


それを裏打ちする国力を目の当たりにした今、彼らにさえそのくらいは理解出来た。


そんな時に通りの喧騒から江東や江南の(なま)りのある人々の声が孫登の耳に入って来た。良く聞くと、北方の訛りや徐州訛りの声さえ聴こえてくるのだ。


江東には徐州からの移住者も多い。あの張昭や諸葛謹など、廟堂の中枢をしめる建国の功臣の中にも数多く居たので、孫登にも聴き分けられたのである。


孫登は振り向き、正面に座っている劉禅君を見つめた。諸葛恪は理由(ワケ)が判らず、戸惑い気味に主人を横目で眺めている。


すると孫登は焦ったように口を(とが)らせ訊ねた。


「若君…貴方、まさか他国から勝手に民を拐っているのですか?私には今、通りから江東訛りや徐州訛りが聞こえた…これはいったいどういう事です!」


彼は怒っている。


それは車中の人全員に敏感に伝わった。


「何ですってぇ~!」


諸葛格は驚きと怒りの余り、立ち上がりかけて頭を天井にぶつけ、目から火花が飛び散る。


「大丈夫ですか…」


費禕は気の毒そうに頭を擦ってやる。


孫登は相変わらず真険な眼差しで劉禅君を睨みつけており、車中の空気は一気に張り詰めた。


ところが(くだん)の若君は、頭をポリポリと掻きながら、「参ったな…」と言って困った表情をしている。


けれども孫登の真険な眼差しを見るにつけ、応えてやらねば成るまいと、想い直して口を開いた。


「へぇ~やっぱり貴方は目の付けどころが違うや!どういう経路で導き出した答えか、僕になら判ります♪費用と人材ですよね?人口が減る一方のこの中華で、これだけの人をどう集めたか…ですよね?そんな折りに、地元訛りが耳に入れば、疑いたくなるのも当然!でも残念ながら、それは貴方の誤解です♪」


北斗ちゃんは何も恥じる事は無いとそう言い切る。


ところがここまで踏み込んでは孫登も後には引けない。実際は彼も少々頭に血が昇っていたのに気づき、勇み足だったかも知れぬと想い聞いていたので、半信半疑に陥っていた。


この劉禅君がそんな事をするはずが無いと、信じたい気持ちも持ち合わせていた。


けれども白黒させねばならないという気持ちが僅かに勝ったのだろう。孫登は信じたい一心で更に問うた。


「その通りです!秦の始皇帝は万里の長城建設や阿房宫建設に多くの人々を使役したと記録されています。これだけの大都市建設には必ず多くの人材が必要と成る筈!その人材を中華全域から集めたというのは最早、覆らぬ事実でしょう♪私は貴方を信じたいのです!ですから誤解だと仰るのならば、この私を納得させて頂けませんか?お願いです!」


孫登の言葉は北斗ちゃんには悲痛の叫びにも聞こえた。だから彼は真摯に向き合おうと決めた。


否…既にそう決めていたではないかと苦笑う。若君は費禕をチラリと眺めると、彼もコクリと頷き同意したので、種明かしをする事にしたのであった。


「フフフッ♪使役ですか!確かにそういった記述はありますね♪貴方も書に親しむ方と判り、同好の志を得た想いです!ぶっちゃけ言うと、僕は中華各地で被災し、打ち捨てられて途方に暮れていた人々を助けたかった。僕の行動原理は、全てそこから出発しているのです!言うは易し、行うは難しだ♪実際、巷に溢れ変える流民の人々を救おうなんてね!普通に考えれば(てい)の良い人気取りに聞こえるかも知れないが、僕は真険だった。彼らに食を与えたとしても、一時の気まぐれにしかならない。それでは時間の問題で、結果はいずれ同じになる。何とか彼らを救う方法は無いかと、必死に考えた末に僕は閃いたのです♪」


若君はそう言ってニッコリと微笑む。


すると勘の良い孫登は端と気づいた。


「なっ!…まさか貴方は中華全土から流民を集めて保護したのですか?」


孫登は驚き呆れた様にそう訊ねた。


若君はコクリと領く。


「まさしく!その通りです♪彼らは放置され、見捨てられた人々でした。別に魏や呉を責めるつもりはありません。僕が気づくまではこの蜀にさえ、放置された流民は居たのですから、一方的に責める事も出来ませんよね?」


若君は苦しい胸の内を明かした。


これには孫登は無論の事、諸葛恪でさえ反論は出来なかった。なぜなら彼らだって気づいていながら手を差し延べられずに知らない振りをしていたのだから、自らを恥じ入る事はあっても非難は出来なかったのである。


「そうでしたか…それなら私は貴方に謝らねばなりません!不用意に批難し申し訳なかった。でもよく想い切られましたね?誰だって自分が可愛い。身を切る想いで切り捨てるのが普通です。よくぞ一念発起されましたな!貴方の行動は尊敬に値します。けれどもその費用は尋常では無かった筈だ!失礼な物言いですが、三国最弱の貴方たちがそんな費用をどうやって捻出したのです?」


孫登は少々不遜な物言いに、申し訳無さげに見えた。すると若君は再びニッコリと微笑んだ。


「貴方も知っているでしょう?秦縁殿はこの中華一の大商人!彼に見込まれ、信用を得た事が始まりです。否…こちらから交渉したのです。あの方は中華の恒久平和を願うと共に、巷に溢れた気の毒な方々を憂いていました。だから話しは早かったのです!僕の計画(プラン)を説明してまずは共感を得ました。そこからは話しが早かった。僕も彼を説得するのに正直を旨とし、真摯に打ち明けたのです。僕はね、孫当殿!始皇帝のやり方を踏襲する気は端から無かった。住宅を与え、仕事を斡旋(あっせん)する。そしてその給金を払う。そう約束して、各地から流民を拾い始めたのです。さすがに大っぴらには出来なかったけど、噂は噂を呼ぶもの。実績は嘘を付きませんからね!人づてに徐々に浸透して行ったのです。ちょうど僕らは河川整備に働き手を必要としていたので、その労働の対価として、賃金を与える事にしたのですよ♪これは大当たりでした。その代わり、原資集めには苦労しました。秦縁殿の支援が大半ですが、本国に掛け合い費用も捻出したし、時には僕自身の生活費さえ投入して、配下にこっぴどく怒られた事もあります...」


若君は苦笑う。


「でも僕はめげなかった!信念を貫いたのです。だから配下も民たちもこれまで着いて来てくれたのだと思います。その河川整備さえ、元々は二度と氾濫を起こさないため取り組み始めたものです。そして大型船も海洋交易を行うためですし、運河構築もそうだ。貴方はこの大都市がそれらが生み出した副産物だと言ってもおそらくは信じないでしょうね?でも実際そうなんですよ♪元々は無かった計画(プラン)だ!これぞ正に後付けの産物でしょうね?」


若君がそう告白すると、二人共信じられないといった顔で応じた。


「このきちんと基盤の目に整頓された街並みが無計画ですと?そらぁ信じられません!」


諸葛恪はそう宣う。


『どうなんです?』


孫登はそんな表情で若君を見ていた。


そこでようやく費禕が口を挟む。


「その点については武陵大守の私が補促致しましょう♪実はですな…」


費禕は二人の視線を一手に引き受け、答えた。


「若君の仰る通り、元々は無かった計画でした。でも若君は河川整備が終わった後も、その場所に民が定住し暮していける(すべ)は考えて居られた…」


費禕がそこまで告げた時に、孫登は『やっぱり…』という表情になった。


費禕はそれを横目で眺めながら、孫登という存在を面白いと感じていた。その瞳には劉禅君を信じたいという気持ちが渗じみ出ていたからである。


彼は再び口を開いた。


「民が暮して行く以上、日常品は不可欠だ。すると先見の明がある人々が、我らに店を開く許可を求めて来た。同じ頃、医局の方からも現地に医療を根付かせたいという希望が出ており、それならば若君の希望にも沿う。そこで本格的に街造りに着手する事が望ましいという結論に達したのです♪最終的に都市建設に踏み切ったのは若君の鶴の一声ですし、その裁量は、現地を取り仕切る劉巴殿と鞏志殿に委ねられました。その先を読む力、これが彼らには在ったという事なのでしょう。きちんと整頓された街道はこうして形になって行ったのです。そればかりか、その道はきちんと舗装されて、行き交う人や物の流通にも寄与しております。これは私に言わせれば、諸刃の剣ですがね♪何しろ敵に利用されれば格好の進軍に寄与します。でも若君はそんな事は些細な懸念だと仰られた。皆のためになり、流通に寄与する事が望ましい。我らの目的のひとつは何より海洋交易なのですから…後は民たちの生き抜くための実践知というべきでしょうな♪」


費禕の説明にいちいち頷き、若君も認めた。


二人共に納得せざる逐えず、それと同時に都市の根源は人に在りとも想わざる逐えなかった。


孫登は改めてこの若君の恒久平和を願う姿勢とその類まれな才知と発想に、脱帽せざる逐えなかったのである。


孫登は言った。


「貴方の思想の根底には、常に民を想う気持ちが溢れています♪表面だけ見れば、国の根幹となる足場をしっかりと固めつつ、人の命をも救うというまるで奇跡に近い一挙両得に想えますが、私はそうは想わない。貴方自身の信念が民の幸せに在るからこそ、結果的にそうなっただけに想えます。勿論、貴方自身が揺らぐ事無く、ブレなかったからこそ成し遂げられた事。そしてそんな貴方を信じ、着いて来た者たちの成果と謂えましょう♪私はそんな貴方が羨ましい。嫉妬すら感じます。なぜ私は太子としてもっと国事に参画出来ないのかと、悔しさも感じています。でも私だって判っているんだ。喩え貴方のように全権を委ねられたとしても、私には出来たかどうか…でもそんな機会すら訪れなかったのは、私にも非があると今は自覚しているのです。これからは私も信念のままに行動する事から始めようと想っています♪」


孫登の芯の強さに触れて、諸葛恪も自らを恥じ入る。そしてこの太子の力に必ず成ると誓ったのだ。


そしてその口上に耳を傾けていた若君は、ニッコリと笑った。


「有り難う♪これ以上は無いお褒めの言葉です…やはり貴方はこの中華を平和に導くために欠かせない御方♪僕は今日、貴方に巡り逢った事を、民に代わり感謝しています!孫登殿、貴方ほど清廉な方はなかなか居りますまい。今後は恒久平和を達するためにも、貴方の力を存分にお借りしたいと僕は想っています♪」


劉禅君ははっきりとそう言い切る。


費禕も優しく微笑みながら、コクリと頷く。


一行は益々、心をひとつにしながら江陵を目指した。通りの喧騒は尽きる事が無かった。

【次回】光陰矢の如し

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