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それぞれの決意

「では出立じゃ♪己々方の健闘を期待させて貰おう!」


闞沢(かんたく)はそう言って、息の掛かった豪族たちを鼓舞した。皆、久し振りに暴れられる機会だから、その士気も高い。


そしてこれはある意味、廟堂に於ける発言力向上の絶好の機会でもあり、勿論功績の機会でもある。


復興直後の事もあり、消極的な者たちが多い中でも、闞沢主従には気骨とこのような上昇志向があった。


皆、この闞沢の言葉に応えるように唤声を上げた。こうして彼らは山越討伐に向かったのである。


その矢先の事である。彼らはその前方にガラガラと車を走らせながら急ぐ馬車の一団を目に止め、闞沢は軍に一旦、停止を促す。


するとそれに気づいたようにあちらも一旦、車を停めて、やがてその中から太子様と諸葛恪が飛び出す。


闞沢は下馬し、歩を進めた。二人に向き合うとまず太子・孫登が言葉を掛けてくる。


「将軍!この度は助かる。損な役回りを押しつけたようで申し訳無い。だが今の廟堂で進んで引き受けてくださるのは貴方だけのようだ。この借りには精一杯報いると約束しよう。父上も喜んで下さっているのだ。頼む!この通りだ♪」


そう言って頭を下げた。太子の進んで頭を下げるこの姿勢に闞沢も感じ入った。だから励ます。


「ご心配召さるな!この闞沢、必ずや山越を抑え、泡良くば撃破して御覧に入れる。幸い士気も高い。太子様の激励を受け、皆もより励む事でしょう♪道中、お気をつけて!頼みましたぞ♪」


こちらもそう言葉を返す。


「あぁ…有り難う♪君もな!」


孫登もそう言って微笑む。するとそれに痛たまれぬように、諸葛恪が口を開く。


「将軍、すみませぬ!私の独り善がりな行動が、貴方に重荷を背負わせてしまった。実に申し訳が無い事を致しました。この通り、反省しております。どうか後の事を頼みます。必ずや援軍を連れて戻って来ます。約束しますよ!」


そう言って深々と頭を下げた。


これには闞沢も驚いたようだ。口ばかり達者な小憎だと内心、腹を立てていたが、どうやらその態度は本心からのものだと得心したので、彼も矛を収める事にした。


「そうか!ようやく判ったのだな♪ならばこの儂も安心して戦いに臨めるというものじゃ!何しろ我らが幾ら頑張ろうと、援軍が来る来ないでは心持ちが違うゆえな♪期待させて貰うとしよう!太子様を頼むぞ、必ずやお守りしてくれ♪」


そう頼む。


「はい!神明にかけてもそう致します。将軍もお気をつけて♪」


「うむ!任せろ♪では大子様、行って参ります!」


「あぁ!宜しく頼む♪」


こうして闞沢は改めて出立して行った。


彼らはそれを見送ると、江夏に急ぐ。内乱を抱えた呉の行く先は彼らの行動に賭かっていた。




一方、江夏の軍勢は既に出撃態勢に入っていた。三軍のうち、遠路移動する呂蒙の軍はいち早く先発している。


南部ルートの陸遜軍と江陵ルートの甘寧軍は攻城兵器を伴い、これから陸路移動になる。


陸遜は甘寧と互いの健闘を誓い合うと、左右に別れて出発した。これで三軍全てが出撃を完了した事になり、江夏守備隊は数干を残すのみと成る。


夜陰に乗じて、夜逃げ同様に江夏を後にするのは、ひとつは明朝前に奇襲を掛けんがためであるが、もうひとつの大きな要因としては、当然の事ながら漢江整備に着手している魏軍に悟らせないためであった。


先発した呂蒙軍はその漢江を早々に抜けて、長沙郡と武陵郡の間を流れる河川を下降している。


ところがここいらー帯に又がる森林地帯に遮られている事もあり、今まで気づかなかった物が、目が慣れるに従ってだんだんとはっきり見えて来たのだ。


「なっ!何だ…これは!!」


それは江夏の物見台からも先頃視認出来た例の壁である。そして今の今まで、その壁は城壁の物だと想っていたのに、そうでは無かったのだ。


それはまるで領地そのものを取り囲み守っている様に見えた。


この当時は郡県制度が既に確立した後だから、周の時代までのように城を中心とした点で繋がる支配体制では無くて、国境線が定められた線で繋がる支配体制では在ったものの、国境地帯を全て壁で覆うといった慣習はまだ確立されていなかったのである。


そしてそもそも呂蒙は、劉禅君が推し進める荊州城構想そのものを知らなかったから尚更だった。


『これでは一刻の猶予も成らん…』


彼はそれをはっきりと自覚してからは、今まで以上に攻略の早期着手に迫られていた。


なぜならば、うかうかしている内に完全に防御態勢を完了させられてしまう恐れがあるからだ。呂蒙は依り一層、気を引き締め先を急ぐ。


こうしてみると、彼には先見の明があった様である。何しろ彼の向かう湖には壁を設えようが無い。こうなると、唯一の突破口と断じても過言では無かった。


彼はそれを確信すると、士気を鼓舞する。漕ぎ手はその言葉を励みに、小気味よく漕ぐ手に力を込めた。


『ひょっとしたら…他の二方面は苦戦するかも知れん!まぁ結果としてそちらを囮にして、我らの主攻が成功すればそれで良いのだ…』


成功の鍵は自らが握っている。そう想うと彼は自然と手に汗を握っていた。


このままのペースで移動すれば、最早予定通り侵攻するのに何の支障も無かった。呂蒙は湧き上がる興奮を抑えながら先を急いだ。




その頃、歩隲は既に長沙に戻っており、呂蒙から侵攻にあたって長沙を通過する旨の打診を受け、許可していた。


ゆえに侵攻ルートとそのタイミングについては事前に承知していたので、すぐに海軍府に知らせた。


当然の事ながら、荊州側の守攻体制(ミッション)も既に開始されていたから、劉禅君は海軍府への移動を完了している。


海軍府に詰めてさえ居れば、湖からの侵攻には直ぐにでも対応可能だから、彼らはそのタイミングに合わせて湖に巨大船の移動を済ませ、待ち受ける事は可能だったのである。


「いゃいゃ…今さらだが、この伝書鳩っつ~のは便利だねぇ~♪あっという間にやって来るからな!キュッキュ君の様に臭いを嗅いで追跡して来る奴も凄いが、予め場所を覚えさせる訓練さえしておけば、迷わず戻って来るクルルン君たちも大したもんだ♪歩隲殿にはまだ渡してあるんだろう?」


「えぇ…勿論です♪何しろこの距離間ですからね!焦せらずとも、いつでも補充可能ですからな♪」


若君の問い掛けに傅士仁は問題なしとニコやかに答えた。


「しかし大型船を五隻も並べると壮観だねぇ~♪まるで陸地に居る様だ!でも連環はしていないんだね♪大丈夫なのかい?」


若君は少々心配そうにそう訊ねる。


船の揺れには随分と苦労した過去があるから、自然と口から漏れ出た。あの時は自らを縛り固定したのだから、然も在らんというべきだろう。


傳士仁は即答した。


「そらぁ漢江の流れは半端無いですからな!でも湖水は殆ど水の流れがありませんから、風の間に間に漂っていれば懸念無しです♪むしろ連還など愚の骨頂!赤壁の(てつ)は踏みませぬ。まぁそれも火矢が甲板に届けば別ですがね♪コイツは鉄船ですから、幾ら射っても無駄でしょうな!」


若君は傅士仁の説明にようやく納得したらしい。悦に入って辺りを眺める。


辺リー面には(もや)が掛かり、一寸先は見えない。夜の(とばり)が降りた後は尚更であった。


「しかしこれは凄いの一言です!傅士仁殿は才能豊かな御方ですな…」


「だろう?だろう?この男を信じて活かしたのはこの僕だかんね♪」


若君は得意げにそう言う。


「そらぁ…存じてます!先見の明がお在りでしたね♪」


「あっそっか!文偉も同行したんだったな♪」


彼らは初めて公安砦に訪ねた頃を思い出す。


「そう謂えば、貴方とはあれ以来な気がしますな!今や推しも推されぬ大守様だ♪儂もたまには顔を出さんといけませんな!」


傅士仁もそう答えた。


「えぇ…落ち着いたら是非!でも同じ武陵内に海軍基地があったとは驚きました♪百聞は一見に如かずですね?」


費禕もそう告げた。


「だろう?僕も驚いた。でも僕の凄さは案内無しにここに到達した事だな♪」


北斗ちゃんはコッコッコと笑って言った。


「そりゃあ、確かに!記憶を失い、彷徨(さまよ)った挙句の果てに、偶然でも辿り着いたんですから、強運の持ち主です♪」


費禕はサラッと流した。


「チェッ!知ってたんか…」


若君は恥じらう。


「さては費観に聞いたな?君も職務が大変なのは判るが、今後は適度に顔を出す事だな!」


若君は余計な事を言ったと苦笑う。


「えぇ…そうですね♪こうして海軍府も見れた事ですし、やがて呂蒙殿もやって来られる。まさに実地検分の妙です!私の願いを聞いて下さり、感謝致します♪」


費禕は礼を述べた。


「うんにゃあ…始めはお目付け役かと想い、ハラハラしたが、確かに"敵を知り己を知れば百戦危うからず"だ!余り文官が前線に出るのは適当じゃ無いが、これからの交渉に活かしてくれればそれで良い♪君には次代を但う立場での意見を期待している。宜しく頼むね♪」


若君はそう言って笑った。


『何だ…自分の失敗はスルーですかい?全く!相変わらず困ったお人だ…』


田穂はそう想う。最近とみに潘濬に似て来たせいか、小うるさい。


けれども彼の良いところは、自分の役目を(わきま)えている事だった。だから口には出さない。


ところが顔には出てたらしい。若君はチクリと指摘する。


「田穗!過去は過去だ。皆、それぞれが多くの人生経験の許に今を生きているのだ。成功も失敗も己の血となり肉となり、成長に寄与する。反省する事は大事だが、いつまでも引き()らず、先を常に見据えねばならん。それにあれだけの経験をしたのだ。少しは自慢に摩り替えても(バチ)は当たるまい!文偉はそこいらの機微が判るから、敢えてサラリと流したのだ…」


「へっ!そうなんで?」


田穂は費禕を振り返る。


すると費禕はコクリと頷き、諭した。


「若君とは長い付き合いです。そもそもこの方に善悪の何たるかを教え込んだのは、楼琬殿でしょうが、この私もその一翼を担っています。若は私が知らぬと想い、ついつい自慢したのでしょうが、私は知ってました。だから軽い罰を与えて済ましたのです♪二人切りならいざ知らず、皆の面前でその面目を潰すのは、正しい臣下の役廻りとは言えません。私も少々毒舌家ですので、嫌味宜しく、褒めた訳です♪こうした場合、サラリと受け流すのも、時に必要な事なのですよ!強いて言うなら、相手の首を取ったくらいに追い詰めぬ事です。むしろ大事なのは、相手に考えさせる事でしょうね?」


田穂は(とうとう)々と聞いていて、ふと疑問を口にする。


「仰る事は至極ごもっともですが、潘濬殿は違う気がしますが?」


すると今度は若君が諭した。


「潘濬はいいのさ♪彼は僕のお目付役だからね!皆にも認知されているしな♪むしろ彼の場合は、はっきりと言う事が職務だ!ところが彼も最近は落ち着き、理路整然と物を言う。僕は劉巴の影響だと考えているんだが、これも成長だ。勿論、僕が最近大人しくしているから、控えているところもあるんだろう。彼だって最初のうちは、いきなり太子のお目付役を拝命して手探ぐり状態だっただろうから、余裕が無かったのさ♪すっかりその印象が定着してしまった感はあるが、本来の彼は理性的な男だ。最近の彼はむしろ僕に考えさせようとしている。さっき文偉が言ったようにね!僕としちゃあ、たまには怒鳴り散らしてもらった方が愛情を感じるけどな?今となっちゃあ懐しいよなぁ♪」


若君はそう言うと物想いに(ふけ)ってしまった。


その後は費禕が引き継ぐ。


「田穂殿!私もかつては若の師でしたが、今はいち臣下…いつまでも教官の如き姿勢では君臣の関係に触ります。臣下は常にその立場で物の言うのが宜しいのです。判断は主人に委ねる。幸いな事に若君はしっかりと臣下の言葉に耳を傾ける御方!ですから私は心配などしておりません。只々、私の経験値が若君の役に立てば良いと想っております♪」


「そういう事だな!若は少々悪戯好きなのが玉に(きず)だが、常にその指示は的確だ♪元気なくらいが儂らも安心だろう!違うかね?」


傅士仁がそう口を挟むと、田穂もようやく頷く。


「そうですね…あっしもそう想いやす♪」


すると若君はいつの間にか耳をすまして聞いていたらしい。


「僕は物分かりの良い臣下を持って幸せだ♪これだけの信頼を裏切っては罰が当たる。せいぜい精尽するとしよう♪」


そう言って笑った。


「ご明察です♪」


皆もそう答える。


「それで…例のアレはもう準備しているのかい?」


北斗ちゃんは唐突に訊ねる。


傅士仁はその手は食わぬと言い返す。


「ガッハッハ♪どさくさ粉れに訊ねると、つい反動で答えちゃう法則ですな!その手は食いません♪でもまぁいいでしょう!用意はしてますが、使うかどうかは儂の判断です。正体は(いず)れ判りますからお待ち下さい♪」


「あっ!やっぱり?」


北斗ちゃんは罰が悪そうに頬を染める。


この辺りが油断ならないと言う事なのだろう。ボケッとしていては、この太子の臣下は務まらないのである。


「まぁいいや♪却って知ると先のお愉しみが減る。傅士仁、君に任せるさ♪」


若君はそう言うや、船内に向かった。


田穂と費禕もそれに続く。


「今の内にしっかりと食って寝て下さいや♪動きがあれば直ぐにお知らせします!」


傅士仁はその背中にそう告げた。


北斗ちゃんはクルリと振り向くと「うん!頼むね♪」と応えて、その足で船内に消えた。


湖一面には変わらず(もや)がかかり、暗い闇の静けさが、これから起こる嵐を感じさせた。傅士仁は気を引き締めて、最終確認に入った。




ガラガラと音を立てて、車は荒れた道を激走している。馬車はその度にガタガタと揺れて、座っていても左右に身体が振り回され、けして居心地の好いものではなかった。


二人もいい加減に尻が痛くなって来たので休息を取る。言い出しっぺは()の諸葛恪であった。


「太子様♪急く気持ちは重々承知していますが、慌てなくとも江夏は逃げませぬ!たとえ援軍が間に合っても、お身体を壊したら何も成らない。もうそろそろ日が暮れます。お食事をお取りになっては?」


孫登も、彼が自分可愛さに言っている訳では無い事は既に承知していたので同意した。


「うん♪そうだな!そうするか♪」


二人は野営の準備をさせて食事を取る。お供は諸葛家の精兵六名と御者と料理人である。


彼らは日頃、近衛として出仕しているので一人一人(ひとりひとり)が強者であった。太子・孫登とも顔見知りゆえ、都合が良かったのである。


余りガチガチに固めてしまうと、却って太子一行だと宣伝して歩いているようなものだから、一行は最低限度に抑えられた。


それにこれは軽挙妄動の罰なのだから、甘えは無い。唯一の親心は腕の良い御者と料理人を同行させてくれた事だろう。


「美味しいな♪」


太子がそう言うと、諸葛恪も頷き同意を示す。


「そうですね♪それに外で夕陽を眺めながら食べるというのは格別です!」


諸葛恪はその雄大さに心を奪われた。まるで自分の行いがとてもちっぽけに想えて仕方無かった。


食事が終わると孫登は宣言した。


「先を急ぐぞ♪」


これには諸葛恪も異議を唱えた。


「太子様、少々仮眠を取られた方が宜しいのでは?」


けれども孫登の意志は固い。


「お前が察してくれているのは判るが、事は一刻を争う。父も戦場では一睡もしない事はあるらしい。気にするな!先へ進もう♪」


近衛も同意したので、一行は再び車中の人となる。馬車はカラカラと、音を激しく立てて走り出す。


聞けば夜は余程の規模の野営で無いと却って危険だそうだ。そう山賊や野盗である。


馬車の回りには前に二騎、左右に一騎ずつ、そして後に二騎の騎馬隊で固め守っている。御者台には料理人も座っていて、彼は弓もやるのでいつでも備える事が出来た。


こうして一行は夜道を進む。相変わらずの悪路で、馬車が揺れる(たび)に二人の身体は投げ出される。


けれども諸葛恪は太子を庇う様に支えたので、孫登は五体満足で済んだ。それとは対象的に、諸葛恪は身体中、打ち身や擦り傷が酷く顔を歪める。


孫登はそれを横目で眺めながら、少しばかり見直していたのである。


『こいつもなかなか良いところがあるじゃないか?』


彼はそう想い、「おい!大丈夫か?」と気遣う。すると諸葛恪はニッコリと笑い、「大丈夫です♪」と答えた。


その(ひたい)にはジワリと汗が滲んでいて、笑顔とは裏腹に疲労が感じられた。


「無理はするな…」


孫登がそう言おうとした時である。突如、馬の(いなな)きと共に喚声が起こり、彼らは反射的に互いに目を見合わせると、窓の外に首を出した。


「山賊です!」


警護の近衛隊の警告に二人は背後を振り返る。


何と目を覆うような数の野盗の群れが意気盛んに、まるで先を争うかのように彼らを追って来るのだ。


「速度を上げろ!良いか、奴らに構うな!このまま飛ばせ♪」


孫登はそう命じた。


「それでは追いつかれます!」


近衛はその使命を全うするべく、離脱しても立ち向かうつもりだが、孫登は念を押す。


「高々、六騎でどうなるもんでも無い!こうなったら一蓮托生だ♪皆で生き延びるぞ!反論は許さぬ♪」


そう言って隊型を維持させた。


「こうなったら盾になるぞ!」


近衛騎兵は皆、そう覚悟を決めた。一行は悪路を必死で飛ばし逃げる。野盗の群れはもうすぐそこまで来ていた。

【次回】駆け引き

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