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その先に在るもの

北斗ちゃんは関羽の許諾を取り付けた。それはけして承服させた結果では無かった。


関羽には今でも若君に中華一統の君主として君臨して欲しいという想いが在った。けれども若君の情熱に負けた。


関羽は若君が人を見る目があると想っている。だから眼鏡に適う人物が居なければ、必然的に引き受けるしか無くなるだろうと踏み、それに賭けたのである。


「ところで…(*´艸`*)」


関羽は訊ねた。


「魏の孟徳殿とは面識がありますから、面会には応じてくれるでしょうが、呉の方は如何されるのです?(*`艸´)魏とは違い、未だ同盟関係にも無く、若は誰ともまだ面識がありませんでしょう♪」


すると北斗ちゃんもその点については素直に認めた。


「うん♪そうだね!⁽⁽(•̀ᗜ •́๑)僕はまだ虞翻殿と歩隲殿としか面識は無いな♪そしてこの場合、その両方とも使う訳にはいかないね!」


北斗ちゃんはニコニコしながらそう宣う。その顔は殊の他、愉し気に見えた。


関羽はまたぞろ含む所ありと怪訝(けげん)な仕草である。すると若君は予言でもするかのように(とうとう)々と答えた。


「爺ぃ~心配しなくてもその内、先方さんから会いたいと言って来るさ!(´°‐°`)間違いない♪」


「それはいつです!(ꐦ*`艸´)੭⁾⁾」


関羽は訊ね返す。


「う~ん…(¯―¯٥)そうだね、早ければそろそろかなぁ?だから相談する事にしたんだけど、遅くなれば半年程は後に成るかもな!こればかりは相手から話しを持ち掛けてくれた方がこちらも助かる。大義名分って奴だね♪魏の方は心配しないでも、会う分には協力者が既に居る。そして段取りも良好だ!」


北斗ちゃんは然も可笑しそうにケラケラと笑った。関羽は訳が判らない。だから想ったままを口にした。


「儂は(いず)れは江陵方面の守将を兼ねる事になる。それが早いか遅いかくらいの些細な問題です!ですから構わないが、若には精算がお在りのようだ。いったいどういう事なんです?=͟͟͞͞(`艸 ´ ٥ꐦ)儂には知る権利があると想うのだが…」


すると北斗ちゃんはコクリと頷き、種を明かした。


「爺ぃ~は立ち合っていなかったから知る(よし)も無いが、田豫の家族を迎えた時に、田穂は立ち合って居たろう?( ㆆ-ㆆ)و✧」


急に話を振られた田穂は反射的に頷く。


「あの時、最後に満寵殿は何と言っていたかな?覚えているかい!(๐•̆ ᗜ •̆๐)」


若君の問いに田穂は頭に思い浮かべる。


「そうですな…(ღ`⌓´*)確か、うん!良い♪良い♪と申しましたな?ですがあれは田豫に言った言葉ではないのですか!」


田穂は不思議そうにそう訊ねた。


「まぁね…₍₍(⁎ᵕᴗᵕ`⁎)⁾⁾ そうだよ♪確かにそうなんだけど、あれは僕に対しての合図でもあったんだ!彼にはいずれ時が来たら、魏王や太子への謁見を打診してあったんだ!承知なら何でも良いから貢定するように求めてあった。勿論、彼がそう言った後に、チラリと僕の方を見る事で承諾を伝える事になっていた。僕は満足して頷いた。それが全てさ!」


得意気に語る若君を田穂は唖然と眺めている。関羽は感心したように、こちらも相槌ちを打つ。


「そして呉の方だが、こちらには目で訴えるように布石を打ってある。⁽⁽(•̀ᗜ •́๑)いずれ気づき次第、説明を求めて来よう♪」


これには関羽の方が素早く反応をみせた。


「あぁ…Σ(`艸 ´ ٥ )成る程!若も割と意地が悪いですな♪見つけた方は何事かと相当に焦る事でしょう!」


彼はそう言って苦笑いした。


「(ღ`⌓´٥)??」


田穂は何事かと若君を見つめる。北斗ちゃんはすぐに反応を示した。


「フフフッ…(⑅˘̳ლ˘̳⑅)そうだよなぁ〜♪彼らも国境線のこちら側の事だから文句も言えまいが、アレには圧力を感じざる逐えまい!詰問はしたくなるのが人情だろうね♪」


北斗ちゃんも同意を示した。そして補足する様に田穂を見つめた。


「田穂!君達にはまだこの件については口頭では伝えていない。(๐•̆ ·̭ •̆๐)けど君ももう衛尉なのだから、その気になれば機密文書も閲覧出来よう♪」


北斗ちゃんはまず釘を刺す。田穂も釣られて頷く。彼はクスリと微笑み話し続けた。


「これは荊州城下発展計画に関する文書には既に記載している事だが、僕はこの荊州に未だかつてない巨大な城塞を構築しているんだよ!(๑ᵒ ᗜ ᵒ)و ̑✧つまりね、端的に言うと、開発中の土地が全て城の中にすっぽりと収まるって寸法だ。そうなれば、この江陵城も単なる荊州城のいち砦って事に成るね♪圧力とはそういう事さ!僕は秦の函谷関に倣う巨大な城壁でこの荊州を括るつもりだ。南郡砦、公安砦、そして零陵砦は今の所、引き続き現体制で任務を全うする事になる。要は城壁が堅固になって行けば行く程に否応無く気づかざる逐えないという訳さ♪」


そして北斗ちゃんは一気に捲し立てた。田穂は驚く。


今や武州を中心とした河川事業がさらに発展を呼び、都と比較しても遜色ない街道が張り巡らされて、様々な生業が成長した街並は壮観とさえ謂えた。


それは田穂も承知していたが、その街をすっぽりと城内に取り入れてしまおうという壮大な計画だとは露程も気づいていなかったから、彼は口をアングリと開けて呆ける。


「まぁ、そういう事さ!(๑´❛ ᗜ ❛)੭ ੈ完成すればおそらくは長安や洛陽よりも巨大な都市に成る事だろう。我ら蜀には成都という堅固な要塞都市が既にあるが、最大の懸案は中心部には程遠い、地方都市である点だった訳だ。これは当初、爺ぃ~も懸念していた事だったね?」


若君のその言葉に関羽も頷き、意見を闘わせた過日の事を想い出す。若君は荊州に来たばかりの折りに、北伐を敢行したい関羽を抑え、今は我慢の時と切々と語り合った。


その時に最大の懸念とされたのが、人口の違いと人材不足という大きな問題点であり、それを払拭するために、彼は富国強兵を凌駕する程の巨大構想をぶち上げたのである。


それが河川整備と運河構築であり、そのために必要な資本締結を秦縁と交わし、移民と流民を受け入れ教育を施す事で、人材不足と人手不足を解消し、賃金を払う事とその周辺で興る生業を発展させる事で、経済効果すら産み出したのである。


その発展の先に目指したのがこの荊州城構想で在り、これこそが若君の目論んだ恒久平和への一手で在った。


中華のど真中に巨大な街が出来上がり、これは長安や洛陽という謂わば中原を治めるに相応しい立地条件とは成らないが、中華を東西南北に治めるにはこれ以上は無い程、相応しい立地なのだった。


その利便性は立地に止まらず、河川や街道の整備という謂わば商の道を繋ぐ事で、その威力を存分に発揮出来るのである。


中華が三国に分断されているこの時代に、果たしてその国境に関係無く、利便性を優先させた劉禅君のこの構想は、他国からすればキ印だと想われても仕方無いほどに、三国全てに寄与するものであった。


街道の整備は行き交う人々や商の道としての利便性の反面、敵国から攻め易くなるという負の問題点も産む。


(とど)のつまり、若君の頭の中には端から二国と戦うという意志は無く、国の発展に寄与する事しか無かったと言えるのだ。


"中華"というこの言葉はこの時代、世界の中心という意味を持っていた。魏や呉は未だこの言葉に縛られる余り、漢族同士の殺し合いに興じている。


だからこそ戦に依る中華統一を目指しているのだ。世界を取る事を目指すのならば、それは必然と言えるのでは在るまいか。


けれども劉禅君の考えはそこに無く、あくまでも中華は我々皆の故郷で在るべきだという信念に基づくものだった。


彼は中華という言葉には縛られない。


なぜなら、彼は移民推奨を目指す傍ら、世界とは中華では無く、まだ見ぬ水平線の先には我々の知らない多くの国々がひしめき合っているという事を学んでいたからである。


そんな大局を知れば、この中華という小狭い世界で身内同士が相争うなど愚の骨頂である事が判るというものだ。


彼の目指す恒久平和はこうして徐々にではあるが、その形を形成しつつある。若君は二国とはその一線を()し、違う道程を進みつつあった。


我々中華の者は一致団結して、この国をより好い高みに推し上げなければ成らない。


外敵とはまだ見ぬ好戦的な民族を指し、この中華はそんな外敵から身を守り、好意的な民族とは国交を樹立して、交易により互いの発展に繋げたい。そんな想いを描いていたと謂えよう。


そのためには他国にも、そして国内の人々にも誇れる都を築き、その象徴としたい。そんな想いから出た構想が、荊州城構想だったのである。


勿論、堅固である事は必然であるが、目に訴えるものにしないと意味が無い。結果、国構えで東西南北に門を有する当時の城とは完全に異なる、異彩を放つ都と成る筈であった。


『いったいこの人の頭の中はどうなっているのか?(ღ`⌓´٥).。oO』


田穂は再びそう感じていた。


前にも彼は、"頭の中を切り開いて見てみたい"などと不遜な事を考えたものだが、"閃きの欠片"は未だ色あせる事無く、若君の叡知を支えている。


そしてその姿勢は、三国の者たち全ての人々の度肝を抜き、その広い視野で新風を巻き起こすものであった。


「田穂よ!心配するな♪(*`艸´)防衛体制は万全にするから懸念には及ばぬ!」


関羽は彼が殊更に泡を食っている様子を見て、念押しした。


「広い城内をどう連携させるのか、意志統一を図る設計には成っている。従横無尽に張り巡らせた街道は、軍隊を容易に移動する事が可能だし、駅停には乗り継ぐ馬も用意される。そして何より出色なのは、若君の設計された手押し車だ!線路の敷設も順調に進みつつあり、(いず)れは民の移動手段の一つにも成ろう。そして河川による運搬も船を利用すれば早い。人も抹糧もお手のものだ。そして狼煙(のろし)台と伝書鳩も技術が向上されて、利便性も高まっている。軍隊も自衛団も強化され、緊急時の適応力が格段に上がった。何より中で住む人は安全に、そして安心して暮らして行く事が出来るのだ。これぞ若君が目指した恒久平和の象徴と成ろう♪ꉂꉂ(-^艸 ^ -)」


関羽はそう誇らしげに語った。


「何だ!爺ぃ~♪Σ(˶‾᷄﹃‾᷅˵)こそばゆいぞ!でもその通りなんだ♪荊州城は必ずこの中華全土の象徴と成ろう!完成すれば、他国の賓客もその壮大さに(うな)る事だろうね?でもまだそれは先の話さ!まずは会盟の成否こそが重要だ♪それを叶える下地が整えば、先はとても明るいものと成ろう!」


若君もそう捕捉して笑った。


世が世なら、こんな巨大な構想はその建造に多くの民の徴用を必要とし、民の怨嗟(えんさ)の原因と成る。


けれどもそこが若君の妙であり、彼は今回の構想を練るに当たって、全ての民に賃金を払うと宣言した。


だから民らは働けば働く程に生活は楽になり、その余力から生活に幅が出来た人々は、買い物を自由にする事が叶う。


そうなると、必要不可欠な生活必須品を扱う者から遊興品を売る者まで、多くの生業を営む者たちも当然儲かる。


彼らが儲かるとどうなるのか。当然こちらもそこから得られる課税額が半端無く入って来る。それは新な公共事業を再び産む。


そうした中で、売買が頻繁(ひんぱん)に行われる事により、荊州全土の経済効果は莫大なものに成って行く。正に至れり尽せりの相乗効果がもたらされるのだ。


田穂は説明を受けても、その全てを理解した訳では無かったが、若君が微笑み、大将軍が胸を叩くこの構想には、彼も嬉しさが込み上げていたし、何より期待していた。


彼も民の間で流行っている遊興には何度も遭遇していて、愉し気に笑う人々の表情を眺めながら、ほっこりとした気持ちになった。


『若君の方向性は間違っていない。このあっしでさえ、その発展が肌身にも判る。難しい事はあっしには判らないが、これで良いのだ!今まで通り、あっしは若を信じて付いて行くのみっす♪(*`ㅂ ´ *)』


田穂はそう想い、破顔した。


その表情を見て、北斗ちゃんは喜び、関羽も安堵したのである。


「まぁそういう事だ!繰り返すが、僕が外交交渉に出るのは、まだ少し先に成りそうだ♪でもいつ呉から接触して来るか判らないから、準備は進めておくべきだろうね!そこで明日の朝儀には、この件をふるいに掛けるつもりだから、そのつもりでね?話は以上だ!⁽⁽(•̀ᗜ •́๑)宜しく頼むね♪」


北斗ちゃんはそう告げると、大将軍府を辞す。


田穂は先を歩く若君の背中を頼もしげに眺める。その相肩にこの国の将来が懸かっている事など微塵も感じさせなかったが、彼にはその苦労が判っていたから、想わず溜め息が漏れた。


けれども田穂はこう想う事にした。


『何かとても愉しそうだ♪引き続き若にはその意気で臨んで欲しいっす!(*`ᗜ´٥)੭ ੈあっしはそんな若に、なるべく安全な道程を提供したい。あっしも自分の本分を貫くとしよう…』


彼はそう決意を固めた。田穂もいつの間にか若君に釣られる様に、その頬は緩み、微笑みながら後に続いたのである。




翌朝の朝儀には南郡、公安、零陵など各地からも代表者がぞくぞくと集まって来た。その中でも上庸からの使者は最年小で、集まった属官たちの中には目をパチクリと見開いて呆ける者も居た。


けれども彼の立ち居振る舞いは堂に入っており、皆を驚かせた。そう、費詩の長子・費立である。


彼は席がちょうど徐庶と隣り合わせで、義侠心に厚いこの男に尊敬の眼差しを向けた。


「御主は費詩殿のお子で在ろう...ꉂꉂ(´ސު`๑)」


玄直はそう言って、自分を見つめる若者に目を合わせた。


費立は初対面の筈の自分に気軽に声を掛けてくれたばかりか、ズバリ言い当てられて驚く。彼の立場からすれば、徐庶は雲の上の存在であり、憧れだった。


「費立と申します。ꉂꉂ(*⁰▿ ⁰ *)お初にお目に掛かります。徐庶様にお会い出来て大変光栄です♪」


彼はやや緊張気味にそう答えた。すると突然、徐庶は笑い出し指を差す。


「アレじゃよ!アレ!(๑´ސު`)✧あそこにのんびり構えるご老体が居るだろう?アレとは腐れ縁でな、昔の(よしみ)で未だに酒を汲み交わす。アレはこの江陵一帯の御意見番だからな!何でも良く知っておるよ♪」


徐庶が指差した先には、伊籍がかしこまり座っている。老齢にも拘らずその背筋がピンと伸びて曲がっていないのは、彼の士大夫としての矜持の表れで在ろう。


費立はコクリと頷き、笑顔で言葉を返す。


「伊籍様は我が君の股肱の臣…✧(*⁰▿ ⁰ *)私も父に連れられて、幼き頃よりよく構って頂きました。成る程、それでお判りだったのですね?でもまだ若輩者の私にどうしてお声掛け下されたのですか♪」


費立は緊張から少々解放されて、意を決して訊ねてみた。彼にしてみたら徐玄直と話す機会などそうそう訪れない。


この際、少々ずうずうしいと想われても構わないと彼は持ち前の積極性を発揮した。


ところが、徐庶は却ってその姿勢に感心したらしい。ニコやかに微笑み応じたのだ。


「カッカッカ♪ꉂꉂ(´ސު`๑)それならあそこを見たまえ!君と同じように真面目な男が居るじゃろう?アレは儂の初めての弟子でな、名を廖化と申す。弟子になる際に儂が一字を与えたのだ。あやつはなかなかの男だ。これから出世するだろうから、知っていて損は無い。儂はな、意外性を愛するのが信条よ!だから廖化を弟子としたし、若君にもその一端を見た。(とど)のつまり、この儂はその個性を大事にし、前向きな者が好きなのだろうな!その一端を君にも感じたと言ったら、理解してくれるだろうか?」


徐庶はそう言って費立を見つめた。その瞳には真険さが感じられた。


費立は少々照れて頬を染めた。けれどもその理由については問わなかった。


今、その答えを高名な徐庶に求めても仕方無い。彼自身、まだ自らの個性が果たしてどこに在るのかは定かで無かった。


つまり、自分はまだ芽が出る前の発展途上に在ると自覚していたので、強いて焦る必要性が無いと想った次第である。


だから徐庶先生が目を掛けてくれたなら、より一層精進せねばと心に秘める事にしたと謂うべきだろう。


『フフフッ…ꉂꉂ(´ސު`๑)良い顔をしておるのぅ~♪こりゃあ、頼もしいわぃ!ここにもまたひとり、才能が埋もれておったわ♪それに賢い!敢えて短絡的に、答えに走らぬところが気に入った。前途有望じゃな!あの若君を支える者がまたひとりか…この儂もこの出会いを心に留め置く事にしようか♪」


徐庶は妙に嬉しくなった。


費立は只一言、「⁽⁽(*⁰▿ ⁰ *)有り難うございます♪そのお言葉、忘れません!」そう言ってはにかむ。


「あぁ…Oo。.(´ސު`*)頑張りなさい!これからは君たちの時代じゃ♪若を助けてやってくれよ…」


徐庶も温かくそう答えた。




やがて皆が参集し終わると、そのタイミングで若君が入場して来た。その両袖にはいつも通り、潘濬と田穂を伴っていた。


二人は壇上の若君を狭む様に、いつも通り左右に分かれて立ち、潘濬が目配せすると、若君はおもむろに語り始めた。


「諸君!⁽⁽ღ( •̀ ᗜ •́ *)おはよう♪」


北斗ちゃんがそう告げると、皆一斉に「おはようございます♪」と答礼する。


「一部の者たちは既に承知している事だが、僕はそろそろ二国との折衝に入ろうと想っている。そこで今日はその代表団編成について議論を行いたい…と言ってもだ!既に僕の方で粗方(あらかた)は決めてあるんだが、この機会に足並を揃えておきたい♪宜しく頼むね!(๐•̆ ᗜ •̆๐)」


若君がそう述べると、すぐに反応を示す者が居た。それは趙雲その人だった。

【次回】新たな方針

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