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思惑の一致

三人は静寂の中をおもむろに進む。龐徳の先導があるから、もはや心配はいらなかった。


北斗ちゃんはこんな状況下でも頭をするどく回転させている。どうせ言葉を発する事はなるべく控えねばならない。


そして時を同じくして田穂もどうしようかと迷っていた。すると若君は突如立ち止まり、田穂に耳打ちする。


「今、想い出したが田穂、君は一緒に来ない方が良いね♪(๑`•᎔•๑)σ」


「はぁ~(ღ`⌓´*).。oO 満寵様の事ですな!」


彼は吐息をつく。彼の迷いは満寵にその身を晒す事を怖れたものだったから、若君の配慮には感謝を示した。


けれども彼は首を振った。


「お気持ちは有り難いのですが、ご辞退申し上げます!あっしは言い出しっぺです。そのあっしが高々そんな都合で逃げてどうします?若にも趙累殿にも顔向け出来ませんな!(*`⌓´٥)੭ ੈ」


「何!Σ(˶‾᷄﹃‾᷅˵)趙累が見張っているのかい?」


北斗ちゃんは驚く。


「えぇ…ღ(٥`ー´ )⁾⁾ 先程まで一緒に!若の居場所に案内してくれたのも彼です♪」


「そうか!(๑•́⌓•́).。oO では君は尚更止めておけ♪」


「否…(ღ٥`ᗜ´)੭ ੈどうせいつかはバレる事です!それにそう想ってるのはコチラだけで、アチラはもうご存知かも♪まぁそういう事ですな!良い機会ですから、この辺りでご挨拶しておきましょう♪何しろあっしは若の衛尉ですからな、否でも着いて行きますぜ!」


田穂はクスリと笑った。彼らが前を向くと、龐徳は律義にも待ってくれている。


二人は慌てて頭を下げながら後に続いた。


司馬懿の陣屋に辿り着くと、龐徳は只一人、入って行く。これは前以て決められた約束事だった。


彼に仲達殿を呼び出して貰う手筈である。若君が出発する前に決めた唯一の約束事であった。




龐徳はその意図を訊ねた。すると若君は何の事も無いとすぐに答える。


「フフフッ♪(∗˃̶ ᵕ ˂̶∗)♡これは多分だが、聞いた感じじゃあその首領らしき男と後の二人の間には幾ばくかの温度差がありそうだね!もし仮にそうなら彼らはまだ一言も喋ってないよ♪だから彼らの証言を引き出すためにも提案したいのさ!仲達殿が受け入れてくれれば、これはきっと面白い事になると想うよ♪」


龐徳は驚く。何せ彼が到着し、若君を引き取った時にもまだ黙秘していると聞いていたからだ。


本来なら、誤解を解こうとアレやコレやと御託を並べるものだが、一言も発しない所に気味の悪さを感じたものである。


「⁽⁽(°ㅂ°*҂)そういう事ならお任せを♪」


龐徳は二つ返事で引き受けた。




「これは、これは!⁽⁽( •̀ 艸 •́ *)初めて御意を得ます♪司馬仲達で御座る!以後お見知りおき下さい♪」


仲達は(かしこ)まり、礼を尽くす。


北斗ちゃんは何だかこそばゆい。


なぜなら今、彼と相対しているのはキラ星の如く人材の揃う魏に在って、次代を担う逸材と評判が高く、あの曹仁の信頼の厚い男だからである。


そんな彼が自分に頭を下げるのは、一重に蜀の太子という立場だからであった。本来ならば他国の青二才が軽々しく面会出来る男では元々無い。


噂の域は出ないが、諸葛孔明に匹敵する実力の持ち主とも聞こえて来る。


北斗ちゃんは人と形を判断する時には必ず相手と対面し、実際に直接言葉を交わす事で今まで自らの判断材料として来た。


そんな彼でも相手の落ち着き様を見ればその器の大きさは手に取る様に判る。ドッシリと構え、不測の事態にも決してたぢろがず、それで居て虚勢すら見せずに謙譲の姿勢さえ示しているのだ。


そんな男は北斗ちゃんでさえ初めてだった。確かにその色合いは違えども、あの孔明先生に匹敵するという噂も満更(まんざら)では無い。


北斗ちゃんは初対面の出だしから、その主導権を握られた気がしていた。彼は仲達に飲まれている自分に気づいていた。


「まぁこんな所で立ち話も無い。こちらも御無礼が在っては困るのです!どうぞ天蓋(てんがい)の中にお入り下さい。中でお話し致そう!⁽⁽ღ( •̀ 艸 •́ *)今宵は少し冷える。貴方に風邪を引かせたら私が主人(あるじ)に叱られますからな!どうぞ♪」


司馬懿はそう言って劉禅君を(いざな)う。北斗ちゃんは慌てて訊ねた。


「いゃいゃ…ღ(°ᗜ°٥ღ)✧中では詮議の最中なのでは在りませんか?ご迷惑なのでは…」


それは当たり前の様に口から出た言葉だったが、若君の思い込みでも在ったのだ。彼は詮議は停滞しているという持論の許に掛け合いに来たつもりだったから、自然とその言葉が口から飛び出た。


ところが時の経過は当たり前の様に現状に変化をもたらす。そしてこの男の力量がそれを可能にするという事を図り間違えていたのである。


司馬懿は答えた。その言葉には何の抑揚も無く、落ち着いたものであった。


「あぁ…(* •̀ 艸 •́ )੭ 彼らならもうここにはいません!だからご心配には及びませんよ♪」


「へっ?Σ( ꒪﹃ ꒪)それはいったい…」


「実はですな!三人まとめていては埒が明かないと想い、三ヶ所に振り分けて見張らせています。後はどう真実を引き出すか考えていた所でした。もし宜しければ劉禅君もご一緒に如何ですかな?貴方の噂は聞いている!⁽⁽ღ( •̀ 艸 •́ *)少し手伝って貰えると助かります。ではそういう事ですので遠慮無くどうぞ♪お付きの人もご一緒に!そうだ、君も入りたまえ龐徳!手伝って貰おう♪」


司馬懿はそう言って再び若君を誘う。北斗ちゃんも従わざる逐えなかった。




「それにしても無事目覚めて下すって良かった!ここで何か在れば曹仁様に顔向け出来ませんからな♪龐徳殿も御苦労でした!ꉂꉂ( •̀ 艸 •́ *)」


北斗ちゃんたちが陣屋の中に通されて、用意された席に落ち着くと、司馬懿はホッと胸を撫で下ろしたと謂わんばかりにそう言った。


北斗ちゃんは自分の落ち度を思い出してみるみる顔が赤くなる。田穂は痛い所を突かれたとドキリとする。


すると龐徳が申し訳無さそうにそれに答える。


「いゃ…(ღ°ㅂ°٥҂)儂は余り役立ちませんでしたな!」


「ほぅ…( •̀ 艸 •́ ꐦ)それはどういう事かね?私は龐徳殿に若君の介抱を頼んだ筈だが?」


「それがそのぅ…⁽⁽ღ(°ㅂ°٥҂)何でも有りっつ~訳でも在りませんからな!やり方が丁寧過ぎましたか…」


龐徳は歯切れが悪い。司馬懿は若君に失礼が在ってはと問い質す。


「いったいどういう事です?(ꐦ •̀ 艸 •́ )੭ はっきり仰い!」


「はぁ…(°ㅂ°٥҂)」


龐徳は頭を掻く。すると仕方無く北斗ちゃんが仲裁に入った。


「いゃいゃ…( ๑˙﹃˙๑)✧龐徳殿は良くやって下すったと聞いてますよ♪ただ少し紳士過ぎたのでしょう!仲達様も経験はお有りかも知れませんが、気絶した人を起こす手取り早い方法は古今東西変わらぬモノです♪」


「あぁ…⁽⁽( •̀ 艸 •́ *)成る程!」


勘の良い仲達は若君が言わんとした事に直ぐに気づく。だから返す刀でそれに応えた。


「私も確かに経験が在りますよ♪頭から冷水を掛けるのが一番宜しいですな!成る程…丁寧か。龐徳殿は紳士的過ぎたのですな!しかしそれならどなたが?Σ(๑ •̀ 艸 •́ ꐦ๑)」


司馬懿も差し引き誰の仕業かくらいは判るが、ここは慎重に入った。なぜなら既にその目は田穂に向けられている。


司馬懿は意識しては居なかったが、その目は鋭く、その眼孔に注がれた田穂は途端に息苦しさを感じていた。


「仲達様♪それは勿論、こいつです!こいつは田穂と言って僕の衛尉です♪(๑*´° ᗜ °๑)੭ ੈ✧頼りに成る男ですよ!」


北斗ちゃんは種明かし次いでに紹介をする。これは自分の大事な配下である事を相手に認識させる意味も在った。


若君は物の次いでに先手を打ったのである。田穂も冷や汗を掻きながら会釈する。


「いゃ…⁽⁽ღ(* •̀ 艸 •́ *)仲達で結構!」


司馬懿は二度も様付けされて恐縮し、丁重に断りを入れた。節度は守らねば為らない。


その上で言葉を続けた。


「成る程…⁽⁽(ღ •̀ 艸 •́ *)確かに若君は善き家臣をお持ちだ。しかもその絆が凄い!貴方を守るためならば何でもやりそうだ♪」


司馬懿は君臣の絆の深さをそう表す。彼だって何でも許される訳では無い事くらい承知していたが、二人の関係をそう評する事で田穂の存在を認めたのである。


魏の陣屋に単身踏み込み、騒ぎにもならずに何食わぬ顔で(ひょうひょう)々としているこの男が、只者では無い事くらい仲達も理解していた。


その彼の追従を認め、保証した事になる。北斗ちゃんもそれを如実に感じて、この仲達がやはり一筋縄では行かない人物である事を再認識する事になった。


田穂も幾分ホッとしている。相手が自分の侵入を保証してくれた事で、今後動き易くなったためである。けれども彼は同時にその眼孔の鋭さにも畏怖を感じていた。


この仲達がその内なる心に激しい(ほむら)を秘めている事に気づいた最初の男となった。北斗ちゃんは善き頃合いと話しの筋を戻す。彼の興味は既にそちらへと向いていた。


「仲達殿…(٥ •ᗜ•)⁾⁾ この度は危うきところを救って頂き、感謝致します。不覚で御座いました。どうも有り難う♪」


まず彼は筋を通す。そりゃそうだ。補獲された彼は魏国側の堅い検問にかからなければ、今頃北へ北へと順調に連れ去られていたに違いない。


そうなれば目も当てられない。さすがの田穂ですら、どうする事も出来なかった筈である。


ところが司馬懿は相槌(あいづち)で応えただけでなく、余り(こだわ)りを見せずにむしろサラリと(かわ)す。


「いぇいぇ劉禅君!それはあくまで偶然の産物です。あのような(やから)に北上を許しては、我らの面目が立たない。そもそも北は我らの領土!それを守るのは当たり前の事であって、別に貴方を助けるためでは御座いませぬ。(ꐦ •̀ 艸 •́ )੭ たまたま偶然、お役に立ったならば、両国の友好のためにも何よりでした。だから気にする事はありません!」


然も日常業務を履行しただけというその姿勢は志が高いに違いない。北斗ちゃんも感銘を受けるように相対す。


「おそらく仰る通りなのでしょう♪でも結果はこの通り!(ღ❛ ⌓ ❛´٥)助けられた事に変わりは無いのです。礼を失する者は面目を失う。たとえそれがどんなに無様だとしても、感謝の心が自然と出せる人で僕は在りたい。それだけです!」


司馬懿も最早(もはや)異論は狭まない。曹仁に聞かされていた通りの人物だと確信したからである。


『慈愛と礼節か…(* •̀ 艸 •́ ).。oO (いにしえ)の固定観念に縛られているならそれまでの人だが、果たしてどうかな?』


むしろ仲達はこの機会を楽しんでいる。それに防御線が正しく機能している事が確認される機会にもなり、安堵していた。


だから最大限にこの若君を知ろうとしたのである。そのためには自分の耳目で確かめるのが一番良い。


人は皆、それぞれの物差しを内に秘めており、その物差しで他人の事を測り、知ろうとする。物差しはそれぞれの人の経験や生き様で長くなったり、きめ細かくなったりする。


つまり物差しはその人の中でだんだんと成長して行く物である。当然の事ながら、その人の素養も関わって来る。


元々の素養が高く、経験豊かな物差しで測れば測る程、依りきめ細かく相手の心の内を捉える事が出来る事だろう。


そういった意味では、この司馬懿は優秀な物差しを持っていたと言って良い。


だから北斗ちゃんがこの機会に司馬懿という男を知ろうとしたのと同様に、この仲達も劉禅君を丸裸にしようと虎視眈々なのであった。


謂わばどちらの物差しが相手の事をより的確に捉える事が出来るのか。果たして正確に定規を引き切る事が出来るのはどちらなのか。


その(せめ)ぎ合いと謂えたのであった。司馬懿はクスりと笑うと白旗を掲げた。


「そうですな!ではそうして置きましょう♪まぁ私としては秩序が保たれ、士気が乱れていない事が確認出来ただけ目っけ物だと想った程度なのです。これが偽らざる私の気持ちです!⁽⁽ღ( •̀ 艸 •́ *)それに実際、大漁を釣り上げたのはこの私じゃありませんからね♪報告を受けて二、三指示を出しただけですよ!どうしても礼が言いたいなら、満寵に仰い♪彼もきっと喜ぶ事でしょう!」


司馬懿はそれだけ言うと、とっとと話しを切り換えた。


「それよりも若君はあの三人組に興味があるんじゃありませんか?✧( •̀ 艸 •́ *)ズバリそうでしょう♪」


「ꉂꉂ(°ᗜ°٥)ど、どうしてそう想うんですか?」


北斗ちゃんは驚いてみせる。


「そりゃあ、それ以外にここまで来る理由は他に在りませんからな!(* •̀ 艸 •́ )=3 私が貴方の立場なら龐德に礼を述べたらとっとと引き上げるでしょうからね?理由は色々考えられそうだが、最有力はやはり救済のためでしょう。しかもごくごく一部のための救済でしょうな!」


司馬認はそう指摘した。


北斗ちゃんはまたまた驚く。


(サトリ)化物(バケモン)か…(๑º ㅿº)どういう絡繰りだ!』


北斗ちゃんは震えが来た。けれども司馬懿も人である以上、神の如き眼を持っている訳でも、先が見通せる訳でも無い。


彼は司馬懿の作り出した空気に呑まれている自分に気がつき、丹田に力を込めて、ギリギリの所でその荒波に呑まれる事を避ける事が出来た。


これまで数々の苦労を経ながら培って来た忍耐強さが彼を救ったのである。


『おそらくこの男も忍耐強さでは並ぶ者が居ないに違いない…(๐•̆ ·̭ •̆๐)』


北斗ちゃんはすぐにそう想った。


良く見るとまだ若いのにその額には忍んで来た数だけの年輪が刻まれている。所謂(いわゆる)(シワ)である。


この仲達という男はその才ゆえに曹操に睨まれ、荀彧(じゅんいく)郭嘉(かくか)程昱(ていいく)といった彼の幕僚たちにも睨まれ、抑えつけられて来た(にが)い過去があると聞いている。


今、ようやく河川整備を通じて陽の目が見え始めているものの、曹操の気持ち一つでまたどうなるかは判らない。


北斗ちゃんは苦労人には同情を禁じ得ないが、この男にも何かしら原因があるのでは無いかと感じていた。なぜなら確固足る信念の許に曹操に同調しない気風を備えているからである。


曹操の出仕令を二度三度と(かわ)して来た男。本来ならそんな人物は国の中枢にけして入り込めないものだ。


けれどもその才惜しさゆえに曹丕の教育係に収まり、あの楊脩(ようしゅう)を相手に回して太子争いに勝ち、遂には河川氾濫を契機に伸し上がって来たのだ。


勿論、 曹仁の信頼を勝ち得た事もその理由の一つだろうが、この男はその信頼に応えて着々と漢江の整備を進めている。


今回、歩度根という北の遊牧民族の有力者が放った三つの矢は、もうひと息でその目的である自分の誘拐を果たしつつあった。


けれどもその誤算はここ荊州の国境にこの司馬懿という男が存在した事であるに違いない。


そう考えてみると、やはりこの男がどういう男で在るにしろ、自分にとっては大恩人である事に違いは無かった。飄々と彼は宣う。


『私は魏を守っただけ。貴方が助かったのはあくまでも偶然の産物だ。だから気にしなくて良い!』


おそらく曹仁が自分を気に入っている事はこの司馬懿も承知しているに違いない。すると自分は曹仁への配慮からこの男の温情を得たに過ぎないとも謂えるのだ。


何がそう感じさせるのか、これは北斗ちゃんにも判らなかったが、この司馬懿という男にはまだ隠された本当の姿がある様に感じてならなかったのである。


根拠は無い。(ゆえ)にこれは勘なのだが、北斗ちゃんの清らかな心がこの男との同調を嫌がっているのだ。


そして同時にその気持ちをけして相手に悟らせては無らないとも感じていた。だから彼はけして争わず、けして鵜呑みにせずを貫くしか無いと想っていた。


あの気持ちが良い曹仁がなぜこの男に信頼を寄せているのかは判らない。


そこには何らかの理由があるのだろうし、自分が気に入らないからといって、その人との関係性を裂くのは間違いである。


勿論、"見入られる"という事は在るにせよ、事情も判らず介入するのは避けねばならない。それは余計なお世話というものだろう。


それに今、彼の根拠の無い第六感がそう感じているだけで、全くの誤解という事も有り得るのだ。彼はこの件はひとまず置くとして、現状の打開に取り掛かった。


「えぇ…(๐•̆ ᗜ •̆๐)仲達殿!貴方の仰る通りです♪」


北斗ちゃんはそう答えた。そして積極的に堂々と意見を述べた。


「私もこの件が無ければ、早々に引き上げていた事でしょう。でも人には曲げられない姿勢があるのです。私は今回の被害者ですから、この件に絡む権利があると想うのですが、如何(いかが)?(๑•̀ з •́๑)」


その堂々足る物腰に、仲達は急に何が起きたのかと(いぶか)しげに眺めた。先程、慌てていた若者の姿は、最早そこには無かった。


「元々声を掛けたのは私ですし、当方に異存は無い。結構ですよ♪(* •̀ 艸 •́ )੭੭」


仲達はサラリとそう言った。

【次回】帰還

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