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息子君の日常  作者: 沙綾
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息子君とお風呂

 うちの蘭丸(仮称)はお風呂が大好きだ。


 正確にはお風呂というより水遊びと言ったほうがいいかも知れないが……。

 風呂に呼ぶと相方に抱かれて、実にいい笑顔で登場する。服を脱ぐのももどかしいのか、たまにシャツを着たまま洗い場に突入してくる。いいからシャツとオムツを脱げ。話はそれからだ。


 やっと全裸になったのでかけ湯をする。桶でばしゃーっとお湯をかけると……3回に2回の割合で漏らす。

 いや、湯船で出さないだけマシなんだけどな。あ、何か出てますけど? なんですかコレ? って顔すんな。出してるのはお前だぞ、蘭丸。

 そして足でバシャバシャするな! 飛ぶでしょーが!



 「あーっ! あったぁー!」



 ってすぐにおもちゃを催促する蘭丸。渡したら永遠に遊んでるでしょ、君。そんなにジョウロは楽しいんか? お湯が減るから汲み出さないでくれよ……。


 遊びに集中してるからか、頭を洗う時に顔に水がかかっても怒らない。泣かない。はぁっ! ってびっくりはしているようだが、それだけだ。濡れた顔を拭くのを忘れるとペシペシ叩かれるがな。



 そして、お風呂から上がって体を拭くときになって初めて、自分のチン○の存在に気がつく蘭丸。……いや遅くないか? あ、中に仕舞い込もうとするんじゃない! それ異物じゃないから。



 着替えが終わると、いそいそと自分のバスタオルを洗濯籠に入れに行く蘭丸。そういうとこだけお片付け精神発揮するのな……。




風呂嫌いのねーちゃんに少しそのお風呂スキーを分けてくれよ……。



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