息子君と朝のお仕事
うちの蘭丸(仮称)の朝は早い。
平日は大体6時起き。休日も7時前には起きてくる。休みの日はもうちょっと寝てたいんだが、そんなことはお構いなしだ。
比較的寝起きのいい蘭丸は、朝から良く喋り、良く遊ぶ。
そして、蘭丸の朝の仕事は、寝起きの悪いねぇちゃんズを起こす事だ。
ひとしきり遊んだ蘭丸は、6時半をすぎた頃に徐にねぇちゃんズが寝ている寝室に侵入する。
いつもは入っちゃダメ! と言われている部屋だが、ねぇちゃんズを起こす仕事があるから仕方ないのだ。
そーっと引き戸を開けて中に侵入した蘭丸は、笑い声を抑えきれずに
「あっひゃっひゃっひゃ!」
と叫びながら寝ているねぇちゃんズにダイブする。
ぐふっっていう鈍い声が聞こえてくるが、そんな事は気にしない蘭丸。横になったままだと更に追撃を仕掛ける。
「あだっ! だーっ! ひゃっひゃっ!」
と実に楽しそうにペチペチしている。
「ちょっ、起きる! 起きるから、顔叩かないでー蘭丸ー!」
というねぇちゃんズの抗議も虚しく、起きるまで続く。蘭丸は無慈悲だ。
ねぇちゃんズが起きてきても、お布団で遊ぶことをやめない蘭丸。今がチャンスとばかりにゴロゴロ転がって遊んでいる。
それがなければ完璧なんだがね、蘭丸よ。
ねぇちゃんズは蘭丸相手には強く出れないし、蘭丸は容赦がないから、朝は本当に助かっている。
本当に寝起き悪いんだもんよ、ねぇちゃんズ……。
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