表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
経営始めました異世界で  作者: 隠月
目覚めの為に
77/299

儀式最後への準備

二人は正確に魔法陣を書き終わると黒フードたちの後ろに下がった。


ここから先はあちら側の仕事だ。


どんな高度な魔法を使用するか分からない。


むやみに手は出せないだろう。


さらにこの魔法にはかなりの時間を使い術式を組まなくてはいけないらしく、三体の黒フードたちは偽ユキを取り囲み何かを唱えだした。


「О БожеПожалуйста, покажи мне самиЯ ждал со времен кризиса этого мира.Великий Бог, прекрасный Бог・・・・・」


耳を澄ましてみるが、何を言っているのか全く意味が分からなかった。


手を合わせているので祈りと術式を合わしたものだろうか。


「ガルディナ、何て行ってるんだ。」


「すまない。俺じゃあ、ここまで早口で難しいことを言われると分からないんだ。」


「そりゃそうだよな。無理言ってごめん。」


「いいや、俺の勉強不足だ。」


なぜか二人は謝りあい気まずい雰囲気が流れる。


何もすることなく二人は黒フードたちが終わるのを待つ。


小瓶からヒロヤとカナエを出すことなど全く考えなかった。


出してもこの場が混乱し、危ない状況になることしか考えられない。


時間が掛かることが分かっていたので、ガルディナに誤魔化すことを目配せで伝えさらに後ろに下がる。


声が届かないであろう場所に行き単純な呪文を唱えるために魔導書入門を開く。


少し試したのが自分は水属性が得意なようだった。


なので、火属性の本領があまり出せないらしい。


魔導書入門にそんな事が書いてあった。


魔法はかなりの種類があるが属性による得手不得手があるらしい。


じゃあ試すしかないよな。


火属性魔法を錬は唱えだした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ