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経営始めました異世界で  作者: 隠月
目覚めの為に
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楽しい食事

三人で最近身近に起きたことを話した。


ガルディナの話はかなり面白かった。


錬がティオを連れて行けという前に一緒に戦っていた冒険者たちはかなり変わり者だった。


戦い方は異常にゲスく地面にある土を拾い魔法が少々使え優しいような、そよ風でモンスターの目を潰す。


さらに避けられた時には事前に投げていた五本のナイフを何かで操作し刺し殺すらしい。


大体はそれで殺せるらしい。


一度だけ見たらしいのがこの2コンボを抜けたモンスターがいたらしい。


抜けた瞬間にモンスターが粉々になったらしい。


肉片になった一瞬は見えたのだがすぐに見えなくなる。


少し焦げ臭いにおいがしたらしいが何も残っていなかった。


初めはずるいのだが戦闘力はかなりあるようだ。


経験上のおふざけなのだろう。


周りへの注目を集めるためなのだろうか。


一度はあってみたいものだ。


錬はそう思った。


メリアは本の事と風景から見ていたものを話してくれたのだが面白かった。


まさか窓の外から覗くだけでそんなものを見れるなんて。


メリアが見たものは一人の主婦が一人の男と接触して袋の中の果物を落としてしまった。


そこに丁度急いで走っていた青年が果物を踏みこける。


そして踏んで飛んで行った果物が主婦に向かって飛んでいく。


その主婦は果物を拾おうとしてかがみ避ける。


その果物は後ろで遊んでいた少年のゴムボールのあたりボールが飛んでいく。


少年はボールを頭で触ろうとしていたため頭で果物を飛ばす。


目の前の友達が気づかずに蹴る。


そうしてその果物が主婦に当たった男の脳天に当たり気絶してしまったらしい。


それを見てメリアはお腹を抱えて笑っていたらしいがかなりの大騒ぎになっていたらしい。


そんなところに出会えるなんてかなりの強運だと思う。


錬も仕事の話をするが二人には飽きられてしまった。


そんなにもまずいだろうか。


「もっと周りの雰囲気呼んだ方がいいよ。」


「察しろよ、色々とな。」


「精進します。」


何を察しればいいのかあまり分からなかったが頑張るしかない。


楽しく久しぶりに談笑し心がリフレッシュされたところで今日も錬はフェリアに行き準備を整える。

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