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経営始めました異世界で  作者: 隠月
目覚めの為に
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特殊な集客方法

夜のなり簡単に作った看板を掲げながら錬は店の近くを勧誘しながら歩く。


「酒場フェリア、どうですか。すぐに好きなお酒飲めますよ。」


人が通るたびに声をかけるがお店に入ってくれる人が少ない。


集客のための呼びかけをしたことの無い錬は何となくで呼びかけをしている。


きっとそのせいだと思い一度看板を店の前に置き他の店の集客をしているところに向けて歩き出した。


歩くこと数分後面白い集客方法を見つけた。


今のままでは無理なのだがその人は曲芸をしており周りからの注目を集めていた。


「お~らよっと。ほい、ほい、ほい。」


巧にボールの上でジャグリングを決める。


「「おぉぉぉぉぉぉ。」」


周りからは大きな拍手と共に投げ銭をされている。


ジャグリングが最後だったようで曲芸をしていた男は後ろに置いてあった簡易的な壁の後ろに引っ込んでしまった。


だがすぐに違う男が出てくる。


「この公演を見て下さった方にはアクロゲッティで飲み物一杯無料にしますよ。あ、どうぞ。このチケットを提示していただければ無料になります。」


男は何度も人が避けるまで呼びかけ続けチケットを渡し続けた。


そして人がいなくなるや否や曲芸の男と話しながらまたどこかへ行ってしまった。


錬はなかなか面白いものが見れたと満足しフェリアに戻る。


すると玄関にユキが立っており、


「どこ行ってたの。お客さんが来る人数がいつもより多くなったから頑張ってると思って見に来たら誰もいなくて驚いたんだけど。」


「ごめん、いまいち集客方法が分からなかったからほかの所を見に行ってたんだよ。」


「本当にそうならいいんだけど。じゃあお客さんの呼び込みよろしくね。」


ユキはそこまで怒っておらず軽く流されるだけで済んだ。


まさかそこまで黒字にすることに興味があまりなさそうにしていたユキに怒られるとは思いもしなかった。


またどやされても困るので特に何も得れなかった錬は先ほどと全く変わらず呼び込みを始めた。


参考になったはなったのだがそれを行動にするのは程遠いだろう。


また少しでも勉強に励むとすることにした。


そんな事を思いながら呼び込みをし続けるとユキに呼ばれ残りはバイトの人を交代すればいいそうで錬は宿にユキは自室に戻っていった。


錬はユキに早起きするように言っておいたがかなり夜もふけているので明日も無理だろうと思う。

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