表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
経営始めました異世界で  作者: 隠月
目覚めの為に
39/299

ユキの店の名前

ユキの店で働くことが決まり錬はすぐに宿に戻りガルディナに話をする。


ガルディナは錬がそうしたいなら頑張れと励ましてくれた。


表情は硬かったもののガルディナもリアが起きる可能性が出てきたことに嬉しさがこみあげてきていた。


なぜなら、起きたリアに稽古をつけてもらいたいからだ。


女なのにも関わらず明らかに自分よりもつわものだという事は十分に理解している。


だからこそ稽古をつけけてもらいたい。


そうすればあまり役に立てていない自分も錬たちの役に立てると思っている。


そんな願望を立てながらガルディナと錬は眠りにつく。




次に日に錬は早めに起きユキの酒場に向かう。


きっと今日の仕入れをしているはずだ。


久しぶりに頼られたことに喜びを感じつつ速足で向かう。


数分後完全にしまっているユキの店の前で錬はたたずんでいる。


「どうしてしまってんだよ。」


周りに錬の声が響き渡る。


玄関で開くのを待つこと一時間やっと店の扉が開く。


「おはよう。早いね。」


ユキはパジャマ姿のような凄くラフな格好で出てきた。


「おい、まさかパジャマじゃないよな。」


「え、パジャマだけど。」


「早く着替えてきて。」


錬は頭を抱えながらユキを見る。


まさか起きていないとは思わなかった。


錬は戸締りをして酒場に必要なもの買いに行ってくれていると懇願していた。


でも分かり切った結果になっていて悲しみが隠せなかった。


それに錬が考えていた作戦は当分先になりそうだ。


そう言えば店の名前を知らなかったと思い上を見上げる。


そこのには、


【フェリアへようこそ】


と書かれており店がフェリアだという事が分かった。


そんな事を思いながらユキが着替えてくるのを待つ。


数分後にユキは私服に着替え出てきた。


「で、なにするの。」


「仕入れの予行準備だよ。」


「うちの酒場あんまり来ないから週一くらいでいいんだけど。」


「そんなんだから黒字にならないんだよ。」


錬は抗議しながらどこに仕入れの出来る場所があるのか聞きつつユキと歩く。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ