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経営始めました異世界で  作者: 隠月
目覚めの為に
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気になる店

今日はガルディナにリアを見てもらうことにした。


初めは下心だけで見ていたと思っていたのだが何度も会話をするうちに分かった。


ガルディナは最初はリアに惚れたのだが今ではそんな感情は忘れ尊敬に変わっているそうだ。


錬を必死に守ろうとし意識までも失ってしまうほど頑張るなんて騎士(きし)の誇りのような存在だと言っていた。


そうして今日の見張りが決まり、錬とメリアは街に繰り出す。


二人は多くの治癒に関する店を見て回ってみるがなかなか錬が大丈夫だと確信できる逸材がいない。


さらに、メリアが何かを言いどこかに行ってしまった女性が未だに報告がない。


音沙汰もないあの女性がきっと何かあるのだろうがメリアが全く教えてくれないので錬も追及しないことにした。


気になる物がない時にそんな事を考えていると裏路地に着いてしまった。


そこには薄暗く小汚い店が一軒あった。


「錬兄ちゃん、どうしてここに来たの。何かあるの。怖いからわたち大通りに戻りたい。」


「そうか、ごめんな。」


なぜかこの店につられるがメリアが怖がり帰りたがっているので一旦大通りに戻ることにした。


特に出来ることもなくさらに、この街では許可を取らないと商売が出来ないので錬は商売をしたくても出来ないでいた。


だが、ダンジョン攻略したことにより一応リオで懐が温まっているのでまだ大丈夫だ。


メリアと宿の飯ではなく屋台で買い食いし軽く昼飯をすました。


昼飯を食べ終えても引き続き治癒術を取り扱っている店を回ってみるが裏路地で見つけた店を超える可能性を秘める店が見つからない。


そんな事をしていると日が沈みだしてきたので錬とメリアは宿に帰る。


すぐにガルディナに報告しながら夕飯を食べる。


食堂の飯はかなりおいしく食欲も会話もよく進む。


そして一度部屋に戻りメリアのおもりをガルディナに頼むことにした。


寝かしつけるだけなので大丈夫だろう。


それまでにすることはまだガルディナに心を完璧には開ききれていないのかメリアが拒絶する。


そして寝かしつけるだけを頼み錬はあの薄汚い店に向かうことにした。

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