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嫌な客
錬の力によって盛り上がりが増したフリマに、錬が一番来てほしくない人種がやって来た。
「もしかして、あなたは・・・」
「そう、俺は特殊スキル己喰を持つ物、スカールだ。」
「では、五百リオとこの契約書にサインを。」
メリアは冒険者にはサインを書かせろと錬に言われていた事に従った。
スカールは契約書を一通り読みメリアに質問を問いかける。
「どういう意味だこの文章は。」
スカールが指差した文章には『上質な薬草を販売をしてはいけない』と書かれていた。
「そのままの意味です。」
「この近くのダンジョンで一番高く売れる商品だぞ。それにフリーマーケット何だから売るのは自由だろ。」
「ではお帰り下さい。」
「なるほど、分かったよ。」
スカールはサインを書き会場内に入っていった。
メリアは汗をダラダラと掻いていた。
「どうして手助けしてくれなかったの。」
「面倒役はあなたの役目でしょ。」
「ひどいよフィーネちゃん。」
二人はこれからも数人の冒険者を相手にしてドット疲れたのかイベントを終えた錬と交代して休んでいた。




