表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
経営始めました異世界で  作者: 隠月
失った能力からのスタート
184/299

伝えるべきこと

「ふぁぁぁぁぁ、ああ、起きたのか。」


三屋は強制的にキュラに長い時間看病をさせられていてかなり眠そうだった。


その事を知っている錬はジェグにその事を伝えようとすると口を塞がれた。


「体の調子はどうですか。」


キュラが聞くとジェグは腕を回し体の調子を確認した。


「特に変なところはないな、しいて言うなら体にあったものが何かないような感じだ。」


ジェグはそう言いながら心臓のある部分を撫でる。


錬はそのしぐさに唇を強く噛み占める。


すると、後ろから手を握られる。


振り向くとリアが錬の手を掴み笑っていた。


「心配しないで、きっと大丈夫よ。」


「でも、そんな事は分からないよ。」


「ジェグさんは生きてる、それが何よりの証拠よ。」


「でも・・・」


「安心して、錬は正しいことをしたはず。」


「あぁ」


錬はリアが掴んでいない方の手を自分の胸に手を当て落ち着かせる。


そして錬は一拍おき、ジェグに話しかける。


「ジェグさんお話しすることがあります。」


「なんだい。」


「ジェグさんが今抱えているその違和感について話があるんです。」


「え、何か知っていることがあるのかい。」


異常なほどの食いつきに錬は一歩後ろに退いてしまう。


だが、後ろにいたリアが錬の背中に触れる。


「大丈夫。」


「うん。」


錬は首を振り、気持ちを切り替え真実をジェグに伝えた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ