表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
経営始めました異世界で  作者: 隠月
異世界ストーカー
179/299

女の本性

錬が三屋に説明を終えると女の方を向く。


「もういいぞ。」


「じゃあ教えて下さいね~」


「もちろんだ。」


錬がそう言うと女も満足そうに錬を見ていた。


その間三屋は錬に頼まれていたことをしていた。


それを女は片目で見ていて不快そうだったが、錬は気にしなかった。


「じゃあ本題に入ろうか。」


「よろしくね~、フフフ」


二人は向かい合い話を始めた。


「まず一つ目。」


「なになに~」


「この寺とお前が現れたのはこの魔法陣に原因があるという事だ。」


「そうなの~、私は知らないから分からないよ~」


「そんなのはどうでもいい。仮説にすぎないからな。」


「そうだね~」


女は頷きながら楽しそうに錬の話を聞いていた。


錬は三屋をチラチラと見ながら話しのスピードを調節する。


「なぜそれに行きついたかというと」


「私への質問でなんとなくでしょ~」


「まぁ、そうだな。」


錬がスピードを調節していることに気づいているのか話を巻いてきた。


錬は少しイラついたがこの後は想像だけでは語れないものだ。


なので、錬は一度心を落ち着かせた。


「二つ目はこの魔法陣の解決方法だ。」


「どうせ今から消すんでしょ~」


「そうだが、それだけじゃない。」


女はその言葉に首を傾げる。


「この魔法陣を消すことによって、お前も寺もそれに関連することが全て解決するだろうね。」


「本当に嬉しいな~、この体には苦労していたから楽になるのかな~」


「もちろん楽になるよ。」


錬はニコリと女に微笑みかける。


女も錬の微笑みに安心を得たのか嬉しそうにしている。


「まぁ、楽にとはいってもこの世界から消えるんだがな。」


錬はそう言うと三屋のもとに歩いて行く。


三屋は準備の八割がた終えいた。


「じゃあな。」


錬がそう言うと幽体の女は錬に向かって何かを放った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ