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経営始めました異世界で  作者: 隠月
新たなる働き口
160/299

気になるジェグ

「今さらどうしたんですか。」


リアが噛みつくようにジェグに言い放った。


「ここはわしの店だ。ほっとけ。」


そう言い放って店の奥に行ってしまった。


「リアいきなり噛みつかなくても。」


「そう言ったって・・・」


リアは申し訳なさそうにしている。


「まぁ、事実だしそんなに落ち込まなくてもいいよ。」


「うん・・・・・・・・」


錬とリアは店の商品を並べていると、外の掃除をしていたフィーネがやってきた。


「終わったよ。」


「ありがとう。」


準備を整え店をオープンさせた。


錬たちが来た時とは違い数人は来てくれている。


多いとは言えないが少しはましになっただろう。


錬がそんな事を考えているとジェグがのぞいているのを分かった。


視線を少し感じているが無視をする。


「ねぇ、錬気づいてる。」


「もちろん。」


そんな事を小声で言っていると、相手も察したのかスッと奥に戻っていった。

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