表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
経営始めました異世界で  作者: 隠月
新たなる働き口
102/299

脅かし好きの住民

錬が起きるまで待つことにした八人はデュマリオに入れてもらったお茶を飲む。


「どうして、錬はあんなに焦ったんだ。」


三屋はガルディナに耳打ちをする。


「そんなこと知るかよ。」


ガルディナは本格的に三屋を敵視しているような返答をする。


三屋はいきなりキレられた事に意味の分からなそうな顔をしている。


その隣でリアがデュマリオに問う。


「錬が言っていた事なのですが、あなたって首取れますか。」


「そんなはずないじゃないか。誰かが引っ張てみるといい。」


デュマリオは首を前に突き出す。


代表してガルディナが手を首に当てる。


そして、手に力を籠めて首を自分に向けて引く。


すると、簡単に首は引っこ抜けた。


「えっ」


ガルディナは何も言えなくなる。


手元に先ほどまでお茶を美味しそうに飲んでいた男の頭がある。


「どうして、外れないって。」


ガルディナはオロオロしだした。


周りの皆も顔を見合わせ焦っている。


何も出来ずオロオロすることしかできない七人は黙りこくっている。


すると、デュマリオの生首は話し出した。


「そろそろ、戻してくれ。」


「あ、はい。」


ガルディナはすぐに頭を首に合わせた。


すると、デュマリオは首に手を当て何かを唱えた。


すると、首と頭は繋がった。


「俺は驚かすことが好きなんだ。ハハハハ・・・・」


周りの七人は本当に焦り苦笑いしかできなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ