117 エピローグ2
う……!
ううっ……ぐぐ……!
く、苦し……! でも、でも、あと少しや……!
ぷはあっ! は、はぁっ、はあっ、はあっ、はぁーっ!
よ、ようやっと出られたがな……!
バンビもルナナも、抱きつきグセがあるのをすっかり忘れとったわ、危うくオッパイでいっぱいになるところやったで。
あ、三十郎のやつ、ふたりにメッチャ抱きつかれとるやん。
等身大抱きまくらみたいになっとる。
ハァ、でも、こうして枕元から眺めてみると……三人とも、大きゅうなったなぁ……。
親はなくとも子は育つ、っちゅうのはホンマやったんやなぁ。
バンビはちょっと心配やったけど……まっすぐいい子に育っとる。
これも、ルナナのおかげや。ありがとうなぁ、ルナナ。
まぁ、このふたりはええ子やからな、これからも大丈夫やろ。
問題は、この子や……三十郎。
母親をハーレムに入れるやなんて……バンビを説得するためとはいえ、そんな約束するとは思えへんかったわ。
まったく、生意気になったもんや。
でも、久々にドキッときたで、パパ……五百羅漢くんにプロポーズされたとき以来や、こんなにときめいたのは。
やっぱり、親子なんかなぁ……あの、まわりが見えんようになったイノシシみたいな真っ直ぐな瞳……ソックリやったで……。
でもな、三十郎、ワイをハーレムに入れるのはそう簡単なことやないでぇ?
まぁ、せいぜい、お手並み拝見させてもらうとするわ……。
……ふわぁあ~ぁ……ネム……。
ハーレム同好会を設立した三十郎は、ハーレム王を目指してさらにモテモテ坂を邁進しますが、ここでひとまず完結とさせていただきます。
拙い文章を最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。




