プロローグ
間違えとかあったりします。先に謝っとくスタイルでいきます。申し訳ない
世の中はクソと感じてしまうほど理不尽で不公平である。
しかし、表があれば必ず裏があるように世の中は回っている。
「表に富豪がいれば裏に貧民が存在する。
表に勝者がいれば裏に敗者が存在する。
表に正義があれば裏に悪者が存在する。
こんな風に例をあげようと思えばたくさんの表裏が世の中を牛耳っている。
これは消すことのできないルールである。
例をあげるならば、『富豪と貧民』。この反発し合う二つの二字熟語。
しかし実はお互いの存在を彼らの意志に関係なく支えあっている。」
180cmくらいの男は話を始める。
「富豪がいるから貧民という存在を我々は認識する。
富豪がいない世の中の場合、それは不公平ではなくなり同時に理不尽でもなくなる。
富豪という単語は無くなり、貧民という存在もなくなる。
理不尽だからこそ・・・。不公平だからこそ誰かに認識してもらえる。」
男は目を閉じ、話を続ける・・・。
「だが、この世界の表裏の差はあまりにも『不平等』である。
人口が100人の村が存在するとしよう。
そのうち90人が富豪。残りの一割は貧民。
理不尽不公平を通り越したもう一つの不幸。『不平等』。
貧民は賢く、正しく生きなくてはならない。
バカは死ぬ。不真面目は滅びる。」
男は深呼吸をし、目を開ける。
「理解したか?」
ニヤリとにやける男。
「そのカメラは返事どころか呼吸もしてないわよ」
一人の女性が漫画雑誌を読みながら水を差す。
「これは未来への記録であり、今後の我等のチームのPRでもあるんだぞ?」
「ほとんどあんたの自論じゃない?まぁダメ元で一回本部に提出してみたらいいじゃない。もしかしたらOKもらえるかもね」
「もしかしたらではなく、確実にOKがもらえる!」
そういいながら、先程のビデオカメラのデータをPCから本部に転送。
三分後、本部から『やり直せ』と一通のメールが届く。
ダメ押しに下に『それはお前の自論だ。』とも書かれていた。
俺はフックとアッパーを同時にもらった気分になり、床に膝をつく。
「最高に最低ね」
女性は漫画のページをめくりながら言う。




