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神さまの下請け 零点五  作者: 城異 羽大
さまざまな神さま
18/23

謝罪



俺、死んだ、、、?


いやいやいや! 待って待って!


あっけなさすぎない?


走馬灯すらなかったぞ!?


死因が喧嘩に巻き込まれたとか最悪すぎる。


率直に思ったことが頭に浮かんだだけだぞ?


口にすら出してねぇのに。


許せねぇ、、、


逮捕くらいはされねーかなぁー!!


あ、無理だ。


たぶん、証拠がない。


《《神気》》だったか? それに吹っ飛ばされたから変死ってなりそう。

でも俺の死体はあっちにあるから、ついでで宗教の実態も暴かれて撲滅はありえるか?


それで、、トカはなん《《とか》》なるか!


くっっっだらなっ!


そんなん言ってる場合じゃねぇわ!!


いや、いいか。


死んでるし、、


てか待てよ。ナギは捕まらなくね?


自首はありえないだろうし、うん。


そうだ! 状況証拠が、、、!


無理だな。


あいつなら痕跡なく消えるとかしそうだ。


そもそもこの国の法で裁ける相手なのか?



そうだ!


俺もう死んでんだし、呪うとか怨念を飛ばすとかできるはずだ!たぶん!


例えば、階段を下るときに最後の一段でいつも踏み外して尻もちつく呪いとか、、


「チ〜バッ!! なーに考えてんの? 」


「うぉあっっ!?!? 」


不意を突かれたせいで、俺は思わず変な声をあげてしまった。《《真っ黒》》な視界に突然、ナギが現れたから。声がしたと同時に、至近距離で。


「なんでお前がいんの!?!?」


「なんでなのでしょうか? 問題です!」


一旦落ち着け俺、、、

とりあえずさっきの思考は漏れてないよな?

そうであってくれ!頼む!!


ナギは終始、満面の笑みを浮かべ俺の返答を待っている。あえて言葉を出す必要はないのに。


ってかコイツ、いつもいつもなに考えてんのかわかんねぇんだよな。マジで。


まずは状況を確認しよう。


目が覚めたら、って言っていいのかわからんけど気づいたら暗闇の中にひとりだった。


何も感じず、平衡感覚をよそに浮いてるような状態が続いていた。まぁなにも感じないって言っても五感だけの話なんだけど。


ずっとなんか嫌な感覚と妙な怖さがあった。


それでついに死んだんだって。


んで、たしかその前は、、、


活火山みたいに収まる気配見せない不毛な喧嘩を傍観してたら、何も言ってないのにいきなり怒鳴られ吹っ飛ばされて今に至る。


待て、俺はまず謝罪されるべきじゃない?


ナギに謝られたことないんだけ、、そういえばここに来る前に謝られたわ。二回。


え?これのこと?


だったらマジでくたばれ、、

謝って済む話じゃないだろ、、、


ってかなんでここにいんの?

大災害が起きても、パンデミックが起きても、地球が滅んでも生きてそうなんだけどアイツ。


じゃあ、、、あれか?


俺が死ぬ前の喧嘩でバグってたから、、


「羞恥死」


「本気で死にたいんだね! わかった! 」


「ごめんなさい」


なんで俺の方が謝ってんだろう、、

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