人生ガッカリメシ10選 その一
ガッカリメシ。期待していたけどとんでもなかった。つい流行りと手を出したが微妙な気分に。
無理やり誘われて最悪な思い出に。
思い返せば 食事というのは人生において日常でありながら大事なイベントであり、その一食さえも
最悪な出来事があれば 人生のトラウマになりうる。
これは筆者自身が経験した人生における食事のトラウマを率直かつ明確に記すものである。
人生ガッカリメシ第10位 某大手有名チェーンの「うな丼」
筆者はココとは違う す〇〇のうなぎゅうなる鰻+牛丼という組み合わせが好みで夏の時期など気楽に
食える鰻として気に入って食べていた。
ある日、タイトルのところがこのうなぎゅうのトコに対抗して宣伝にタレントを起用し
「うな丼」なる商品を やはり夏のアノ時期に売り出した。
インパクトはともかく、売り出したその価格が衝撃的であった。
普通盛 税別500円!
これは食わねばなるまいと 当時 大学生バイトで雇っていたK君に近所のY家に走らせ
昼飯に2人前、お待ち!とばかりに例の見知った容器、でも黒色に入った「うな丼」に
わくわくしながら いい年したオッサンと大学生が「せーの!」とばかりに開けた蓋から
待ち受けていたモノとは・・・・・・。
まず、白ーい四角が目に入った。続いたその中心にこげ茶色の四角はきれいに盛られていた。
なにかのロゴか、企業ロゴかなにかのキャラ弁のような食べ物が視界に入り、それが
四角いうな丼のごはん+中心に小さな正方形四角形=鰻のかば焼き と認識するのに数秒を要した。
つぎの瞬間「はああああああああああああああああああああああああああああああああ!?」
と 驚天動地 と 言葉にならない混乱に筆者は見舞われた。
ひっしゃと Kくんは こんらん している!
筆者はK君と 思わず顔を見合わせ 「これは いったい・・・・・・・・・・・・・。」
数秒前までのわくわく感と盛に盛り上がったテンションと期待は雲散霧消し、その反動の
ガッカリ感と 深い失望が その場を支配した。
いわゆる 「上げて、落とす」というシナリオや物語や週刊誌がやる手法を かの大手牛丼チェーンは
「うな丼」ひとつで成し遂げたのである。Y家、おそるべし。
K君の「まあ世の中 こんなモンすよね・・・」という言葉が腹に響いた。
小さな鰻に 大量の白飯は 配分が足らず その白飯の味が さもしさとガッカリ感に
さらに 拍車を かけた。
すなおに 今日は うなぎゅうにしとけばよかったな・・・・。
15年前の 土用の丑の日の出来事であった。
外食チェーンの派手な宣伝の食い物って結構期待外れどころか まんまハズレだったりします。
ちなみに別のチェーンのマズメシがランキングにありますが、それはまた別の機会に。