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debt hst  作者: 徳永篤
4/5

第四章 魅力



扉を開けるとそこには見た事もない煌びやかに輝くシャンデリア、ピカピカに輝くガラスケース、綺麗なスーツを着たイケメン達


まるでそれはディズニーランド、いや、、子供が喜ぶお菓子の家、もしくは、おもちゃの王国みたいなものかも知れない


凛太郎は目をキラキラさせて立ち止まった



松平「あ、よく来てくれたね、こちらへ」


松平が奥の部屋に手をやる


凛太郎と和馬は吸い込まれるようにその部屋に入っていった




-ホスト スウィートルーム-




松平「今から軽い面接をするんだけど、喉渇いてるでしょ?何か飲む??」


松平は優しく2人に聞いた


凛太郎「あ、、、じゃ、じゃあ、、水っ、、!!」


和馬「おい、水かよ、、俺はお茶で」


和馬は不機嫌ではないが、何を考えてるか分からない表情をしていた


2分ほど待つと飲み物がやってきた


飲み物を持ってきた男の人も清潔感があってかっこいい


???「こちら、お水とお茶です」


凛太郎「あ、ありがとうございます」


和馬「ど、どーーも、、」


松平「あ、丁度いい、羅絵留らえるも面接立ち会ってよ」


凛太郎「ら、らえる、、」


松平「あぁ、ここはホストクラブだからね!源氏名だよ」


凛太郎は生きてきた中で[源氏名]と言うものを聞いた事もないし、使った事もなかった


松平「君達も源氏名をつけるんだよ?」


凛太郎「は、はぁあ、、、」



-面接後-




松平「よし、これで以上!何か質問はある??」


凛太郎「、、、、、」


和馬「、、、、、」


松平「うん、大丈夫そうだね」


2人はまだ緊張していた


松平「君達合格だから明日から働ける?」


凛太郎「明日ですか!?」


和馬「明日はちょっと、、用事が、、」


松平「用事ってなに?やる気ある?売れる気ある?」


松平の顔の表情が変わった


2人はとんでもない所に足を踏み込んでしまったと後悔している


松平「なーんてね!!出れる日からでいいよ!」


急に松平の表情が優しくなった


安心していいはずなのに、2人は同時に唾を飲み込む



松平の手のひらで2人は踊らされていた、、



まるでフィギュアスケートの金メダリストのように、、




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