第三章 決断
凛太郎「ホ、ホスト!?」
松平「そう、ホストです」
和馬「俺はごめんだぜ!」
和馬は少し怒ってる様子で名刺を地面に投げつけた
凛太郎「お、おい!和馬!」
松平は地面に投げつけられた名刺を静かに拾う
松平「ホストと言う仕事は世間からは良いイメージのない仕事だと思ってるかも知れません。だがホストには夢がある」
凛太郎「夢、、、、」
松平「そうです。誰しもやる気を出せばお金を凄く稼げます」
和馬「おい、凛太郎帰るぞ」
和馬は無理矢理凛太郎の腕を引っ張って歩き出す
-凛太郎の家-
和馬「あぁ、あの誰だっけ?まつ、、松平さんか!お金払ってもらって助かったけど、まさか仕事の勧誘だったとはな」
凛太郎「、、、、」
凛太郎は帰ってからも名刺をずっと握っていた
凛太郎「、、ろうかな、、」
和馬「??なんて!?」
凛太郎「ホストやろうかな、、」
和馬「は!?正気か!?」
凛太郎「だって頑張れば稼げるって言ってたぜ?和馬お前も借金あるんだろ?だったらやる価値あるだろ、、」
和馬「で、でもホストだぜ?」
そんな言葉を無視して凛太郎はiPhoneを取り出した
ピッピッピッピ
プルルルル〜
松平「はい、もしもし松平です」
凛太郎「あ、もしもし、先程公園で名刺頂いた者です」
松平「あ、どうも」
凛太郎「僕達ホストします!!!」
松平「ありがとうございます、今から言う住所に来てください」
-ホスト店前-
凛太郎「よし、行くぞ、、」
和馬「、、、、」
凛太郎は重い扉を全力で開けた