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柚科葉槻の怪談噺。  作者: 柚科葉槻
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地元の話。2

 地元にはオーソドックスな噂のスポット、「切ったら呪われる木」がある。


 主要道の真ん中に聳える木には、歴史を感じる趣があり、根元には石碑やお地蔵様もいるので、ちょっと意味深な場所だ。

 道路建設のため一度切ろうとしたが事故が発生しそのままに。その後も木(周辺がコンクリートで固められ、ちょっとした花壇のようになっている)に車が突っ込んだり、迂回用の矢印看板に車が突っ込んだりしているという。

 その近くでお店を建設している最中に、駐車場かどこかのコンクリートに作業員が生き埋めになって無くなってしまったという事件も、近隣住民の噂では、その木が原因らしい。


 個人的にはその木の周辺は歩道が狭く、片側は段差のある田んぼになっていためにそれを避けようとフラフラ車道にはみ出している高齢者の自転車の方が怖いので、呪われた木よりもそちらを気にしてしまっている。

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