表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

日常の再確認

作者: 凡。

何気ない日常もあるけど、そこまでの苦労は他人には見えない。

朝起きたら、目の前で寝ている寝顔。

いびきをかきながら無防備な姿を俺に見せてくれる。

そんな姿を微笑ましく思って、優しく頭を撫でると、

ちょっと邪険に払われた後、反対側へ寝返りを打つ。


そんな姿を見納めて、ゆっくり起きる。

朝食を済ませ、パソコンの電源とテレビを付ける。

パソコンが起動するまでの間に、テレビのニュースを眺める。


「今日は昨日より寒そうだなあ。最高気温15度か。」

「俺には丁度いいくらいだよ。あ、おはよう。」

「お、起きたのか。おはよう。」


寝起きの下着姿のまま、あくびをしている彼を見て、挨拶する。

彼も挨拶と同時に、俺に抱きついてきた。


「どうした?」

「ん、おはよーって。」


背中をさすってやると、少ししたら離れた。まだちょっと眠そうだ。


「今日は何か用事あるんだっけ?」

「んー、たぶん、ない。けど、買い物いこう。」

「何か買うのあったっけ?」

「おかし。」


俺がちょっと溜息つくと、少しむくれていた。子供かよ。

はいはい、行くから着替えて。と言うと嬉しそうに着替えを取りに行く。

甘やかし過ぎな気もするけど、まぁいいかな。


「じゃ、買い物行こうか。」

「なに買っていいの?」


今日は朝から天気がいい。

少し寒いけど、ちょっと遠くに散歩に行こうか。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ