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第2話 逆行転生者の助言2
テンプレっぽいもの2
パターン:逆行転生者の助言2
「ふはは、あの逆行転生者の言うとおり、謀反を起こす光秀は事前に斬っておいた。これで我の天下を阻む者は居なくなった!
ふははは」
信長は宿舎としている本能寺で独りごちていた。
「信長様、大変です。敵襲です!」
「な、何だと?!」
明智は処断したはず。とすれば、一体誰だ?
「敵の旗印は水色桔梗紋、明智残党です!」
「な、何だってーー!」
ガタンッ
戸の開く音に信長はそちらを見る。
そこにいたのは
「あのさぁ、ちょっと一言だけいいかな?」
死んだはずの明智光秀だった。
「逆行転生者の助言を受けたからって、いきなり殺すのひどくない?」
光秀は何事もなかったかのように普通に話す。
「光秀、お前どうして?死んだはずでは」
「全く、私が神で残機が無ければ普通に死んでたよ。
ま、とりあえずお前が死んでね。ビーム!」
ズビィーン!
「ぐはっ」
信長は光秀の手から放たれたビームによって死んだ。
「さて、後は逆行転生者をヌッコロスか」
それはいつもの慣れ親しんだルーティン作業のように。