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「雨も止まないし」シリーズ  作者: 自称勇者
3/4

僧侶「雨も止んだし息子に会ってくる」

前作「あんた勇者なんだしそろそろ旅立ちなさいよ」シリーズがございます。

僧侶「晴れてよかったー」

僧侶「じゃあみんな、大聖堂のこと頼んだよー」

「はい! わたしたちがしっかり大司教様のお留守をお守りいたします!」

僧侶「さんきゅー じゃーねー」

バタン

僧侶「ここも変わったなー でもせっかくこんな城あるんだし、みんなのために使わないとねー」

僧侶「さーて、早く第1の街に戻ろー」


<第1の街にて>

魔法使い「はぁい皆さぁん 卒業証書を持って並んでくださぁい」ブリブリ

悪ガキ「先生、またウ○コみたいな・・・」

魔法使い「悪ガキくん、それ以上いったら怒っちゃうぞ☆」ゴォォォォッォォ

悪ガキ「本当にすみませんでした」

秀才「先生、ありがとうございました 先生からはたくさんのことを教えていただきました」

太っちょ「戦いの先生も、ありがとね 俺、料理もできる戦士になりたいよ」

戦士「ヌホォwwwwww うれしいでござるなぁwwwww」

少女「パパ・・ママ・・ありがとうございました」

戦士「コポォwwwww 少女タソも大きくなったでござるなぁwwwww」

魔法使い「それじゃぁいきますぉ~ はい、チーズ☆」

パシャリ


勇者「いい卒業式だったな」

僧侶「だねー 子供にも久しぶりに会えたし嬉しいな あ、あとあんたにもー」

勇者「なんだよ、取ってつけたように」

僧侶「いーじゃんw」

勇者「それより、大司教ともあろうお方が職務を放ったらかしていいんでしょうかね」

僧侶「いーのいーの うちの子みんな優秀だしー」

勇者「ははは・・・そりゃよかったな」


悪ガキ「母ちゃん! ひさしぶり!」

僧侶「おー悪ガキ 元気してたー?」

悪ガキ「あったりまえだ! 俺、スウガ・クーナ行った後も修行したんだぜ! 今の俺、強いぞー!」

秀才「頭の修行はさっぱりですけどね、悪ガキくん」

太っちょ「それは言えてるw」

悪ガキ「うるせーぞ!」



太っちょ「なーなー、このあと第2の街に行って、俺の料理食べてみない?」

悪ガキ「それいーなw みんなで行こうぜ!」

少女「うん! 太っちょくんのごはん食べてみたい!」

秀才「全く・・・さっそく新しい勉強を始めようかと思っていたのに、仕方ありませんね」

悪ガキ「・・・ちょっと、少女 いいかな」

少女「なぁに?」



悪ガキ「なあ少女・・・お前、太っちょのこと好きだろ?」

少女「えっ/// なんでいきなり・・・」ぽっ

悪ガキ「な、そうだろ?w」

少女「う・・うん・・・優しいし・・お腹ぷにぷにだし・・・」

悪ガキ「だ、だよなw 頑張れよ、少女w」

少女「ありがと・・」


悪ガキ「・・・・・そっかぁ・・・あーあwwww」



<勇者宅にて>

勇者「子供たちは第2の街に行くみたいだな」

戦士「フヌゥwwwww 太っちょくんのご実家で料理を食べるそうですwwwwww」

魔法使い「暗くならないうちに帰るように言っておきましたぁ」

僧侶「ってかみんなひさしぶりー 懐かしいねーこの四人」


コンコン

英雄「お邪魔します」

勇者「ああ、英雄くん 僧侶、手紙で説明したけど、彼がスウガ・クーナの英雄だよ」

僧侶「どーも うちの子たちがお世話になったみたいで、ありがとね」

英雄「いえいえ・・・むしろ私が魔王になってしまって、彼らを危険な目に合わせてしまって・・・」

僧侶「そんなの気にしないのー ってか、エイゴーラルのこと、あんたら調べてるんでしょー?」

勇者「ああ、白龍と英雄くんの協力もあってな」

戦士「子供たちがいないうちに話してしまうでござるwwwwwwwヌホォwww」





勇者「悪ガキが、なぜ光と闇を分ける力を持っているのかはわからなかったが・・・どうやら、エイゴーラルの国王がその力を持っているらしい」

勇者「そして、どうやらその国王がなにかしらの禁忌を犯した それが原因で、闇の力が強くなった というより、闇を持つ感情から魔が生まれるようになった」

勇者「その感情を抱いた者の力が大きいと、その者は魔王となってしまうようだ そして、その感情とは、愛する者を失ったことにより生まれる」

勇者「白龍が言うには、エイゴーラルから計り知れない闇の力を感じるそうだ」

勇者「スウガ・クーナの事件からもう5年が経った あれからコクゴドルにもスウガ・クーナにも異変はないが、エイゴーラルを覆う闇はどんどんと大きくなっているそうだ」

勇者「そこでなんだが、一度現地に行ってみようかと思う どうだろう」

戦士「コポォwwww お供いたすでござるよwwwwwww」

英雄「はい、私もぜひ、お供させてください」


魔法使い「あたしは残らないとぉ 子供たちのこともあるしぃ 僧侶さんはどうしますぅ?」

僧侶「んーどうしよっかなー ウチも行こっかなー」

勇者「そういうわけにもいかないだろう 大聖堂のこともあるし」

僧侶「だってー 大司教ってかなりつまんないんだよー 息抜きしたいー」

勇者「そうは言ってもなぁ・・・」

僧侶「なにがあるかわかんないでしょー ウチ連れてくと便利だよー」ニヤニヤ

勇者「うーん」

僧侶「どーすんのー?」ニヤニヤ



その夜

<酒場にて>

戦士「勇者殿・・・・僧侶タソに言わないでよかったのでござるか・・・? ヌホォ」

勇者「まあ・・・まだ確信が持てる話ではないしな」

戦士「白龍殿の話では・・・僧侶タソは・・・」

勇者「エイゴーラルの国王が犯した禁忌の証・・・」

戦士「信じたくはないでござるな・・・・ウヌゥ・・・」

勇者「なあ戦士 あいつが両親について語ったときのこと、覚えてるか?」

戦士「大草原に生えた一本の木の下で、でござったなぁwww」

勇者「ああ  あいつはこう言ったんだ 『ウチが生まれてすぐ両方死んだってさー』つまり、あいつは自分の出生について何も知らないんだ」

戦士「うむぅ・・・・ホヌゥ・・・」

勇者「まあとりあえず、明日からエイゴーラルに乗り込んで、全てを探ろう あいつに伝えるのはそれからでも・・・」

戦士「悪ガキくんは置いていくでござるか・・・?」

勇者「もし俺たちが調べたことが本当なら、あいつにとって残酷な旅になるからな・・・」



翌朝

<港にて>

勇者「それじゃあ、行ってきます」

戦士「少女タソ、パパがいない間も元気にしてるでござるよぉwwwww」

英雄「皆さんのお役に立てるよう、頑張って参ります」

僧侶「じゃーね悪ガキ、いたずらばっかりするんじゃないよー」


悪ガキ「なーなー父ちゃん、母ちゃん、俺も連れてってくれよ!」

秀才「今回の旅は皆さんが悪ガキくんの力の秘密を探ってくださるためのものなんですよ! おとなしく待っていましょう」

悪ガキ「でもよぉ・・・」

勇者「悪ガキ、これを持っていろ」

勇者は白く輝く石を差し出した

勇者「お前の力が必要になったらちゃんと呼ぶからな」

悪ガキ「・・・・わかった 待ってるぜ!」

魔法使い「みなさぁん、船に風の魔法をかけましたぁ スピードが速くなったと思いますぉ~」

戦士「さすが魔法使いタソwwwwwwwwwwwヌホォwwww」




<船上にて>

僧侶「それにしてもさー なんでウチらの子供がそんな力持ってるわけー?」

勇者「そ、それはだな・・・」

僧侶「まーあんたの子供だしねーw 勇者の子は勇者って感じかなーw」

勇者「ははは・・・」

戦士「ヌホォwwwwww 釣り上げたでござるよwww 今日の食料でござるwww」

英雄「戦士さん、さすがです、こんな大きな魚をお一人で釣り上げるなんて」


勇者「魔法使いのおかげでもう少しでエイゴーラルに着きそうだ」

戦士「魔法使いタソォwwwwwww最高でござるwwwww」

英雄「皆さん! 海面に無数の影が!!」


ザパァァアァッァァァアアッァァァ

鮫モンスターが現れた!

鮫モンスターは船に襲いかかった!

勇者「邪魔を、するな!」ドゴォォォォォォォォォォオオ

勇者は鮫モンスターに拳を叩き込んだ1

戦士「フヌカポォwwwwwwwwww」グワァァアァァッァッァァ

戦士は巨大な斧を振り回した!

英雄「魔法剣・雷 装備!」ピシャァァッァァァァァアア

英雄「そ、僧侶さん!! 危ない!!」

僧侶「鏡面結界 展開」

鮫モンスターの攻撃は跳ね返された!



勇者「さて、見えてきた エイゴーラルだ」

戦士「上陸したら魚を焼くでござるwwwww 英雄殿、火を出していただくでござるよwww」

僧侶「なんかー マジ久しぶりに戦ったんだけどー なつかしー」

英雄「凄い人たちだなぁ・・・ 私も足でまといにならないようにしなければ」


<エイゴーラル・港街にて>

勇者「誰もいないな 市場も閑散としている」

戦士「家の明かりは付いているでござるなぁ・・・・フヌゥ・・・」

僧侶「ってかー、なんかこの島暗くない?」

英雄「闇に覆われているとは・・・まさに文字通りですね」


勇者「とりあえず、今日泊まる宿屋を探そう」



<宿屋にて>

勇者「しかし・・・客は俺たちだけか」

戦士「宿の主人も、拙者たちが入って来るのをみて酷く怯えていたでござるな・・・・ウヌゥ」

英雄「なにかを恐れているのでしょうか 街の中にモンスターなどはいなかったようですが・・・」

僧侶「んー、なんか雰囲気? そういうのにビクビクしてんじゃないのー?」

英雄「なるほど・・・」


戦士「勇者殿、悪ガキくんの力が必要になったらお呼びするでござるか? ヌホォ」ヒソヒソ

勇者「いや、俺は呼べない・・・ 白龍の判断で連れてきてもらうことになってる」ヒソヒソ




翌朝

<フィールドにて>

勇者「モンスターがうじゃうじゃいるな・・・」

英雄「さすがに、全ての元凶の地だけありますね」

戦士「むむ!! あそこで人が襲われているでござる!!!! フヌゥ!!」

僧侶「やばくなーい? しかもあれ魔物じゃねー?」


魔物「貴様! 海外に逃げようとしているだろう」

女性「離してください! お願いします!」

魔物「そうはいかないなぁ 海外逃亡は死刑と決まっている」

戦士「コポォwwwwwwwww」 戦士は斧を振り回した!

英雄「魔法剣・氷牙 装備!」ピキピキピキピキィィィ

魔物は倒れた!


女性「はぁはぁ・・・ありがとうございます・・・」

英雄「この大陸から抜け出そうとされているんですね?」

女性「はい・・・ 港街に知り合いがいます・・その知り合いに船を出してもらうので・・」

勇者「・・・もしよかったら、この国に何が起きているのか教えてもらえないか?」

女性「申し訳ございません・・・先を急いでおりますので ですが、ここからしばらく行った街で、色々と知ることができると思います」

戦士「しかしぃ・・・また魔物やモンスターに襲われるかもしれないでござるよ・・・ヌフゥ」

僧侶「あーウチが港まで送ってくるよ あんたら先に行ってて」

勇者「そうか・・・頼んだぞ」



英雄「さっきの女性・・・なんだか変な感じがしました 翁・・・あのマントの男によくにた気配でした」

勇者「ああ 僧侶も何か感じたんだろう」

英雄「僧侶さん一人で・・・大丈夫でしょうか?」

勇者「あいつはああ見えて意外とやるやつだ 大丈夫だよ」

戦士「フヌォwwwwww 信頼関係でござるなぁwwwwww」



<港街にて>

僧侶「ねーあんた、一体何者なのー?」

女性「・・・気づいておられましたか」

僧侶「んーなんか邪悪な気配? って感じ」

女性「そうでしたか・・・・では」

女性はその場でくるりと回転し、一瞬でマントの男となった

大臣「吾輩はエイゴーラル国の大臣でございます」

僧侶「ウチらの大陸と英雄くんの大陸で悪さしてたんでしょー?」

大臣「これはこれは、やはりご存知でしたか 二つの大陸での計画は失敗に終わりました ですが、本来はこの国さえあればよかったのですよ 時間はかかりましたがね」

僧侶「あんた、何しようとしてるの?」

大臣「なぁに、あなたには関係のないことですよ  それより・・・」

大臣「ご立派になられましたなぁ 王妃様」


僧侶「・・・は? なにそれー?」

大臣「正確には王妃様ではないのでしたね 別の命ということですから ただ、王妃様の生き写しだ」

僧侶「・・・どういうこと?」

大臣「そうですねぇ あなたの出生の秘密、教えて差し上げましょう」



大臣「その昔、 世界はこの国の王がお守りになられていました」

大臣「この国の王家には代々、光と闇を分けることのできる能力が備わっておりました」

大臣「どんな悪人の心の闇でも光へと変えることができたのです 世界は平和でした あの日までは」

大臣「ある日、国王の愛する王妃がお隠れになりました もともと病気がちな方で、最後も激しく咳き込まれながら国王の名前をお呼びになられていました」

大臣「国王は絶望に陥りました 七日七晩泣き明かし、八日目の朝、ついに禁忌を犯してしまわれました」

大臣「国王は光を一箇所にお集めになったのです 命は光より生まれるもの ですが、それは光がゆっくりと時間をかけながら命となるのであって、故意に光を集めるわけではありません」

大臣「国王はそれをおやりになったのです 辺りから故意に光を集め、そして王妃様を復活させようとなさいました」

大臣「もちろん、王妃様とは違う命ですので、全くの別人が生まれるわけですが、その当時の国王はそんなことなどどうでもよかったのかもしれません」



大臣「国王が一箇所に光を集めたと同時に、闇も生まれました 光の周りには闇があるものです 闇は国王を包み、やがて飲み込んでしまいました」

大臣「国王は光を集めて生み出した子を、まだご自分の意思があるうちに封印し、船に乗せてこの大陸から逃がしました」

大臣「封印は、誰かがその子を育てる時まで成長を止める作用がありました すやすやと、その子は何十年も眠り続けました」

大臣「もうお気づきですね それがあなたです あなたは幼い頃から親戚だという人間たちに育てられたのでは?」

僧侶「・・・そーだけど・・・」

大臣「あれはまだ人間としての感情があった吾輩が、最後に行った仕事です あの人間たちの記憶を書き換えました おかげで人間として使える魔法は、それが最後となりましたが」

僧侶「・・・あんた、今は人間じゃないの?」

大臣「そうですねぇ 吾輩は国王の間近にいた人間の一人です 吾輩も闇に飲まれてしまったのですよ」



大臣「闇に飲まれてからは、この世界を闇の力が支配することを夢見るようになりました」

大臣「色々と試しましたねぇ 魔王の体から賢いモンスターが生まれたのを見つけては、より賢い魔物へと進化させました」

大臣「大陸ごとに魔王を作り、闇の力で支配する これが吾輩の当初の計画でした ですが、その結果はご存知のとおり」

大臣「ですが、吾輩と国王の力があれば、この大陸さえ闇で支配できていればいずれ世界を支配することになる そう気がついたのですよ」

大臣「時間はかかりましたが、もう準備は整いました それに伴って・・・」

大臣「勘のいいあなたはもう気がついているかもしれませんね そうです あなたが存在していることが、この闇の支配に不可欠なのですよ」

大臣「あなたという光が生まれたおかげで、こうして闇も栄えることができている となると、あなたには滅多なことはしていただきたくないわけですよ・・・」プスッ

僧侶「うっ・・・・・」

僧侶の意識が遠のいていく・・・・・・・・・・・



<コクゴドルにて>

白龍「・・・・・トキがキタ・・・・ショウネン・・・」


<第1の街にて>

悪ガキ「熱ちち!! なんだ? 尻が熱い!」

秀才「悪ガキくん! ポケットの中が!」

太っちょ「光ってる・・・」

少女「悪ガキくん・・呼ばれてるんじゃ・・」


悪ガキ「あ! あの白いドラゴンだ!」

秀才「まっすぐこの街に向かっています 街の外に出ましょう!」

太っちょ「よし!」

少女「うん!」


白龍「ショウネン・・・ワタシのセ・・ノレ・・」

悪ガキ「ああ! 父ちゃんたち、大丈夫なのか?」

白龍「・・・オマエのチカラ・・・セカイをスクウ・・セカイのニンゲン・・ミンナスクウ」

悪ガキ「・・わかった!」

秀才「悪ガキくん!!」



悪ガキ「秀才・・・」

秀才「僕は・・・いつも悪ガキくんに嫌味ばかり言って・・・」

悪ガキ「気にすんなよ お互い様だろw」

太っちょ「絶対・・・帰ってきてよ・・・」

悪ガキ「あったりまえだ! 帰ってきたら美味い飯食わせろよw」

少女「悪ガキくん・・・」

悪ガキ「また遊ぼうぜ!   太っちょのこと、頑張れよ」ヒソヒソ


悪ガキ「じゃ、行ってくる!!」








<城下町にて>

勇者「ここに来れば、色々とわかると言っていたが」

英雄「あの女性の言葉を信じれば、ですけどね」

戦士「ヌヌwwww なんだか人が大勢あつまってござるぞwww」


「闇の力を支持する国王は追放せよ!!!」

「魔物をぶっ倒すぞ!!!」

「城に乗り込むぞ!!」


勇者「これはいったい・・・?」

「デモ隊だ 長年の不満がついに爆発したんだ」

「俺たちは魔物と戦う 玉砕覚悟だ!」

魔物「これはなんの騒ぎだ?」

魔物「我々に歯向かうとは、愚かな人間どもめ 全員まとめて始末してやろう」


戦士「コポォwwwwwwwwwwwwwwww」グワァァァァァァァァァァア

戦士は斧をなぎ払った!

英雄「魔法剣・疾風 装備!」ブワッッツッツッツッツ

一陣の風が吹き荒れる!

勇者「はぁあぁぁぁぁぁぁあ!!」ゴォォォッォォォォォォォッォォオオ

勇者は大きく息を吸い込み、吐くと同時に正拳突きを放った!



「な、なんだあの人たちは・・・!?」

「強い・・・・あの方々がいればもしかして!!」

勇者「さて、城に乗り込むかい?」

群衆「うぉぉぉぉぉぉっぉぉぉぉおお!!!!!!」




<エイゴーラル城にて>

勇者「魔物が来たら俺たちで片付けよう 街の人々を犠牲にしたくない」

戦士「了解でござるwwwwwww コポォwwwww」

英雄「わかりました!」

魔物リーダーA「皆さん、よくいらっしゃいました」

魔物リーダーB「おかえりなさいませ、英雄様」

英雄「その声は、執事さんにメイドさん!」



戦士「ここは拙者と英雄殿が食い止めるでござるwwww 勇者殿は先へwwwフヌゥ」

勇者「ああ、わかった 頼んだぞ!」

英雄「はい!」


魔物リーダーA「英雄様 精悍なお顔つきになられて」

英雄「君たちと戦うのは心苦しいが、仕方がない」

魔物リーダーB「逞しいお方ですね」

戦士「ヌホォwwwwwww メイドタソwwwwハァハァwwww」




魔物リーダーAは群衆に向けて光線を放った!

英雄「なっ! 卑怯な!! 結界展開!!」

「俺たちがいてはこの方々の邪魔になる!」

「退散だ、引け引けぇ!!!」

英雄「ありがとうございます皆さん 私たちにお任せ下さい」


魔物リーダーBは戦士を誘惑した!

戦士「ヌホホォwwwwww かわゆすでござるなぁwwwwwww」


英雄「魔法剣・豪炎 装備!」ゴォォォォォッォオッォォオ

魔物リーダーA「くっ・・・さすがにお強い はぁっ!!」

魔物リーダーはAは光線を放った!

英雄はひらりと身をかわした!

英雄「お世話に・・・なりました 執事さん・・・」

バシュッツッツッツッツ

魔物リーダーAは倒れた!


魔物リーダーBの攻撃!

戦士「クホォwwwww 痛いでござるぅwwwwwww カパァwwww」

魔物リーダーBの攻撃!

魔物リーダーBの攻撃!

魔物リーダーBの攻撃!

戦士「コポォwwwwwwww だから痛いでござるぅwwww メイドタソwwwww」

魔物リーダーB「効いて・・・ない?」

魔物リーダーBの攻撃!

戦士はがっちりと受け止めた!

戦士「すまぬでござるぅwwwwwww えいっwwwww」ボコッ

魔物リーダーBは倒れた!



勇者「長い廊下だな・・・ん? ここが王の間か!」

バタン

勇者「エイゴーラル国王に話がある!」

大臣「おやおや・・・・やはりあなたが来ましたか」

勇者「お前は・・・」

大臣「申し遅れました 吾輩はエイゴーラルの大臣 国王に最も近い者でございます」

勇者「なら話は早い 国王に会わせてくれないか」

大臣「あなたはもう国王の足元にいらっしゃる ご覧なさい」

勇者「!!!」

頭上には漆黒の空間が広がっている

勇者「これは・・・」

大臣「国王は闇そのものになられたのでございます この強大な闇 闇を生み出す闇に」

勇者「やはり、俺たちが調べたことは間違っていなかったか」

大臣「その通り しかるに、あなたの愛する妻は吾輩がしっかりと保護させていただきましたよ あのお方が消えてしまわれては、闇も同時に消えてしまうのでね」

勇者「僧侶は・・・僧侶には・・・」

大臣「あなたがたの最終的な手段はわかっております あのお方を光へと還されるおつもりでしょう」

勇者「・・・・・」

大臣「これであなたのご子息を消せば闇が消えることはない もう止めることはできないのですよ」

勇者「そうは・・・・・させん!!」


勇者大きく息を吸い込み、吐くと同時に正拳突きを放った!

大臣は手を突き出すと、腰を落とし発勁を放った!

ドゴォォォォォォォォッォオォォォォォォォオオ

勇者は飛び上がると上空から蹴りを放った!

大臣は身をかわし、勇者へと蹴りを返す

ガシッ

勇者「捕まえた」

グワァァァアッァァアァァドゴオォォォォオォッォォ

大臣は地面へと叩きつけられた!



悪ガキ「父ちゃん!!!」

勇者「悪ガキ! そうか、白龍が連れてきたんだな」

悪ガキ「こいつ、あの時のマントの男! 父ちゃんがやっつけたんだな!」

大臣「・・・・・・・はぁはぁ・・・少年よ・・・お前を始末してからの予定だったのだが・・・仕方がない・・・」

大臣「国王様・・・お時間です・・・今こそ・・・・世界を闇で支配する時!!!」



大気が震えた

これ以上深くなるはずのない闇が、より一層深さを増した

ギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギ

グワァァァァァァァァァァッァァァッァァァァアァァァァァァァァァアッァ

闇の中から無数のモンスターが飛び出した!!

一様に翼を羽ばたかせ、四方八方へと散っていく

勇者「しまった!!!」

悪ガキ「くっそぉぉぉ 止めろ、おい、止めろよ!!!」がしっ


大臣「うっ・・・・・・・」

大臣「はっ 吾輩は・・・取り返しのつかないことを・・・」

勇者「悪ガキ、そいつからこれを止める方法を聞き出してくれ!」ドゴォォォッォォッォ

大臣「・・・・・光と闇を分ける力を持つあなたなら・・・もしかしたら・・・」

大臣「しかし・・・国王を覆う闇は深すぎる・・・やはり・・・」

悪ガキ「俺、やってみる! 父ちゃん、俺をあの闇の中に放り込んでくれ!」

勇者「・・・・・・・っ!!」

一斉にモンスターが勇者めがけて襲いかかる!

勇者「うわぁぁぁぁああぁぁあぁあぁあぁぁぁああぁぁぁぁぁあ!!!!!!」

勇者は渾身の力で気を爆発させた  モンスターの群れは砕け散った

勇者「はぁ・・・・はぁ・・・・際限なく出てきやがるな・・・」

悪ガキ「父ちゃん、早く!!」

勇者「ああ・・・・行ってこい・・・帰って・・・こいよ・・ふんっっっ」

勇者は悪ガキを掴むと、頭上に広がる闇へ放り込んだ

勇者「俺は・・・・・ここでモンスターを抑える・・・」


大臣「いかん・・・やはりあのお方を・・・・」ズル・・・ズル・・・



英雄「どうやら間に合わなかったようですね・・・」

戦士「フヌゥ・・・・・・拙者たちで一体でも多く倒さねばならぬでござる!!!」

群衆「うおぉぉぉぉぉ今度こそ、あなた方を助太刀するぞ!!」


コクゴドル

<第1の街にて>

酒場にて

バタンッ

赤髪の女「大変! 海の向こうから大量のモンスターが!!」

店員「!!! 赤髪殿、また一緒に戦う時がきたようだな」

マスター「店員ちゃん、頼んだよ」

店員「稽古は怠っていない 父上、見ていてください」


学校にて

「せんせーい、もんすたーがきたぁ」

「うぇーん・・・こわいよぉ・・・」

魔法使い「大丈夫♪ 先生がしっかり守るからねっ☆」

魔法使い「隕石魔法魔法陣展開っ  星の力でお仕置きよっ☆彡」



<ゴケシム山の麓の村にて>

「老剣士殿に授かった力を発揮するときがきた!」

「行くぞ!」

「僕たちも戦うぞ!!」

子供たちが5人がかりで巨大な大剣を抱えている


<上空にて>

白龍「ドラゴンのホコリ・・・・モッテ・・・ワタシ・・タタカウ・・・」

白龍の咆哮が響き渡る



<第4の街にて>

騎士団「我々が民間人をお守りする!」

騎士団「各地の騎士団は戦闘準備!!」




スウガ・クーナ

<北の地域にて>

「モンスターだ!!!」

「大群で押し寄せてきたぞ!!!」

「十分な武器もない・・・大変だ・・・」

ドゴォォッォォォォォオオオォォォォォオォォォン

何百もの魔法戦車がズラリと並ぶ

「南の大陸の軍の者だ」

「北の方々、共にスウガ・クーナを守りぬきましょう」







エイゴーラル

<国王の城にて>

牢屋

僧侶「結界 解除っと」

僧侶「あーあ、油断したなー でもあんなぶっとんだ話されたらびっくりするでしょフツー」

僧侶「よしっ 早く勇者たちと合流しよう ってかーあいつらこのこと知ってるのかなー 知ってて隠してたんならチョーむかつくー」


大臣「僧侶様・・・・・」ズル・・・ズル・・・

僧侶「あんた・・・」

大臣「僧侶様に・・・お話が・・・・」




<闇の中にて>

悪ガキ「・・・・・・あれ? あ、そうだ、ここは闇の中・・・」

悪ガキ「で? どうすりゃいいんだ?」

悪ガキ「あれ? あんな所にじいさんが座り込んでる」

悪ガキ「おい、どうしたんだ、じいさん」

国王「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


悪ガキ「とりあえず、じいさん、この闇を消す方法、知ってるか?」がしっ

国王「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・王妃・・・・・・・・・・・・」

悪ガキ「おうひ?」

国王「朕は・・・・・・・なんということを・・・・・」

悪ガキ「ちん・・・?」





勇者「はぁ・・・・・・・はぁ・・・・・・・きついな・・・」

僧侶「なーんだ、結構手こずってるじゃん」

勇者「はぁ・・・・はぁ・・・・僧侶か・・・・」

僧侶「うん あ、あのマントの人、亡くなったよ」

勇者「そうか・・・・・あいつから・・・色々・・・聞いたみたいだな・・・」

僧侶「まーね ってかさー、あんた知ってたんでしょー?w」

勇者「確信は持てなかったんだよ」

僧侶「そっかー  じゃあ、ウチが今からしようとしてることもわかるー?」

勇者「なんとなくは・・・な」

僧侶「そっかー」


僧侶は勇者の頬に口付けをした

僧侶「あんたといるとさー いっつも楽しかったよ」

僧侶「ありがとー」

勇者「・・・・・・・・・・・・・」

僧侶「じゃー行くねー」

勇者は僧侶の手を握り引き止める

僧侶「なーに? 寂しいのー? あーあ、こんなに泣いちゃって・・・」

勇者「・・・・・・・・・・・・・・・」

僧侶「ウチまで・・・・・泣いちゃうじゃん・・・」

勇者は僧侶を抱きしめた

時が、ゆっくりと流れた





悪ガキ「なーじいさん、教えてくれよ」

国王「王妃を・・・・・・取り戻す代償に世界を闇へと染めてしまった・・・・朕の責任じゃ・・・・」

悪ガキ「んーわかんねーな とりあえず闇をなんとかしないと」

国王「・・・・・!!!!  王妃よ・・・!!!」

僧侶「よー悪ガキー 頑張ってるねー」

悪ガキ「母ちゃん!」




僧侶「あのさー、この闇消せるの、母ちゃんだけみたいだわー」

悪ガキ「そんなことねーよ、俺が世界を救うんだって」

僧侶「多分、あんたがこの闇消しても、母ちゃんがいる限りまた闇は生まれるんだってー ね、国王様?」

国王「王妃・・・・違う・・・・朕が生み出した命か・・・・?」

悪ガキ「は・・・? どういうことだよ?」

僧侶「時間がないから、詳しいことは父ちゃんに聞いてー」

僧侶「ねー悪ガキ 命ってね、光から生まれるんだって」

僧侶「でもね、無理やり集めた光で命を作ると、こんなことになっちゃうんだってさー」

僧侶「命はね 喜びとか、楽しさとか、愛とか希望とか そういう光が合わさって自然と生まれるものなんだって それが巡っていくものなんだってさー」

僧侶「だからね、悪ガキ 母ちゃんがいなくなっても、消えて無くなったわけじゃないんだよ」

僧侶「あんたたちが喜んだり、笑ったり、そうしたら、また光が集まって、新しい命になるんだよ」

悪ガキ「・・・・・・母ちゃん・・・・」



僧侶「じゃ、そろそろ行こっか、国王様」

国王「うむ・・・・・朕の責任を・・・果たすときじゃの・・・・」

悪ガキ「母ちゃん!!! 待ってよ、母ちゃん!!!」

僧侶「あ、そうだー 父ちゃんに、ちゃんと新しい奥さん見つけるように言っといてねーw」

悪ガキ「母ちゃん!」ドサッ

悪ガキは闇の外へと放り出された


僧侶は国王の手を取り、歩き出した

二人の足元からは、光がそして闇が溢れ、渦を巻いた

光と闇は一つになっていく

僧侶は光へ国王は闇へ

そしてそれらもまた一つになっていく

「ねー神様、お願いです もし、ウチがまた新しい命に生まれ変わったら・・・・・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



世界を光が包んだ

闇は消え去った

人々は笑い、喜び、涙した

その度に光は溢れる

また新しい命が生まれる

巡り、巡り・・・・


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