理不尽 1P
新連載スタート!
「なんじゃこりゃ……」
思わず口から声が漏れる
そりゃそうだ
こんな都会〈とかい》でも田舎でもないような町のそこまで高くもないマンションの一室のリビングに朝起きたらポストが置かれていたのだ
……てか、なにこれ?
取り敢えず叩いてみる
ビシッビシッ
……すると
「ムギュッムギュッ」
……可愛らしい声がした
……何コレ?
取り敢えず蹴ってみる
ビシッビシッ
……すると
「イテテ、イテテ」
……またも可愛らしい声がした
「……何ですか、コレ?」
思わす呟く
……と
「よくぞ聞いてくれました!」
「うわっ!」
女の子の声がした
そして……!
「ピョコッ」
ポストを突き破り(体、大丈夫? 特に頭)変態女が飛び出した
「お巡りさーん」
「ちょっと待って下さい!?」
警察を呼ぼうとする僕の手を女の子が掴む
接触禁止!
「誰ですか」
「ふっ、それは……」
「お巡りさーん」
「だから、待って!?」
マジで誰だよこの女……
迷惑千万
……ん?
「あんた、どこかで会ったことない?」
女は目をそらすと、
「き、気持ち悪いんじゃないかなー?」
「何で悪口言われたの僕!?」
失礼な女だ
まぁ、このぐらいで凹む僕ではない
「失礼、間違えました。き、気のせいなんじゃないかなー」
「お疲れ様です」
僕ってば、ノリがいい!
「で、あなたは?」
「よくぞ聞いてくれました♪私はボランティアの人間です」
ボランティア?
それって、あれか
僕が別作品で所属していた団体……
「そういう事、言わない!」
「何故考えている事が分かる?」
心を読むな
「さて、本題に入る前に(空白・改行ふくめ)846文字掛かりましたが」
「掛かりすぎだろ」
「ズバリ、貴方不幸な目に遭っていますね」
「まぁ、今のこの状況がな」
「そこで、ズバリ!」
「無視?」
酷いなこの女
「ボディーガードを雇ってみませんか?」
「はぁ」
なに言ってんだこいつは
そして、これが悲劇の始まりであった
「無理に纏めましたね」
「うるさい」
続く
お世話になった学校の先生、看護師さん、そして読者の皆様にこの小説を送ります