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最恐の反逆召喚者  作者: クO
仲間集め
9/38

冒険者登録 #魔物の森

どうも。ヒューラです。私は仲間に裏切られ、街でとても有名な盗賊達に奴隷として売り払われるところを今私の前にいる主人様に助けて貰いました。すると彼は言ったのです。「仲間にならないか」と。もちろん私は「はい」と答えました。すると今度はアイラ森林へ行くと言ったのです。彼はとても頭が良く、人類が強くなる法則を知っていました。なので私は学者様だと呼んだのです。未来でなにか起こしてくれると思ったからです。


「……と、思っていた過去が私にもありましたね……。」


「何の話だ?」


「いや……まずここ何処ですか?」


「どこって……アイラ森林の中心だよ」


「は?」


ひとつ「はぁ……」と大きなため息をつく


「アイラ森林の中心!分かった?オーケー?」


「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!?中心!?」


「でかい声出すなって……ほらやっぱりきたじゃねぇかめんどくせぇーなぁー」


上を見上げる優飛につられてヒューラも上を見上げる。


「な、なななんですか?あれぇ!」


「デビルドラゴンだな」


「デ、デビ!?」


「あぁ〜めんどくせぇー!」


『SCP-939、数多の声で』


そう唱えると金色の魔法陣が現れ、そこに『数多の声で』による記憶と想像を流し込んでいく。


「あれ?金色?……まぁ、いっか」


すると魔法陣からSCP-939が出てくる。


「な、なんですか?コレ……」


「コイツはSCP-939。食べたやつの声と言語を話せる4足歩行の生き物だ」


「うわぁ……」


「SCP-939、アイツ食っちゃって良いよ」


デビルドラゴンがちょうど足を地面につけたところで言う


「グォォォォォ!!」


「ヒィぃぃぃぃ!!!」


サっとヒューラは俺の背中に隠れるすると……


『「My husband gave me permission to eat you.(お前を食ってもいいと主人から許可が出た。)」』


「おぉ……?」


939は英語を話していた。召喚される前に食ったヤツの声だろうか?だが、コレは想像召喚だ。俺はこの声を知らないし、別に英語なんて得意じゃない。じゃぁなんで……


「もしかして魔法陣の色に関係しているのか?」


そしてすぐにステータスプレートを開いた


「なるほど、そういう事か」


プレートを見て俺は理解した。

召喚のレベルが50を超えたからランクアップしたのか、だから召喚の横に(超)って書いてあるのか


『「I eat you and get your voice and I get stronger again.(俺はお前を食べ、お前の声を得て私はまた強くなる。)」』


「……」


ドラゴンはしっかりと言葉を理解しているように939を見ている


『「I mean, I'll k○ll you(つまり、私はお前を○す)」』


そして939はドラゴンよ頭を一かじりし、その場でドラゴンは倒れ込んだ。


「行くか。(消えろ)」


サーっと砂になっていく939を見届けて、前へと進む。

しばらく進んでみると、魔物と戦っている人間たちを発見した。だが、その人達はどこか見たことがあるような気がした


「あれは……慎也(シンヤ)?」


少し進んだ先に見覚えのある顔の人間がデビルドラゴンよりも少し大きめのドラゴンと戦っていた

慎也は、俺と一緒に召喚された人間の1人だ。その他にも、『巧也タクヤ』や『雫玖シズク』もいた。それとその中にもう1人、知らない女がいた


「どうしようか……」


「どうしたんですか?」


「なんでもない」


どうやらまだドラゴンやあいつらには気づいていないらしい。そりゃ1キロも離れてたらな。しょうがない、こうするしかない、すまん!ヒューラよ!


『結界魔法、防音、ルーム、結界』、


『闇魔法、盲目、シャラップ』


「ムグゥ!ウグググググググ!」


「狭すぎたか?ちょっと広くして、隠蔽かけとくか……分からなすぎだな、目印付けとこ」


そして後ろの木に石で傷を付けて慎也達の方へと走っていった。


「遠くで見てたから分からなかったけど近くで見たら雑魚だなコイツら」


そう言って見ている先には慎也達がいた。


「でやぁぁぁぁ!!」


「ウォァァァァ!!!」


「ファイアスピア!アイススピア!」


えーっと、なになに?……慎也が戦士、巧也が重戦士、雫玖がヒーラー、あと知らない奴が魔法使い、あのドラゴンってブラックドラゴンって言うのか。にしてもアイツら弱過ぎないか?全然ドラゴンにダメージ入ってねぇし……でも、あの姫に挑発するにはちょうどいい材料だろう


「ま、レベルアップもできるしいっか」


SCP-572を召喚し、召喚魔法でドラゴンに向かって飛び上がる


「な、なんだアイツ!?」


「コイツ貰うね〜!」


スパッと綺麗に首が斬られる


「いっちょ上がり!」


「お……おい、お前」


「よう、慎也!久々だな!」


「お前、優飛か?」


こくりと頷くと慎也達はニッコリと笑って言う


「俺たちの仲間にならないか!?」


「魔族の領地のど真ん中から帰って来れたんだもん!絶対強いはずだよ!」


「そうだな!入ってもらった方がいいって!」


3人は一生懸命に自分達のチームに入れようとしている。1人の魔法使いを除いて。その魔法使いは下を向いて憐れむような目をしていた


「ありがとう、でもいいんだ。後悔するよ」


「そっか。じゃぁ、またいつか!」


「ちょっと待って!召喚しやがったあの姫に伝言があるんだけど……」


「……わかった。3日ぐらいかかると思うけどいい?」


「あぁ、5日以内なら」


そして慎也達は去っていった


「ヒューラを助けに行くか」


結界で捉えていたヒューラを解放し、前へと進む



。。。。。。この三日後、、、



「生きている!?あの男が生きている!?」


「えぇ、あの聖剣士に慎也様によればですが。そしてもうひとつ、優飛様からの手紙が……」


「貸せ!」


使用人が持っていた手紙を取り上げる


「……な、なななんだと……!?」


…………………………内容


どうも姫様、俺生きてます。魔帝王を倒して今私が新、魔帝王となり、あなたとあなたの国の王を○害し、あなたの国を、滅ぼしたいと思います。



優飛より

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