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身内に弱いってデフォだよね  作者: 月読 龍
スタート準備
8/8

「あ、私のファーストキスは芳君だからよろしく」

「何の話だよ!」

「さすがに5歳児とファーストキスすんのはどうかと思ったけど、あんたのプロポーズに真剣に答えたのよ」

「いや、記憶にあるから言わんでも良い!」


どんだけ恥ずかしい話ししてんだこの人は!


「あの頃は私も子供だったって事よ」

それで済ますのかこの人は

「その子供な行動に俺は泣かされたわけですね」


しばしの空白


「・・・そういえば泣いてたわね」


思い出して頂けたようで・・・この状況に今泣けるわ!!


「そのたびに抱きかかえてキスしてあげて・・・」

何言ってんのこの人!?

「結婚はできないけど私は芳君の物よって言い聞かせて・・・」

ちょっとまて、そんな記憶ないぞ!?

「添い寝してあげたんだよねぇ」


・・・アレ?


あの頃の記憶は結構残っているけど、そんな記憶は・・・


「でも公園の入り口の段差で落ちて頭を思いっきりぶつけてその辺の記憶無くしちゃうし」


え!?そんな事あった?


「悔しいから、その後キスしたんだけど、その時のを覚えてるんでしょ?」


「はい、そのとおりです」


確かに、頭をぶつけた記憶はある。

キスをしたのはその後だ。

あれ?

プロポーズしたのは怪我の後のはず・・・


「あんたは私に2回プロポーズしたのよ」


・・・どんだけ好きだったの自分!?

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