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「さて、聞いているのは近場に家を探す事だったな、明日探しに行くぞ」
「敷金礼金は封筒の中です」
「仮押さえできれば十分だぞ？」
「中見た方が良いよ？」
促され、封筒の中を見る
手紙と通帳が２つづつ。
現金が５０枚別で入っているのが恐ろしい。
１枚目
父親からだ。
「式は佐登美ちゃんが社会人になってから。子供はその後でよろ」
おもむろに電話をつかむ。
親父にかける。
「ほいほいどうした？」
軽いなこのくそ親父！
「後でぶんなぐる！」
ブチッ！
許されるよね？
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