人物紹介
ここで一旦、登場人物の整理を行いたいと思います。1866年(慶応二年)時点の満年齢です。
中村かなた・・・本作の主人公。22歳。身長158cm。童顔で中性的な顔をしている。駅の階段で転落したことにより、2025年から1863年にタイムスリップする。歴史好きの新選組オタクで、なんとか新選組の悲劇を避けようと奮闘している。
『試衛館組』
土方歳三・・・新選組の副長。31歳。身長172cm。真面目で厳しいので、影で鬼の副長と言われている。だが、身内に対しては情が厚く、自分の事より、他人の事を考えていることのほうが多い。美男で町娘や芸者に慕われている。
沖田総司・・・新選組の一番隊組長。22歳。身長177cm。陽気で楽観的。人をからかうことで生気を得ている。労咳を患うが、かなたの独自開発した薬で、病の進行を抑えられている。剣の腕は新選組一、強い。
近藤勇・・・新選組の局長。32歳。身長170cm。基本的に優しい&イエスマン。江戸で試衛館という道場を営んでいた。天然理心流四代目宗家。
山南敬助・・・新選組の総長兼監察方のまとめ役。33歳。身長170cm。心優しく温厚で、隊士達から慕われている。学ぶことが好きで、試衛館組の頭脳派。日常生活などにおいて、江戸時代の知識がないかなたの指南役。
永倉新八・・・新選組の二番隊組長。27歳。身長174cm。何事にも楽観的で沖田と気が合う。酒と女が好きで、よく花街に通っている。
原田左之助・・・新選組の十番隊組長。26歳。身長173cm。槍の名手。永倉や藤堂とつるんでいることが多い。基本的には良い兄貴分だが、めんどくさがり屋な面もある。
藤堂平助・・・新選組の八番隊組長。22歳。身長169cm。試衛館組で、沖田と同じ最年少。お堅いことが嫌い。楽観的且つめんどくさがり屋で永倉と原田を混ぜたような存在。伊東甲子太郎が営んでいた道場に出入りしていたことから、伊東を新選組に引き入れる。
井上源三郎・・・新選組の六番隊組長。38歳。身長167cm。試衛館組の最年長で近藤の兄弟子にあたる。初めの頃は隊士の中で、作る料理が一番マシ、ということで炊事当番をさせられることが多かった。
斎藤一・・・新選組の三番隊組長。23歳。身長170cm。命令に従順で口数が少ない。剣の腕は沖田と並ぶほど強い。居合斬りの達人。
『監察方』
山崎烝・・・新選組の監察方。24歳。身長166cm。土方ラブで土方の言うことはなんでも聞く。とにかく土方を尊敬している。監察方のまとめ役が山南になったことで、土方からの直接的な命令が少なくなり、寂しがっている。監察方としては優秀で、人探しはものの数日で終わらせてしまう。
島田魁・・・新選組の監察方。39歳身長182cm。新選組の中で一番の巨漢。無類の甘党で、かなたによく餌付けしている。かなたが行っている茶屋は9割、島田のオススメ店。監察方だが、力仕事が多い。
『平隊士』
相馬主計・・・新選組の平隊士。23歳。真面目な天然。かなたが歴史を変えたことによって、史実より早く新選組に入隊する。
野村利三郎・・・新選組の平隊士。22歳。元気な天然。入隊時期と年齢が近いので、よく相馬と言い合いしている。
『伊東派』
伊東甲子太郎・・・新選組の参謀。32歳。身長170cm。自身の道場に出入りしていた、藤堂の紹介で新選組に入隊する。優しいお兄さんを装っているが、底知れぬ野望がある。
鈴木三樹三郎・・・新選組の九番隊組長。29歳。身長172cm。伊東の実弟。兄のことを尊敬しているが、頭の良い兄と自分を比べてしまい劣等感がある。
『その他』
君菊・・・京の北野にある花街、上七軒の芸妓。19歳。尊攘派に嫌悪感を抱いており、土方に協力して、花街の情報を提供している。かなたに女物の着物の着付けを指南している。最近、舞妓から芸妓へ衿替えをした。
『壬生浪士組』
芹沢鴨・・・初期の新選組の筆頭局長。水戸天狗党出身。酒好きで素行が悪く、数々の悪行から新選組によって、文久三年九月に妾のお梅と共に粛清された。
新見錦・・・初期の新選組の局長。当時は近藤と二人で局長を務めていた。芹沢派の一人で、芹沢と数々の悪行を重ねたのち、局中法度違反により、粛清された。
平山五郎・・・初期の新選組の副長助勤。芹沢派に連なりのちに芹沢と同日に粛清された。
平間重助・・・初期の新選組の副長助勤。芹沢、平山と同日に粛清の対象とされたが、逃亡し以降の消息は不明。
ここでは、満年齢で書いていますが物語は数え年で進めております( . .)"




