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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

神の骰子は万能ではない。

作者:嶺上 三元
最新エピソード掲載日:2023/04/13
「くるくる様に祈れば、怖くない」

 僕の住む三ツ門町には、そんな不思議な言い伝えが伝わっている。くるくる様とやらが何なのかも、あるいはそれ祈ることの何が怖くないのかも分からない。ただ、そう伝わっている。
 
 そんなくるくる様に向かって祈るが、一年に一度の夏祭りである「くるくる祭り」だ。
 
 高校生一年の夏。僕はそんなくるくる祭りの神輿を担ぐことになった。そんな僕の前に謎の黒づくめの男が現れた。

「悪いな、少年。くるくる祭りに参加するってんなら、殺すわ」

 確かに僕の家は普通じゃないが、こんなことをされる謂れは無いぞ?
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