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僕とヒロインのベタな青春ストーリー  作者: 風翔
第2章 九条明音との過去編
18/19

カップラーメンとパンフレット

投稿がとびとびて本当にすいません。

かぎかっこうだけで人の変化(誰が言っているのか)をうまく操れるようになりたい。

なぜか重くなった足を運んでいる間にとうとう生徒会室に着いてしまった。

僕は謎の覚悟を決めドアをノックする。


「1年2組の霧島竜です。入室してもよろしいでしょうか?」

「入室を許可します」


入室許可がでたので僕は生徒会室に入った。

すると生徒会室には生徒会のメンバーが勢ぞろいして待機していた。

あれ本当になにかやらかしたのかな……


「待ってました、霧島くん。改めて私は生徒会長の3年の水無瀬由莉です。そして右から副会長の3年の葉月彩(はずきあや)、生徒会執行部の2年の源匠(みなもとたくみ)

「よろしくお願いします。でもなんで僕に自己紹介する必要があるのですか?入学式で三人とも見かけたので知っていますよ。名前までは知りませんでしたけど」

「霧島くん、単刀直入に言います。君には生徒会にはいってもらいます。」

「「「…………」」」

「どいうことですか?水無瀬会長」

「由莉、なんでこの子が新しく生徒会にはいるの?」


なんで副会長と生徒会執行部の人が水無瀬さんに質問してるんだよ。普通質問するのは僕だろ……


「霧島くん、毎年この高校では1年生から生徒会メンバーを一人選ぶことになっていて、これは全学年に一人、生徒会メンバーがいることで公平を保つためでもあるのよ。そしてこの学校は生徒会長は選挙で選ばれ、後の役員は生徒会長が選ぶ権限があるの。生徒会は会長、副会長、生徒会執行部は2人、合計4人で構成されているの」

「それはわかってますよ、水無瀬会長。俺は霧島というやつが選ばれたことについて聞いているのです」

「私もそれは疑問だわ」


僕を置いて話は進んでいく。僕、ここにいる意味あるのかな。それにわかってますって水無瀬先輩は僕に説明しただけでは……


「それはね…………」


水無瀬先輩は大きく深呼吸をした。

まさか水無瀬先輩は……僕のことを……


「そんなの直感だけど」

「「「………」」」

「それならはやく言ってよ」

「俺はてっきり……」

「いいんかい」


僕は別に突っ込みが委員会とかけているわけではないよ。そんな冷たい目でみないで


「生徒会のメンバーも了承を得たことだし、よろしくね。霧島くん」

「はい、よろしくお願いします」


少し迷ったが水無瀬先輩の笑顔に負けてしまった。こんな感じで生徒会役員を決めていいのかな。実際、生徒会室に入室してからたった2分で僕は生徒会に入ることが決定した。カップラーメンよりも僕はちょろかった……






僕が生徒会に入ることが決まり水無瀬先輩は職員室に生徒会バッチを取ってくると言い生徒会を去った。ただいま生徒会室にいるのは会長の水無瀬先輩を除いた三人なので気まずい。

それは多分僕だけなのかな


「本当に不思議よね。なんでこの霧島って子を選んだのかな」

「やっぱり葉月先輩もそうおもいますか。俺も未だに信じられません。こいつが生徒会メンバーだなんて」


こいつで悪かったな……てか二人とも本人の前でひどくないかな。

でも無理もないか二人とも僕が知ったタイミングと同じに知ったみたいだし。


「まぁ決まったことはしかたないね」

「そうですね」


どうしたらいいかわからずとりあえず色々聞くことにした。


「あのー、生徒会って何をするのですか?あと僕はなんの役職につくのでしょうか?」

「そんなのパンフレット見ればわかるだろ。それに役職なんざ残っているやつに決まっているだろう」

「ちょっと匠くん、冷たくしすぎだよ、彼もいきなりで焦っているんだしさ」


葉月先輩、フォローをありがとうございます。


「そんなの俺も同じですよ」

「ちょっと匠くん、もっと優しく優しく」


果たして源先輩とはうまくやっていけるだろうか。


「なんのためにバッチをつけるのですか?」

「生徒会の役員だとわかりやすくするためだろ。本当に入学式する時パンフレットみてないのか?」

「………」


僕はわざわざつける意味を聞きたかっただけなのに……さすがに僕でもそれぐらいわかるよ。


「ほら霧島くん黙っちゃったじゃない。匠くんいつもそんなにトゲトゲしてないじゃない」

「俺は関係ないですよ。黙るくらい誰でもするじゃないですか」


質問してすいませんでした……







「ただいま〜」


水無瀬先輩が帰ってきた。


「霧島くん、これがあなたの生徒会バッチよ」

「わーーー」


葉月先輩その返しは雑ではないでしょうか。

僕はなんて返せばいいのでしょう。

源先輩は無視をしているようです。

一様僕は葉月先輩の案にのり、わーーと言っておくことにしました。

水無瀬先輩は僕の前に来て制服にバッチをつけてくれました。


「水無瀬先輩つけていただきありがとうございます」

「いいよ。そのくらい礼言わなくても。それと昼休みにまた生徒会室に来てね」


僕は一限目が始まる5分前だったことを時計を見て思い教室に帰ろうとして生徒会室を出ようとすると水無瀬先輩に声をかけられた。


「最後にバッチはなくしたらだめだよ。そのバッチはとてもすごいからね」

「どういうことですか?」

「内緒」

「では失礼しました」


匠先輩のパンフレットを見ろが頭によぎり再び質問することをやめた。

そうだ!みんなでパンフレット見よ!


作品を読んでいただきありがとうございます。

生徒会室がどのようになっているのかなどはそれどころではないということから省きました。

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