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詩生活  作者: 橋本洋一
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ポッキーの日

木枯らしが吹く秋晴れの空

君と二人で歩く並木道

寒いからとつないだ手は

ほんのり暖かかった


落ち葉を踏みしめる

なんだか切なくて

それでいて幸せだった

涙が出る


買い物袋に入ってるお菓子

君の好物で一杯なんだ

今日は特別な日

十一月十一日


なんで泣いているの

不意に訊ねる君

あくびをしたからさ

誤魔化して笑う僕


この日のことは覚えてる

忘れたくても残っている

この日は特別な日

十一月十一日


何度目の秋を迎えたのかな

相変わらず寂しい道

もう買い物袋は持たないよ

君はもういないから

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