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詩生活  作者: 橋本洋一
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追憶

静かに沈んで逝く

言の葉も亡くして

さっきまで生きていたのに

圧倒的なまでに狂死する


悪意に血塗られて

戦慄する思考

さっきまで信じていたのに

悲しいほどに因果は流転する


思い出せない思い出せない

苦しむほど貴女は遠くへ

証が無くなる無常

久遠の彼方へ向かおう


微かに心が逝く

顔を亡くしてしまう

さっきまで息があったのに

徹底的なまでに客死する


殺意が占められる今現在

洗練された至高

さっきまで芽生えていたのに

あっさりと摘み取られる

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