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働けども足らないと言われる
夢を追い続けて
今を走り続けて
手に入れたのは何もない
虚しさだけが残るのさ
まるで雨の音のようだね
静かに降り続ける景色を
僕たちは窓辺で見ていたんだ
切なさが心を支配するんだ
尽くしたつもりでも
まだ足らないと追い立てられる
捧げたつもりだったけど
まだできるだろうとせっつかれる
ねえどのくらい頑張ればいいの?
かき消される悲鳴は
ねえどのくらい働けばいいの?
僕の心の虚しさを表す
壊れそうだよ
助けはどこにもない
崩れそうだよ
抜け出したいんだ因果から




