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気づけば一人きり
今を生きることに懸命で
他人をよく見ていなかった
気づけば一人きり誰もいない
悲しんでいても誰もいない
本当はこんなんじゃないんだ
幸せに生きたいただそれだけ
なのにいつの間にか離れていく
独りよがりだったのかな
まるで荒野にぽつんといる
そんな心境は淋しいものだ
涙を流せど大地は潤わない
悲しみなんかで繁るものか
まるで冷たい海の底
魚の一匹さえいないんだ
光のない暗い道を一人
呼吸もできずに溺れてる
今を生きることに腐心して
他人をあまり知らなかった
気づけば一人で歩いている
平坦な道をただ歩いている




