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詩生活  作者: 橋本洋一
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私はきっと撃つだろう

私はきっと撃つだろう

恐怖で震えている少年を

私はきっと撃つだろう

涙を流して赦しを乞う少年を


もしもこの少年を逃がせば

敵に私たちの居場所を

知らされてしまうだろう

だから撃たねばならぬ


どうしてぼくを殺すの?

無垢な瞳が私を責める

どうしてぼくを撃つの?

純粋な瞳が私を苛んだ


私は私の仲間を守る

そのために少年を撃つ

私は私の祖国を守る

そのために少年を撃つ


私はきっと撃つだろう

罪深いと自覚しながら

私はきっと撃つだろう

罪もない少年をきっと……

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