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詩生活  作者: 橋本洋一
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いつかは優しさを取り戻す

人の温もりが恋しくて

山から下りてきたけれど

いつの間にかよそよそしくなって

これじゃあ一人のほうが暖かい


これは罰かもしれない

人との関わりをないがしろにした

神様が居るとしたら

ずいぶん意地悪なんだなあ


都会でぽつんと一人で居る

なんて淋しいんだ!

寒さと淋しさが入り交じって

心が掻き乱されるよ


営業スマイルの店員

誰にも見られない掃除人

無視されるちらし配り

虚しいのは胸一杯


それでもまたここに来るよ

人々の雪解けを確かめに

いつかは優しさを取り戻す

そう信じて山に帰る

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