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詩生活  作者: 橋本洋一
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僕はあなたが思うほど立派な人じゃないんです

あなたが好きですって

突然言われても困ります

僕はあなたが思うほど

立派な人じゃないから


自分のことか嫌になるくらい

とても嫌いなんです

あなたに愛される資格も

条件も当てはまらない


人に愛されるほどに

自分を愛していないんです

悲しいくらいに駄目なんです

憎いほど憎たらしいんです


こんな僕でも愛してくれますか?

こんな僕でも嫌わずにいてくれますか?

怖くてたまらないんです

愛されないのが怖いんです


あなたの無垢な心がツラくて

あなたの瞳に映る僕は醜い

あなたと一緒に居たいけど

情けない僕には無理なんです

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