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シャルル=ダ・フールの王国  作者: 渡来亜輝彦
赤い剣の月の夜

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55/209

◆登場人物紹介◆(赤い剣の月の夜)

※魔剣呪状までの多少のネタバレを含みます。

 また、シリーズにおける前夜の話である「シャルル=ダ・フールの暗殺」の重要なネタバレを含みますので未読の方はご注意ください。

◇シャー=ルギィズ

・三白眼に癖毛長髪の長身痩躯の住所不定無職。本作の主人公。基本的に酒には強い。

・争いのキライな喧嘩の弱いお調子者を気取っていた筈が、近頃どうもリーフィの前では本性が出すぎて、性格悪いと思われてないか心配。意外と皮肉屋で毒舌家な一面もあるし、好戦的でアブナイ一面も持っている自覚はある。

・剣士としては、スピード重視型。愛刀は、師匠ザドゥから譲られた極東からもたらされたとされるイトキリと呼ばれる剣。シャーは読めないが、実は糸切丸という銘がある。イトキリ⇒糸切り⇒意図切り……、どうしようもない時は力で解決せよという教えを含んでいるらしい。


◆リーフィ

・酒場で働いている無表情な看板娘兼踊り子。落ち着いた性格をしているので、同業の女子たちからの信頼が厚い。でもちょっと天然ボケ。

・シャーとはいつの間にか探偵と助手的な立場になってしまい、いつの間にやらヒロインポジションに鎮座する。シャーがいると、何かしら事件が起こったりするので、刺激があってちょっと楽しいとか不謹慎なことを思ってしまうお年頃。

・変なところに度胸が据わっており、大概の人間が怖がるジャッキールが、血だらけで倒れてても平気で対応したせいで彼にも懐かれる……、もとい一目置かれることになる。


◇ゼダ(ウェイアード=カドゥサ)

・通称ネズミ。悪徳商人カドゥサ家の御曹司。狡猾で腹黒い二重人格でありかつ気障で気遣いのできるモテる伊達男。しかし、小柄で童顔であり、実際にちょっと小動物っぽい外見をしている為、素直にしていると可愛いのでその辺が罪作り。

・鎌剣という特殊な形状の剣の使い手で左利き。相手に錯覚を起こさせるトリッキーな戦法を得意とする。シャーには相性がいいものの、正統派な天才剣士ジャッキールには通用しなかったことがちょっと気にかかっている。


◇ジャッキール

・流れの傭兵。経歴年齢不詳。戦闘中に極度の興奮状態に陥ってしまう悪癖を持ち、見境がつかなくなることがある戦闘狂で狂犬と称されることも。

・高飛車な武官風の喋り方をする顔がいいだけのいけ好かない奴だと思われていたが、意外にも女子供が苦手で何かと不器用、普段はちょっと鈍臭いところがあるのがバレてしまい、主にシャーからからかわれている。

・今はこの間の怪我の療養を理由に何故か王都に住みついているらしいが、何を思ったのかシャーやゼダに対して妙に兄貴風を吹かす一面も。

・魔剣フェブリスと呼ばれる両手持ちの両刃剣を愛用。冷静な時の彼は非常に基本に忠実な剣術を見せる技巧派剣士である。


◇ザフ(ザッフール)

・ゼダの付き人。実はゼダとシャーが遊んでいるのをあまり快く思っていない。


◆シーリーン

・妓楼にいる妓女。病気で行き場所を失くしていたところを、ゼダが義侠心を出して拾い上げて養生させている。ゼダに惚れこんでいる心優しい大人しい娘。


◇カッチェラ

・シャーの舎弟その一。情報通で皮肉屋。


◇アティク

・シャーの舎弟その二。優しく思いやりがあり、シャーにも割と優しい。


  *




◇ザドゥ

・シャーのお師匠様とされる人物。シャーに剣術を教え、糸切丸を渡している。ザファルバーンの人間ではなかったらしい。

・シャー曰く、鬼のように強いがイカレたジジイ。シャーがそういうぐらいなので、そういう危険人物であったのだろう。


◇シャルル=ダ・フール=エレ・カーネス

・カーネス朝ザファルバーン国王。二代目。先王セジェシスが戦場で失踪したことから始まった内乱を制して王位に就く。

・実はその正体は、かつて青兜アズラーッド・カルバーンと呼ばれていた将軍であるシャー=ルギィズ自身。前王セジェシスの庶子であり長子。しかし、様々な理由から、主に義兄レビ=ダミアスが身代わりを務めている。

・少年期にすでにリオルダーナ東征に出向いていた彼だが、何度か暗殺の危機に遭遇しており、自らの身を守る為に師であるザドゥが使わされた。



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