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これは物語ではない  作者: 山川 夜高
act.5 141016の夜から朝へ
55/76

親愛なるKに捧げる

From:TAKAHASHI To-ko

Title:



お元気ですか。


お久しぶりです。帰国を知らせるために、まずあなたにメールしようと思っていました。


あなたはきっと忙しくしているから、電話をしても出られないかもしれないと思ったので

もしもこれを読んでいただけたのであれば、どうかお電話をください。



大変な思いをさせてしまったことをずっと悔やんでいました。


あなたを切り捨てるような真似をしたことが本当に申し訳ありません。



よい結論を下すには、私たちはきっと幼すぎたのだと思います。


いまから、最善の策を見つけられるか、それは分かりません。


何もかも水に流してほしいという都合のいいことは言えません。


でも、大人になった今なら(本当に大人になれたのか、確かではありませんが)

すべてを踏まえたうえでまたやり直せるのではないかと、

ずっと考えていました。


もしもあなたに許してもらえるのであれば、またゼロから

私達の交友をやり直したいと願っています。



彼も彼で困難です。


私にも彼のことはきっとわからないままだと思います。


でも彼もあなたも優しいから、あなたが優しいということを私は知ってるし信じてます、あなたが受け入れてくれるのなら心を開いてくれるはずです。



私は許されなくてもかまいません。

でも彼のことは








どうか


























私は彼もあなたも















[下書きを破棄しますか?]







[下書きを破棄しました]

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